魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

お別れの訪問

2008年05月20日 | ちょっと怪しい
崎戸町にある「美崎アパート」が、いよいよ解体ということで
最後のお別れをしにやって来ました。
もちろんカブ号で2時間かけてエッチラ、オッチラ・・・?


上の道路から眺めてみると・・・・・?!

おや、もうすでに誰か屋上にいます。
マニアは逃さずこの機会にやって来るようです。
大村や福岡からも来訪者あり。


さて、近づいてみますと・・・!!!



草は刈られ、重機は入り、4棟あるうちの手前の2棟の部屋の中は、
ガラガラに壊され、もうすでに趣も味わいもありません。


かくなる上は、残りの2棟の探索をすべきでしょう。

というわけで、まいります!




この扉が残っているのもひと部屋だけ。
階段を上り下り、上り下り、上り下り・・・・・・



こんなんどうです? アイロンかも?






結構いい感じのベランダ。手すりはすでに外されている。






外に出ると、こんなです。



ダストシュートのあるベランダ。
植物は誰も手入れしなくても、たくましく生きています。


ところで、現場で私がいつも楽しんで読んでるブログの方と遭遇しました。
マニアって面白いですね~。(私はマニアとは違う!と思いたい)

あと、「廃墟でコスプレをして写真を撮る」という、さらにマニアックな
世界があって、そんなコスプレグループも来訪していたんです。
廃墟だけでもマニアックなのにさらにコスプレを掛け合わせるという
恐ろしい技です。マニアの階乗状態です。




別に見てる分には楽しいだけでいいのですが、普通の人が見たら、
ちょっと“いっちゃって”ますよね~。ショウゲキ!


残留物の面白い新聞などがありましたので、それは明日ご紹介
しましょう。

本日はデイリーの「コノスルCS」を飲みながら、思いだし、別れを
惜しんでおります。
工事が進み、次の休みの日の頃には趣のある部分は、すべて
無くなっていることでしょう。

資本主義社会では、「必要」か「不必要」かで判断され、後者は消えて
いきますが、「廃墟の魅力」はそうしたことを超えて存在するのです。
偉そうですが、人の心や思い出もきっとそうしたものでしょう。

コメント (2)
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