魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

ドライなリースリング

2008年04月05日 | ワイン ~2019年
本日の試飲は

おサルさんが謎のおさかなに乗った愛らしいラベルが
とても印象的です。

2006 ダッシュ ドライ・リースリング
   (USA、白、リースリング種、3000円程度)

このダッシュはジンファンデルが有名ですが、この白は珍しいかも。

桃や柑橘、ユリや白い石や花崗質の香りがします。

飲むと極めて少しだけ微発泡っぽいですが、まあこれは時間が
解消してくれるでしょう。

味わいは予想に反して案外濃厚。
とろみときれいな酸、そしてドライなアフターです。
やや温度が高めの方がツヤも出て美味しいと思います。

ブラインドで出されたら、アルザスと答えてしまっても決しておかしくは
ないでしょう。それくらいドライでミネラリーです。
ニューワールドによくある甘さが強かったり、アルコール感があったり、
ケバいイメージはありません。そういった意味では大変良く出来た
ニューワールドとは思えないワインと言えるでしょう。

アルザスの同程度レベルのワインだと、この価格ではどうかな~?
こちらの方が幾分良いでしょうね。でもUSAのリースリング、見直しました。

うちでも少しづつですが、ぼちぼちラインナップに加えて売っていこうか
と思います。
ただ、入荷予定はもう少し先となります。



コメント
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