魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

ささやかに明るい方向へ

2008年05月22日 | ワイン ~2020年
どうも最近、身の回りには暗い話題が多い。多すぎる。

何とか明るい方向へ向きたいところですが、そう思わせてくれる
デイリーワインを飲んでいるところです。


2005 Ch. ムーラン・ラ・モンディエール
   (仏、ラングドック地方、コルビエール地区、赤、千円台前半)

しっかりと色調のついた赤紫色。
明るい花とベリーの香り、焼き菓子、キューピー人形、赤い花の蜜、フローラル。

味わいも実に明るく、可憐で旨味が乗っています。
赤い花の蜜が中心にあり、周りを美しいお花畑(花びら)が取り囲みます。
タンニンはやや強いかもしれませんが、細かく、今飲んでも邪魔に感じ
ません。

これはひとえに濃厚な果実味と華やかさ、充実したエキス分のバランスの
なせる技でしょう。素直に明るく美味しい、私が試飲会で選んだデイリーです。


まあ、いろいろありますよねえ。
詳しくは書けませんが、落ち込んだり、疲れたりすることも多い日常。

そんな気持ちを励ましてくれるものもささやかにあります。
このワインもそのひとつでしょう。

明日は美味しいラーメンでも食べに行って、さらに元気をつけたいと
思っています。

久しぶりにTelをした、学生時代の親友が「Ch.ラトゥール」を
一緒に飲もうと言ってくれた。(でもいつ飲めるかな?)

些細なひとことだけど、ちっぽけな私は元気が出るもんだよね。
単純だけど、素直に嬉しい。
「幸せは案外ささやかで、ちっぽけなものの積み重ね?」
かもしれない、と感じた。

ありがとう。

コメント
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