中原淳一さんの少女画って、
実はわたしの世代よりさらに上の世代(母ぐらいの世代かな)に人気だったと思いますが、
わたしの幼い頃の記憶の中に、
この少女像は鮮明に残っています。
とにかくおしゃれで上品なイメージ。
田舎育ちのわたしには、中原さんの少女たちはただただ憧れの存在でした。
その中原さんの少女画、
切符をモチーフにしたステイショナリーを展開するKumpelがコラボして
2017年秋に、こんなノートが出来上がりました。
JUNICHI NAKAHARA × Kumpel
ターコイズカラーの「屋根裏の少女」、ブラックの「街角の本屋」とともにある3種類の中のひとつ、
ピンクカラーの「夢のような花屋」
100ページ。
800円。
このノートは、約100年に渡って鉄道の乗車券印刷を担ってきた老舗が、
消えゆく昔の硬券乗車券の味わいのある質感を活かし、生まれ変わらせてやりたいという思いで、
作った製品。
切符と同じように、通し番号がある!!!
表紙はまさに昔の硬い切符の素材・製法で製作されているということです。
こどもの頃、切符ってけっこうあこがれがありませんでした?
わたし、
車掌さんごっこのおもちゃを買ってもらって、
あの硬い紙の切符もどきを、
あの独特の改札鋏でバシッと切る時に、ドキドキしたのを思い出しました〜〜。
まさにその感覚。
すごくしっかりしていて、
手触りも懐かしいです。
そんな表紙に、凸版印刷された中原さんの少女画が、ぴったりあってて、びっくりします。
懐かしいが古い感じではなく、
逆に新しく、洗練された雰囲気に仕上がっています。
中の方眼紙も書きやすそうです。
方眼の色は、表紙の絵と同じ色合い。
パタンと180度開く、
丁寧に製本されたノートですから、
お値段もけっこうしますが、
一方で納得のお値段かもしれません。
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