ボジョレー・ヌーヴォー昨日発売。
みなさまにおかれましては、賑やかにワインを酌み交わしていただきたいと思います。
さて、これをご覧ください。
右側が当店が取り扱っている「ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー」。
”ヴィラージュ”のワードが入るとホジョレー地区北部の村の集合で、ひとクラス上の
種質となります。価格も数百円上がります。
左のボトル。こういうのをご紹介してみたい。こちらは同じ地域のワインですが、
ヌーヴォーの製法ではなく、通常の製法で造られています。本来のボジョレー・ヴィラージュ。
そして当たり年の2018年。
ヌーヴォーのように軽やかではなくもう少し凝縮感、複雑味もあり落ち着きもあります。
華やかさはヌーヴォーの方かもしれませんが、本来の良さを持っています。
日本ではほとんど飲まれないのですが(売れない)、世界的にはちゃんと認知されています。
本来のボジョレーがあることをぜひ知っておいてください。
・・・と書いていましたら、売れてしまいました。
1本だけしか置いてなかったー。まあ良いでしょう。(笑)
昨夜は東京から友人が訪ねてくれて二人で飲みました。
このワインを開けてみましたよ。
2017 ジュヴレ・シャンベルタン アン・ジュイズ(マルシャン・グリヨ)
(仏、ブルゴーニュ地区、ピノ・ノワール種、赤、6千円台)
始めて飲む造り手だったので興味津々。
香りは甘やか花の蜜、チェリーやイチゴや溢れるようにエレガント。
味わいはとてもしなやかで緻密できれい。しっかりと酸味はあるのだけれど、タンニンも
あるのだけれど、何だろ?、どれも違和感を感じさせなくてスムースに入っていく。
若いブルゴーニュなりの品の良さがあって、とてもエレガント。
これは良い。
良いってさすがにこの有名ネーム、この価格でマズいのは困るー。
ジュヴレ・シャンベルタン村だけに力強いのか?と思いましたが、若いですし、
そんなイメージではなく滑らかできれい。寝かせればもっと複雑味も出て来ることと思います。
ボジョレー・ヌーヴォー解禁日にジュヴレ・シャンベルタンを飲んでしまいました。
まあ、それも人生よ。 もちろん楽しい時間にワインは付きものなのです。