魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

龍馬家-まるき甲斐ノワール

2021年11月24日 | 美味しいもの

長崎市江川町にある「龍馬家」へ。

スタンプカードがいっぱいになり、今回の1杯は無料という嬉しい特典。

 

細麺塩とんこつ、麺かため、油少なめ、海苔トッピングとごはん。

やはりこれが好き。

海苔がふんだんにあると楽しくなるね。

 

こちらの店は10杯でカードがいっぱいになる。名前を書いて提出。

それが100杯、200杯となるとシルバー、ゴールドカードとなるようだ。

そこまで食うのか・・・何かスゲーぜ。(笑)

私の場合、こちら方面への仕事ついでだから100杯とか無理~。

 

 

 

今夜のワインはこれ。

 

2015 まるき葡萄酒 ラ・フィーユ 樽甲斐ノワール

  (日本、山梨県、甲斐ノワール種、赤、2千円台後半)

 

この甲斐ノワール種を造っているワイナリーは珍しく、片手以下と聞いています。

カベルネ・ソーヴィニョン種とブラッククイーン種の交配種です。

 

エッジにアンバーが僅かに見え始めています。

日本ワインの多くは熟成するのが早いです。ポテンシャルはやはり弱め。

 

香りはイチゴやフランボワーズなどのフルーツよりもドライフラワーや枯葉、キノコ、

土、革などが結構出てきて、十分熟していることがわかります。

 

味わいは健全な熟して、ちょっとワイルドな果実味。(若い頃からあったもの)それに

熟成味が加わってマイルドになってきています。刺々しさはなくなってきて、タンニンは

まだ細かくなりつつあり、酸味もほどほど。アルコール感が少なめで(元々12.5%)穏やかです。

今まさに円熟した飲み頃であると思います。

 

日本ワインでポテンシャルのしっかりした長熟型(数十年寝かせたい)を求めるとなると

かなり高級品を購入する必要があります。この辺りも徐々にですが、今後がんばって

欲しいポイントでしょう。

 

 

 

コメント
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