魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

もんじゃと言えばどんなもんじゃ?

2008年04月04日 | ワイン ~2019年
ワインバカがそばのテーブルに座って「モンジャ」と発したら
「もんじゃ焼き」のことではありません。勘違いしないでくださいね。


さて、今宵のワイン、

2006 ブルゴーニュ ピノ(モンジャール・ミュヌレ)
   (仏、ブルゴーニュ、赤、3000円弱)

ブルバカはこの造り手のことを「モンジャ」と略します。
「ミュヌレ」とは言いません。他にも「ジョルジュ・ミュヌレ」
とかいるので、混同するからのです。

モンジャといえば「エシェゾーV.V」、「グラン・ジェシェゾー」
それと「リシュブール」が飲んでみたいところですが、いかんせん
予算の関係でそう簡単には・・・。


さて、このワインですが、
開けたては還元香も残り、微かに発砲も感じますが、時間とともに
落ち着きは出てきます。

が、やはり06年!若いですよ、若い!

エッジも赤紫色のピチピチと新鮮な色合い。
香りは若々しいベリーの中にハッカやシナモン、旨味成分のダシのような
ニュアンスがします。

飲むとやはり最初だけ微発泡。
しかし、ダシの旨味がドドーンと出ます。ある程度の深みもあり、
若くてきれいな酸と相まって、このクラスとしては美味しいと思います。
フィニッシュも旨味がたなびいてきます。

先日飲んだ「ポール・ペルノ」とはえらい違いです。
300円程度高いですが、こちらを圧倒的に支持します。
開けてわざと3日目くらいに飲んでもいけるような気がします。

89年以降、薄くなったモンジャのワイン、近年復活している?とも
言われていますが、私はまだまだ、もうちょっと足りない気が
しておりました。
しかし、05、06年にもなると全く問題ないようです。
これからが楽しみになって来ましたよー。

ただし、このワインは高いので取り扱いはしません。
2千円台ちょっと程度までならOKしたことでしょう。


コメント
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