魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

クロード・デュガ ジュヴシャン垂直

2009年04月22日 | ワイン ~2019年
飲めば飲むもの。

つおい人たちが集まれば・・・8人で12本です。

皆さんどうやって帰ったか記憶が曖昧らしいけど、
私はその後しっかり後片付け、そしてブログも書いていた???


という・・・・・私の記憶が・・・曖昧です。


さて、

1 2001 ブルゴーニュ パストゥグラン(ポンソ)

私がどうしても飲んでみたかったワイン。
ヴォルパトという伝説の鬼才の造るパストゥグランの畑を受け
継いだポンソのワインですが、やはりポンソはタイプが違うので
しょうか? それともヴィンテージのせい?

チェリー、フランボワーズ、落ち着いていてしんみりとする。
ヴォルパトを彷彿とはさせなかった。



2 2001 ジュヴレ・シャンベルタン(クロード・デュガ)

まだ硬さがある。ほぐれていない。そんなに濃くはない。
ココアや紅茶の風味を感じる。



3 2000 ジュヴレ・シャンベルタン(クロード・デュガ)

優しく、素直に旨味が強くなってきた。これもそんなに濃くない。



4 1999 ジュヴレ・シャンベルタン(クロード・デュガ)

これは濃い! 厚みのある旨み、エキス分。さすが99年。
ラインが太くて充実している。





そして・・・


5 1998 ジュヴレ・シャンベルタン 1er(クロード・デュガ)

これだけプルミエクリュです。やはり芯が強く上のクラスらしさ。
濃さ、旨さ、太さがあります。



6 1997 ジュヴレ・シャンベルタン(クロード・デュガ)

熟成感があり、優しさ、旨味、そして何といっても素直さ。
素直に美味しい。結構良かった。


7 1996 ジュヴレ・シャンベルタン(クロード・デュガ)

クリアで酸がしっかりしている。良くも悪くもこの酸は輪郭を
保ち続けるだろう。しかし、これだけ飲むときっと酸の出過ぎが
気になるかもしれないし、その他の要素がバランス的に足りて
いない。ただし、10年、20年と経てば稀有の若さを持ちつつ
熟成古酒になるのだろうか???



8 1989 ジュヴレ・シャンベルタン(クロード・デュガ)

このボトルはかなりのレアです。
うすい。熟成していてしなやか。そしてとてもきれい。
ブラインドだと絶対にクロード・デュガの名前は出ない。


正直、若い2001、2000、1999以外はいわゆる「デュガっぽさ」は
感じず、通常のドメーヌと差があるのかどうかわからなかった。
結局、若いうちしか造り手のキャラクターは出ないのかもしれない。

しかしC・デュガはやはり優等生。ストレートに旨さがある。



さらにその後・・・こんなの。




2005 イシラバ ヴィクトリア シャルドネ(USA)

オー・ボン・クリマの白。しっかりとシリアスにミネラルの硬さ
を持ち、だれることなく張りのあるフルーツ、レモンやパッショ
ンフルーツ、白い石や白い花もうかがえる。バタリーさもあった。



2006 HOBO ジンファンデル(USA)

かなり酸の強いZin。ピノばかりのラインナップで突出しな
かったのは酸のせい。



NV グリュエ ブリュット(USA)

クリュッグを意識したブラン・ド・ノワールという意見も出たけれ
ど、好感のもてる泡でした。私は好きです。



1999 イーストン CS(USA)

ブルはどこへ行った・・・??? 実はみんな大統領状態で
USAワインをガバガバと飲んでいたようだ。
10年経ってもへたりは全くなく、きれいな果実味。
スタイリッシュでやや濃いめ。



おいおい、月曜日にこんなことでいいのですか?

明日からの一週間、何飲みますかー?


コメント (2)
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