魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

滅入るどころか・・・

2009年04月16日 | ワイン ~2020年
本日は良いことがありましたので祝杯です。

ずっと憧れ続けたあの島へ・・・とうとう第一歩を踏み入れることが
できました。詳細は明日か明後日以降にアップしますね。

なにせ大量の写真からどれを使うか?決めるのもえらく大変な作業
だからです。


実のところ、仕事をさぼってまで行ってしまったのです。
でも後悔はしていませんよ。



というわけで、祝杯は・・・


2000 Ch.Meyre(シャトー・メイル)
 (ボルドー・オー・メドック地区、ブルジョワ級、赤、千円台後半)


エンピツの芯、井戸のコケ、杉、ブラックベリーなどボルドーらしい
香りが漂います。

味わいは、媚びずに、深みがあり、大当たり年が熟成した柔らかさと
媚びない華やぎや柔らかさ、スパイシーさが漂い、広がっていきます。

優しく入っていきますが、コクと深みがあり、タンニンもしっかりと
骨格を造り、さすがのボルドーらしいポテンシャルが出ています。

ボルドーファンにはたまらないコストパフォーマンスでしょう。

偉大な出来の2000年も、お手軽ワインなら飲み頃となってきましたよ。

名前は滅入る(メイル)ですが、それどころか嬉しくなります。



やはりね、思うとです。


人間は好奇心で出来ているんだと。

「何があるんだろう?」「この先どうなっているんだろう?」
なんて想像し、のぞき込む時が人生で一番充実している瞬間じゃ
ないかなあ・・・と。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする