魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

尾を引く要素

2010年04月29日 | ワイン ~2019年
数日前に書きましたワイン、ペトリエラ ロッソ。


わざと残しながらゆっくり味わってみたのですが・・・、

こいつは日を追うごとに美味しくなってきました。


ビオデナミまではいかない、リュットリゾネ程度の自然派特有の
果実味を感じます。あえて表記はないもののビオへの転換中なの
かもしれません。

結構尾を引いて美味しいのでちょっとした驚きです。

最後のひと口もなくなってしまい、ちょっと寂しい状態です。





さてと、やはりワインは美味しいな、ということで、
本日の試飲はこれ。



2008 マコン・ソリュトレ(ミシェル・シュヴォー)
   (仏、ブルゴーニュ、シャルドネ種、白、2千円台)


香りはトロピカルフルーツ、ライム、タタミ、青草、ハーブ、
セルロイド、白花の蜜など。


味わいは若いのに丸っこく、とろみと蜜感を感じます。
価格の割に、濃く、充実しています。美味い。
ドライだけど甘み、きれいな酸、丸みなど持ち合わせて
価格としても十分に納得できるでしょう。
なかなかいけていますよ。


現在当店にあるのは2006年ものですが、在庫が1本きりになってし
まったので、次を入れようかどうかちょっと迷っていましたが
(最後の1本はなぜだか不思議と売れないで残る)、引き続き
販売してもいいなと感じました。

これも尾を引く要素は多分にありますよ。

コメント
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