魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

しのばれる残留物・・・そしてさよなら

2008年05月21日 | ちょっと怪しい
廃墟において「残留物」は当時を偲ぶことのできる貴重なアイテムです。
この牛乳ビンだって生活感があります。


美崎アパートにて発見したいくつかの新聞をご覧ください。



「日の丸ぞくぞく・・・」なんて書いてありますので、きっとオリンピック
か何かの年でしょう。


さらに、



エアーサロンパスです。「ダサすぎ。ヤッホー!」ですな。



私のツボにハマったのはこれ。




「赤木圭一郎死す」
「トニー」だっけ? ジェ-ムス・ディーンを彷彿とさせる事故死で
赤木圭一郎が伝説となった頃の・・・オイオイ、いつの話だよ、ホントに!
私自身がよく知りません。





別の部屋にあった新聞によると、昭和41年(1966年)、ジェミニとか
書いてあります。


イヤイヤすごいです。
まるでタイムカプセルじゃありませんか!

そういえば、少し前にここへ来た時に、あるご夫婦が訪れていました。
ちょっと話をしたら、かつてここにお住いだったとのこと。

きっとその頃から、ずっと、ずっと・・・時が止まったまま、ひっそりと
在るがままだったのでしょう。

それも間もなく終焉を迎えるでしょう。

「さようなら」

大好きだった美崎アパートのある風景。


最後に有終の美を。
この風景こそが崎戸のアイデンティティーなのです。(クリックしてみて)



コメント
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