魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

ささやかな抵抗

2007年06月14日 | ワイン ~2019年
昨日からインデント輸入のワインリストを見ています。
今のヨーロッパの在庫を見て、オーダーして、運良く買えたら秋に入荷です。
1万アイテム以上あるので見応えはあります。
しかし・・・・・・、

為替相場が悪いのか、高騰したのか、目を覆いたくなる価格になっています。
この価格で仕入れたら、誰も振り向いてくれない価格設定でしょうねぇ。

ただ、ワインバカ(愛好家)としては名前を見ただけで、ヨダレが出そうなワイン名
もあったります。

価格を見て、買えそうもない時はどうするか?と言いますと、
「うーん、このワインはAさんが持っているな、このワインはBさんが持っているな、
うん、よーーーし!」とガッツポーズをとり、独りごとを言ってはうなずきます。
これがせめてもの、ささやかな抵抗なのです。


やっとこさ2、3アイテム選び出しましたが、それでもちょっと高過ぎです。
正直、完全にお手上げ状態です。

きっとマニアの方が見たなら、どうしてこんなに高いの?と怒り出す様子が
目に浮かびます。ちなみにメジャーなところで1990年や2000年の5大シャトーは
10万越えし、20万に迫る勢い(越えているのもある)のものも多いです。
やはりパーカー高得点のものほど価格も高いです。(仕入れ価格ですよ)
しかし、そんな状況で商売をしなければならないお店の苦労もご理解下さいね。

Aさん、Bさん、・・・お心当たりの方、お持ちのワイン一緒に飲みましょうね。


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悩みながら・・・

2007年06月13日 | ワイン ~2019年
本日も試飲です。

2001 トレマイヨール クリアンサ
   スペイン、赤、千円台前半

コルクにびっしりと澱が付いて驚きました。よく考えると安いワインなのに
01年だから6年目ですね。案外熟成しています。

熟したプラムやドライフルーツが香り、元気はいっぱい。
熟成している分だけタンニンは細かく優しくなっていますが、それでも結構タンニン
はあります。果実味は明るく開きめできれいですよ。

まあまあの線は行っています。さすがスペインです。
ラインナップにするには他にコストパフォーマンスがさらに良いワインが
ありはしますが、何とか使えはするでしょう。
ちょっと甘めの採点か?!でも積極策ではありません。

ってこんなこと書いてもいいんでしょうか?
これで、このワインを奨められた方は、ギリギリセーフと思われるものを
奨められたのかよ!・・・ってことになる?


本日は飲みながら「インデント輸入」の膨大なリストを見ています。
1万アイテム以上あるので、こちらも悩みは尽きません。


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長崎っ子の特権

2007年06月12日 | 美味しいもの
グリーンバンブーへ行って来ました。

久しぶりに「ボサノヴァ風チキン」をオーダー。
もうひとつ、「ステーキトルコ」も。
えぇ、覚悟を決めましたよ。ランチにこれを食べた後、今日はもう夕食はひとくち
でシンプルに終わろうと。(もちろん体重を気にしているためです)

味はもちろんとろけるように美味しいのですが、何がすごいって、
やはりご主人の流れるような手際の良い仕事ぶり! これですよ。
オープンキッチンなのでほれぼれするほど見事です。

時津、琴海、西海町方面へ行くと、いくつか候補がありまして、どのお店に
入るかとても悩んでしまいます。まだまだ未開拓のお店もあるでしょうから、
ご存じの方は教えて下さいね。


話は変わって、これをお読みの皆様、今年枇杷(ビワ)は食べましたか?
市場ではとても少ないですね。例年の半分以下だとか。
しかし、あっちこっち走り回っておりますと、たくさんの実をつけたビワの木を
発見はします。どうも見ると聞くのギャップを感じています。

ちなみに一般的に長崎っ子は「露地もの」を消費します。一方、「ハウスもの」
は贈り物や、他県での消費に回されている場合がかなり多いです。

「露地もの」はひとカゴ(ひと盛り)100~200円程度でありますから、
長崎っ子はたらふく食べられるのです。
これは長崎ならではの、恵まれたちょっとした贅沢?だと思います。

太るって~? 大丈夫。果物は大丈夫ですよ。多分・・・?
ビワだけは全く気にしないことにしています。ガンガン食べてやる~。
1年の中で、食べられる期間が最も短い果物かも知れないですからね。


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記憶に残らないのは良いこと?

2007年06月11日 | ワイン ~2019年
2004 レノート(フィウド・マッカリ)
    イタリア、赤、シシリア、千円代後半

しなやかな果実味としなやかな酸。飲みやすくするすると入りました。
優しいイタリアらしい味だったのですが、あまり記憶に残っていません。

実は飲みながら昨日アップの「2005年ブルゴーニュ戦線」の記事を書いて
おりましたら、ヒートアップしてしまい、このワインの味が思い出せません。

ちゃんと試飲用に仕入れたボトルなのに・・・。我ながらバカです。

一期一会の出会い?かも知れないのにこれでは情けないですかね。

まあ、スムースな味だったのは良いことかも知れませんが、あまりに引っかかり
もないのは、いけません。今うちで取り扱っている別のイタリアワインの方が
安くて軍配が上がるでしょう。残念ながら却下です。

しかし、こんな飲み方の方がフレンドリーで、案外好きです。
ワインの偉大で美しい味わいに感動もしたいけれど、何気なく、気を使わず、
デイリーとして飲んでいるのも理想的ではあります。
ただし、お安ければ・・・ね。


ところでこのボトル、すわりが悪い。立てていてもカタカタと動く。
不安でしょうがない。ボトルくらいちゃんと造ってくれ~。


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2005年のブルゴーニュ戦線異常あり!その2

2007年06月10日 | ワイン ~2019年
昨日よりのつづきです。(昨日からお読み下さい)

---------------------------------------

隊員「隊長、次の攻略地点はどこですか?」

隊長「ふっふっふっ、ミネラルの絶壁、ルフレーヴ帝国はどうかな?軍曹どう思う?」

軍曹「隊長、それは危険です。近年完全ビオに移行してからルフレーヴは罠が仕掛け
られているような気がします。高品質、高リスクです。」

隊長「さすが軍曹だな。気付いていたか。絶壁に見えたのは完全ビオ移行前だ。最近は
沼のようになってしまい、落とした金品はもはや拾えないかも知れぬ。その沼とて
あまりに高地にあるので、酸素も薄いし、危険だ。さらに絶壁の上は禿げ山だぞ。」

軍曹「隊長、実はルフレーブ帝国は今年はマコン地区にも勢力を伸ばしております。
マコンの地へ一度調査隊を出すべきです。」

そこへ報告が入った。
報告隊「隊長、ラ○○シュとア○○ー攻略部隊の雲行きが怪しくなっているようです。」

隊長「いかん!あそこは地雷原だ!気を引き締めるように伝言しろ。くれぐれも無理は
するな。犠牲が出てからでは遅いぞ。」

報告隊「了解。伝言しておきます。あっ、隊長、先ほど戦果報告がありました。
何でもトロ・ボーの攻略部隊より珍品でコストパフォーマンスに秀でた白が攻略
できたそうです。」

隊長「でかしたぞ!トロ・ボーの白はラベル表示反則のハイクラスらしい。憶測だが
コルトン・シャルルマーニュの若樹が含まれている可能性すらある。よし!戦果が
あがった、祝杯を挙げるぞ!


軍曹「隊長、めでたいところではありますが、提案があります。この勢いに乗じて
秘密裏にL山かA山を攻略してみてはいかがでしょう?」

隊長「うむ、さすが軍曹だ。うまく行った暁には司令部へ2階級特進を推薦しておく。
軍曹のおかげでこのブルゴーニュ攻略戦線は乗り切れそうな気がしてきた。」

隊員「しかし、地図も情報もなくこの山へは侵攻できるのでしょうか?」

隊長「いいか、L山の山頂は無敵のロッシュだ。パーカー帝のお墨付きが出ていない
今がチャンスだ。お墨付きが出てからでは遅い。隊を二手に分ける。一隊はL山へ、
もう一隊はA山へ侵攻するのだ。」

隊員「2山を攻略するまで、弾薬と兵糧は保つでしょうか?他にもG渓谷、P平野
への出兵も必要ではないのですか?」

隊長「この際G渓谷、P平野は捨てるのだ。ここは正念場だ、集中し、心してかかれ。
“事業運転資金融資”という甘い誘惑の電話には気を付けろ。絶対に乗ってはならぬぞ。」


軍曹「A山へは毎年侵攻していますが、今年ばかりは要注意です。しかし、パーカー
帝のお墨付きを頂かない、今のうちに攻略してまいります。ご期待くだされ。」

隊長「頼むぞ、軍曹。」

隊員「隊長、L山攻略の指示を。」

隊長「L山の情報はない。真っ暗な中を突き進むのは危険だ。そこで分散方式が
有効ではないかと見た。いいか、山頂のロッシュを攻略すべく、ふもとと中腹へも
攻撃を行う。ここは案外、“散弾銃”が効果的かもしれんな。
数発づつ山頂からふもとまで攻略する。アリゴテ村やパストゥグラン村は山のふもと
なので攻略は簡単だ。ただし山頂の砦は難攻不落という噂だ。苦しい状況だが、
行くぞ。進めー。我が勇敢な隊員達よ。知恵と力で勝利を勝ち取るのだ!」

全員「オール・フォー・ワイン、ワイン・フォー・オール」
「皆の人生こそワインのために。ワインこそ
皆の人生のために。」

おー!!!


隊長「最後にひとつだけ言っておく。弾薬は全て使うな。必ず余裕を残しておけ。
きっと新たな攻撃目標が現れるはずだ。リスクを極力排し、効率の良さを重視
するのだ。」


かくして作戦その2は遂行されたのであった。
戦果はまた後ほど報告しよう。


オーダーを出してもなかなか回ってこないワインは、こうして買っていることを
お伝えできれば、と思い書いてみましたよー。


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2005年のブルゴーニュ戦線異常あり!

2007年06月09日 | ワイン ~2019年
「いいか、この戦いは苦戦を強いられるだろう。
しかし、我々はあの山頂まで何としてでもたどり着かねばならぬのだ。
気を引き締めて進むんだぞ!発注締め切り日が目前に迫っているのだ。」

「分かりました、隊長!」

そう言うと間もなく、別部隊から報告が入った。

隊員「隊長、もうすでに戦意を喪失している部隊があるとのことです。」

隊長「なに~?」

報告隊「ルロワ攻略部隊はすでに壊滅状態だと聞いております。」

隊長「あの砦の壁は固いのだ。ダイヤモンドの弾丸でないと打ち抜けんぞ。
あとシャネル弾が有効だが、弾が尽きたか。」

報告隊「DRC部隊も瀕死の重傷を負っているようです。」

隊長「やはりそうか、あの砦は攻略不可能か。転進せざるを得んだろう。我々より
ホストクラブ隊かIT長者隊に任せるとしよう」

隊員「ではどこを攻略しましょうか?」

隊長「今年最大のターゲットは、ペロミノ山の攻略だ。まずは情報を集めろ。」

情報部隊「隊長、山頂にはクロ・ド・ベーズがひかえてパーカー帝のお墨付きを
もらい、とてもエバッています!なんでもロマネ・コンティと並び満点とか。
その他7合目より上は軒並み96-97点級です。」

隊長「やはりそうか、情報も公になった今、攻略隊が殺到し、侵攻も思うにまかせ
ない状態だろうな。しかし、ここは本腰を入れねばなるまい。ふっふっふっ、頂上が
高い山ほど足元が広いと見た!」

隊員「何か秘策でも?」

隊長「では作戦その1を告げる。まず山頂にミサイルを1ケース撃ち込む。

隊員「え~~!!!いきなりですか。ミサイル弾は1発数万円、12本のダースケース
弾なら数十万円します!弾薬庫は大丈夫ですか?」

隊長「1、2発打ち込んだところで、何も起こりはすまい。ここはケース買いという
大胆策で行こう。1、2発なら成果がなしでも、ケースなら何らかの脅威は与え
られるかも知れぬ。仮に効果が出ないとしても、中腹以下の攻略には有効だろう。」

隊員「私も積極策が有効かと思います。隊長に付いていきます。」

隊長「そうだろう。そこでだ、足元のACブルV.Vへもケース弾を打ち込み、中腹へも
数発お見舞いするのだ。山頂を守ろうとした敵は足元へとダメージを受けるだろう。」

かくして作戦その1は発動された。 
攻略は出来るのか・・・?             つづく


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ほんだらけを壊しちゃった?

2007年06月08日 | ちょっと怪しい
どーでもいいことです。

「ほんだらけ」のテレビCMの音楽なのですが・・・

「文庫、コミック、単行本、いろんな本が いっぱい~♪ ピッピー♪」

って歌がありますよね。(放送されていない県もあるかも)


私にはどうしても、こう聞こえます。

「とっても大事にしてたのに~ 壊れて出ない音 いっぱい~♪ ピッピー♪」


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まずまずの線だけど

2007年06月08日 | ワイン ~2019年
2005 モナステリオ・デ・サンタ・アナ・モナストレル(カサ・デ・ラ・エルミタ)
   スペイン、赤、1000円台前半

変な名前で覚えきれないですね。
スペインではネーミングをもうちょっと考えてキャッチーにしないと
これからの世界ワイン大戦争には生き残れませんよ!と思います。

焼き菓子のような甘い香り、クリケットを思い出しますね。
まあ、普通はクッキーというのでしょう。年がばれます。あとはベリーと
ちょっとスパイス。明るい香りです。

味は濃厚で豊かな果実味、まろやかで満足感もあります。
コストパフォーマンスも良いのでしょう。
・・・・しかし、実は上のクラス「カサ・デ・ラ・エルミタ」のラベルのワインが
とても美味しいのです。今在庫はありませんが、ちょっと前まで取り扱っており
ました。

この下のクラスで十分と思うか、上のクラスでちょっと良いな、と思うかは
それぞれの判断でしょう。
取り扱うお店によっても、選ぶ消費者によっても、相当意見が分かれるところ
でしょう。まずまずの線は行っているとは思います。

今、この輸入元で一番売れているワインということですが、正直上のクラスで
ないとうちのカラーではありませんので、これも残念ながら見送ります。
800円程度なら仕入れるところでしょう。結局コストパフォーマンスが良いのは
他にあるだろ、と思いました。

厳しいけどごめんなさい。


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どこか中途半端?

2007年06月07日 | ワイン ~2019年
ラングドックでボルドーのブドウ品種カベルネ、メルロの使用が認められている
産地のACカバルデス。本日はここ。

2004 Ch.ジュクラリー
   仏、ラングドック、1000円台前半~半ば

色は濃く、厚みのある香り、毛糸、プラム、バイオレット、イチジクなど。
味は価格としては濃いめの果実味。酸は普通。スパイシーですが、タンニンや
骨格に物足りなさがあります。濃いめのフルーツと釣り合いません。
底浅って感じがします。しかし、価格が価格なので・・・。
デイリーとしてはまずまずなのでしょうか? いや、中途半端???

時間とともに香りも開いて、明るい花のようになってはきましたが、
やはり骨格不足の感は否めません。
1000円以下ならOKですが、この価格では無理。
・・・・・・ゴメン!と断を下しました。
悪くはありませんが、これでなきゃ!という何かは感じ取れませんでした。
がんばってはいるんだけど・・・ちょっと違うかな。

今日のオリンピック予選のU-22、マレーシア戦も昨日のA代表のコロンビア戦
と比べるとえらく情けなかった。いくら消化試合はいえユルかったです。
頑張ってはいるのだけれど、中途半端さ加減がこのワインの表情と似ています。

また次の出会いに期待しましょう。


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高いハードル

2007年06月06日 | Weblog
キリンカップ「日本vsコロンビア戦」見応えありましたねー。

見ていて思わず力が入りました。
コロンビアも本気でガシガシ削っていました。

前半初めは圧倒されていて、日本は後ろを向きながら(パスを上手く前に出して
つなげない?)サッカーしていましたね。
コロンビアはどんどん前を向いて攻めてきました。

一体どうなるのよ?と心配していたところ、前半の終わり頃から盛り返し、
後半はまずまず日本ペースでした。日本の湿気の多さにへばったのか?

中澤、阿部、鈴木、羽生、高原は合格点でしょう。
中村俊、中村憲、遠藤は良かったり悪かったり・・・
駒野はチャンスが来るのにどうして輝かない? センスがいまいち・・・?
闘莉王の復帰が待ち遠しいぞー。
なーんて思いながら必死で見てしまいました。

しかし、南米の国を相手に頑張ったと言えば頑張った!
大いに見応えはありました。しかし、これからの課題のハードルの高さを
実感しました。


話は変わりワインです。
実は2005年もののブルゴーニュが6、7月はリリースされ始めるので
オーダーを出そうと思うのですが・・・・・・
あまりにた・か・い!!!
恐ろしいくらいに高いのです。
インデント輸入のリストも1万アイテムくらい見ています・・・タイヘン!

そういえばちょっと前は1ユーロが110~120円くらいでしたが、いまや
160円もしていますので、高いわけです。
有名どころの有名ワインはすぐに数万円???
でもね、今買わないと今後の仕入れは、ますますもって無理!
こちらのハードルも非常に高くて悩んでいます。

でもしっかりと仕入れておきますので、よろしく買ってやって下さいね。
しかし、その前に競争が激しく買えるんでしょうか???
あまりのハードルの高さに悩みは尽きませんよー。


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イ・キ・オ・ク・レかよー!

2007年06月05日 | Weblog
旧野母崎町、現長崎市にあります「サザンパーク野母崎」に行ってきました。
地元では「亜熱帯植物園」という名称の方がしっくりくるかも知れません。

ここの名物は写真の「ジェードヴァイン」です。
結構きれいでしょう?
翡翠(ヒスイ)色の花びらを持つこの花は独特の美しさがあります。
青みがかったり、緑がかったり・・・、たくさんのジェードヴァインの群れを
見ようと思って行ったのですが・・・・・すでにピークは終わっていました。



本来ならこの壁一面にヒスイ色の花が咲き乱れているはず・・・???


ポツポツしか花がありませんよね。
このベンチに座ってワインでも飲みたかったのですが、残念です。

天気の良い日は、眼下に広がる海が、最果てまで見渡せるのではないか?
というくらい美しい青を讃え、絶景を眺望できるのです。
素晴らしい場所なのですよぉー。

園内を回って答えるクイズをやっていて、回答したら、パイナップルと
ちっちゃいびわ羊羹を商品に頂いてしまった。やってみるもんですねぇ。
食べられるぞー。


しかし、10年ほど前にリニューアルした時の賑わいはどこへやら・・・。
結構閑散として寂しいぞーーー!!!

ここは閉園にしちゃいかんでしょ!
もっと長崎や近隣の皆さん、足を運んでやって下さい。


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代わりのないもの

2007年06月04日 | ワイン ~2019年
背中の痛みも軽くなってきましたが、まだまだ本調子まではいきません。
知り合いの名医もいるので、病院へ行けばいいのでしょうが・・・、
まあ、たいていは「湿布を貼って安静!」を言い渡されるだけですよね。

実は自営業ではそんな通院する時間さえも心配なのです。
だって代わりはいないのですから。健康あっての毎日、健康あっての人生なのです。
大きな会社のように誰かがカバーやフォローしてくれたりもしません。辛いです。

しかし、赤ワインだけはそんな心も体も優しく包んでくれます。

さて、今宵は
2003 アース・ポエティカ・ヴォルカノ(ドナート・ダンジェロ)
    イタリア、1000円代前半

黒糖っぽいブラックチェリーやプラム、樫や白檀のような木の香り。
味わいは熟した(過熟した?)リキュールっぽさを含むような濃厚さ。
その割には案外スイスイと飲めてしまいます。
2003年らしくとても熟して、濃い果実味、酸不足で締まりがありません。

現段階で私は美味しく飲めると思います。好きです。

しかし・・・・・、妻は「過熟すぎて、だれている」と言いました。
なるほど、間違いなくそうなのです。

このワインをお奨めすると、「あのお店はこんな“だらけた味”を美味いと
奨めやがった!」なんて数人の方から思われる可能性があります。

酸が足りないのを、将来性がないとは、危ういとか・・・、仰る方が多いです。
特にプロの方はそうです。
でもね・・・・・、「いいじゃん、今飲むんだから」とも思うのです。
私はそれなりに好きなんですよ。こんな評価の低いであろう?2003年ものを
10年くらい持っていて、「ほら、十分保ったじゃない立派でしょ!」って
見せつけてやりたい!思い知らせてやりたい!


でも・・・・悲しいかな私もプロのはしくれとしてこのワインの採用は
見送らなければなりません。

誤解を招くようなお奨めはすべきではないし、今飲むのにしても
他に代わりはあるんじゃない?との判断からです。
「アース・ポエティカ」君、ゴメンよぉ~。

厳しいのですが、もしも「他に代わりのない味」に出会えれば、
それは商売人としても、ワインバカとしても幸せの瞬間なのです。


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慰めのワイン

2007年06月02日 | ワイン ~2019年
新しく作ったリストの配信作業も終わり、やっと一息ってところです。
リストが必要な方はご連絡下さい。メールかFAXにてお送りしておりますので。

さて、背骨の痛みも相変わらず続いていますが、昨日よりはマシになってきました。
でもねぇ・・・調子が悪いと美味しいものも美味しくありませんよね。

でも素敵なワインだけは私の味方で、心慰めてくれます。
本来なら癒しはピノと相場が決まっていますが、まあ、いいでしょう。

2005 Ch.クロノー(ボルドー・スペリュール、赤、千円台半ば)

毛糸、ミント、焼き菓子、甘草、ブラックベリー、赤~黒土など香ります。

味わいはまろやかでまとまりがあり、濃いめで充実しています。
若いのでタンニンも豊富で渋みは強いものの、嫌な感じはしません。
全体の中にとけ込んでいくのに3年ほどはかかるのでしょうが、その頃飲んで
も今の豊かな果実味が残っているかどうかは分かりませんので、ちょっと渋い
のは我慢して、もう飲んじゃいましょう。今でも幸せです。

ただ、1~2年後の幸せ指標は増すこと確実です。

自然派の親しみやすく柔らかに入ってくる果実味は実に心地良くって、
メルロ種メインによる暗さもさほど強くはありません。むしろ華すらあります
ので、お奨めしたいと思います。

ただ、「渋いの」とか「ボルドー」が好きな方に、という条件で。


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呪いじゃ~

2007年06月01日 | ちょっと怪しい
今日は突然午前中に背中に激痛が走りました。

肩からすぐ下辺りの高さの背骨のあたり、大きく息を吸い込んだだけで痛いぞ!
おかげで仕事とても辛かった。
こらえながら棚卸しまでやりましたよ。

ちょっとしたぎっくり腰(背骨)かも知れません。
こんな事は初めてです。
夜になって、少し和らいではきたものの・・・まだ痛い。

それでもワインはしっかり飲んでるんですよねー


ふと思ったんだけど、呪いのワラ人形に釘を打つ場所に近い気がする。
もしかして呪われている?
そんなに恨みをかうようなことしたかな~?

きっとお奨めしたワインが不味くて、誰かから・・・・・コワー!

早く寝よう。明日は大丈夫であってほしい・・・。タノムヨ~
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