魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

二日酔いを目指して・・・ワイン会

2008年04月09日 | ワイン ~2019年
ワイン仲間のtantanさんが主催するワイン会がありました。
やはりみんなで味わうと美味しいですし、何たって楽しい!

微妙に怪しい年(古かったり不作年だったり)もあるのですが、
しっかりと大丈夫でした。


1 2003 ブルゴーニュ アリゴテ(アルノー・アント)
 トロピカルフルーツやパイン、03年なので酸は穏やかです。
やや厚みが感じられミネラリーです。アント良いよねー。

2 2003 ブルゴーニュ アリゴテ(クロード・マレシャル)
 レモン、メロン青い柑橘など。ちょっと開いた感じの造りです。
しかし、だれることはなく青い芯を感じます。

3 1996 ブルゴーニュ シャルドネ“レ・クルー・ペロン”
    (ブルッシア・ルシュネ)
 アルノー・アントの奥さん所有の畑のものだそうです。
熟して厚みはありそうですが、案外あっさり。マロン、パイン、焼き菓子
時間が経つと旨みも乗ってきました。

4 NV デヴィッド・レクラパール“ラポートル”(シャンパーニュ)
 艶やかです。泡が繊細で優しいがちょっと頼りなくもあります。
へーゼルナッツの風味で軽やかに踊ります。


そして赤へ。





5 1976 サントネー 1er クロ・ド・グラヴリエール(アドリアン・ベラン)
 まだ若さがあります。黒土、肉、キノコの風味。甘みもあります。
タンニンもしっかり残っていて黒っぽい旨みが漂います。

6 1999 Ch.ボー・ソレイユ(ボルドー、ポムロル地区)
 シガー、コケ、キノコ、黒土、黒糖の旨み・・・これはいけます!
威圧させない優しさと飲み頃感。

7 2002 コート・ロティー(ミシェル・ステファン)
還元香。ピュアで柔らかい。年も年だけに微妙にエキス不足。しかし、価格を
考えるとまずまずでしょうか。細かいタンニンと優しく伸びやかなフルーツは
印象的でした。

8 1992 シャンボール・ミュジニー 1er(ジャン・ジャック・コンフュロン)
妖しい・・・? 妖艶なブル。なめし革や土、スーボワ。平均台を渡るような
92年の謎。パワーはないんですけどね。この年はとても面白いのです。
ピノ好きにはやはり魅力的です。


ペースが速かったので、翌日二日酔い者が出たようです。
えっ、私のことって?

ばれましたか。お昼くらいまで残っていました。イカンデス。


コメント (5)
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