魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

アンポンタン???

2008年04月13日 | ワイン ~2019年
本日のワインは、

2007 ル・マゼル “セ・アンポルタン”
  (仏、赤、ポルトン種、2千円台前半)

自然派のテイスティングです。このル・マゼルは3月10日
上のクラスにあたるカベルネを飲んでいます。(クリック参照)

「C'est Im-portant」セ・アンポルタン(英語のインポータントですね)
と書いてありますので、
私は「アンポンタン!」と呼ぶことにします。
(ポルトン種と掛けてある?)


やはり香りはくさい系?野性的でインキーで酵母的。若いのでイチゴや
濃いベリーもあります。

飲むと最初はタンニンも感じましたが、開いてくるととってもジューシー。
インキー(インクのよう)で生き生きした果実味、自然派ならではの
柔らかで、ふくよかさ、優しさが味わえます。

私はとても好きです。
ただ、あまりにスムースに入っていくので、ビックリしています。
06年がとても素晴らしく、気に入っていたのですが、入ってきたのが
すでに07年という恐ろしい速さ。

不作年ゆえに、タンニンも細かく、柔らかく飲みにくくはありません。
逆に逆手に取った美味しさかもしれません。

SO2(二酸化イオウ)無添加ですので、熟成は期待せず、即戦力として
ラインナップする予定です。ヴィヴィッドで嬉しくなるビオロジック、
無添加のワインです。

アンポンタン!と文句を言うどころか「メンタンピン  +ドラドラ~!」
なんて叫びたい気分にもなりました。

空けてしまったら、すかさずもう1本開けたい気分です。
気持ち良いワインですよ~。 ぜひどうぞ!


コメント (2)
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