魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

微妙なポジションのワイン

2008年05月10日 | ワイン ~2019年
本日の試飲です。

2006 ビサンツィオ モンテプルチアーノ・ダブルッツオ(チトラ社)
  (伊、アブルッツオ州、モンテプルチアーノ種、赤、千円と少し)

先日モンテプルチアーノの名作は飲みましたが、今回はお安いモンテプルチ
アーノのワインを開拓しようという趣旨です。

色はちょっとだけ黒系を感じる赤紫。
香りはドライフルーツ、土、キノコ、スパイシーさも感じます。

味わいは落ち着きとやはり黒系、果実味は若いながらもタンニンも案外
強めで派手さはありません。なぜか西海市にある「ウッディライフ」の
カレーを食べたくなりました。どこか共通の風味を潜在的に感じたのかも?
合いそうな予感はします。(長崎ネタですみません)

ただ、うちのカラーではありませんので微妙なところです。
家内は合格?みたいですが、私にすると、ワイン単独で飲むには華や旨味、
甘みにちょっと欠け、タンニンがやや多め。

そんな話が始まると家内も、この価格帯を求める方は「飲みやすいのを」と
仰ることが多いので、その割にはクセがあるし、濃いのを求めるお客様には
物足りないだろうし・・・・・。なんて二人の会話。

イタリアワインってそんなの結構ありますよね。
ただ、これを飲むと妙に食べ物が欲しくなるので、居酒屋、ビストロ、
トラットリアなどそんなお店向きかもしれないです。

取り扱っても、あまり積極的にはお奨めもせず、いつもと違うのが
飲みたい、というお客様へ奨めてみる・・・的なポジションとなるでしょう。

まあ、何と微妙なポジションのワインでしょうね。ツカウベキカァ?




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とりあえずの報告

2008年05月10日 | ちょっと怪しい
先日、「前田家」「上田家」の記事を書きましたが、

「後田家」が見つかりましたのでご報告を。

横から見ますと、



こーんな感じです。


だから何なのだ?と言われましても、答えようはありません。
4月14日(クリック)に「上田家」と「前田家」を書きましたので、その続編です。

あとは「横田家」を探すのみとなりました。ドウデモイイノデスガ
「横田家」の発見は難しそうですね。

そんなことより「美味しいワインを探せ!」とな。

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