魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

手に汗握る息苦しい緊張感!

2008年05月06日 | ワイン ~2020年
本日はお昼ご飯のあと、何気なく新聞のテレビ覧を見ていたら・・・
「あ!」と思わず目を引いたのが「徹子の部屋」です。
ゲストが小島よしお。

今まで数々の芸人の個性とギャグを殺してきた恐るべき番組!
黒柳徹子のマイペースな空気で、芸やトークの「オチ」をこともなげに
かわしたり、「すべりまくり」にさせる?おぞましさ。
真面目なのか不真面目なのか?すらよく分からないのです。

小島は勇敢に戦いました。しかし相手が強敵でした。

洋服を着て登場、途中から「脱げ」と言われ脱ぎ、見苦しいからと
バスローブを手渡され、着る羽目になりました。
応援しているわけでも、それこそ関係があるわけもないんだけれど、
手に汗握りながら、息苦しく正視するのも大変な緊張感でした。


でも最高に面白かった!最近の芸人の出る番組では最も凄かったです。
(実は「アメトーク」という深夜番組で「徹子の部屋の傾向と対策」という
伏線もあったのです。youtubeで見ることが出来ます)

小島は伝説を作ったかも知れないくらいの活躍でした。
黒柳徹子の頭を触るし、ヒザをパシパシッと叩くし(ギャグの演技指導中に)
「徹男の部屋」とか言ってボケて「下手こいた~」とやったり、そりゃ見事
なものです。若手芸人としては奇跡のパフォーマンスでした。

しかし、勝負は非常です。試合に負けて勝負にも負けました。


さて、最高に笑った日の夜に、

2004 アルマグロ クリアンサ
   (スペイン、テンプラニーリョ種、赤、千円以内)

安旨を目指しての試飲です。
前は「リセルヴァ」のクラスを取り扱っておりましたが、本日は
下のクラス「クリアンサ」を試してみました。

色は若いので明るく、赤みがあって普通です。
香りはちょっと甘めの焼き菓子、弾むイチゴや赤系ベリー。

味ですが、第一印象の開けたては正直、よくありません。
どこか不自然なフルーツに甘さが浮ついたイメージです。

ちょっと開くのを待ってやると、落ち着いてはきます。
が、やはりちょっと浮ついていますね。微かな苦みを含みます。

安くてB級指向でもいいのならアリですが、ちょっとわびしい・・・。
もちろん十分に飲めます。でもお奨めはしないでしょう。

うーーーん。飲んでいて喜びが湧いてこないです。

厳しいですね。徹子の部屋のゲストの芸人さんの如く、惨憺たる内容でしょうか。
まだまだ修行が足りませんねー。
もしや私こそが「安ワイン殺し?」なのかもしれません。コワーーー!


コメント
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