魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

明日は告別の日か?

2008年05月18日 | ワイン ~2020年
スポーツ新聞のタイトルのように大袈裟ですがですが、
取り壊しが始まった崎戸町の美崎アパートへお別れを告げに
出かけたい・・・。


などと思いながら、本日の試飲です。

2006 ヴァルポリチェッラ クラシコ (アレグリーニ)
   (伊、赤、2千円前後)

明るくクリアな色合い。香りはイチゴや明るい赤系ベリーや赤土など。
どこか微かに漢方薬や東洋系の要素を感じつつも、表立っては出てきません。

味わいは軽やかで押しつけがましくないフルーツ。複雑味や重みは
ありませんが、きれいで伸びやかではあります。

美味しく頂けますが、価格のわりには軽いし、満足度は低いと思います。
この上のクラスにアマローネやリパッソしたワインもあるようなので、
次の仕入れの時にでも、また仕入れて飲んでみましょう。

告別の「さよなら」はこんな軽やかであってはならないのです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする