2009年は、わたしの実の父母が
1ヶ月違いぐらいで次々亡くなった年でした。
それより数年前から、
二人とも体が弱ってきていましたから、
まとまった休みをできるだけ作り、
わたし一人で、
家族で、
息子と二人でと
いろいろ組み合わせを変えて、
実家や老人ホームに帰っていましたが、
特に2008年、2009年はその回数が増えていました。
電話が鳴るたびに、
「悪くなったんじゃないか」とドキドキしていた頃です。
父も母も実家よりかなり遠いところにある老人ホームに入居していて、
そこから具合が悪くなれば、近くの病院に入院、
それも二人が代わり番こに出入りしてたものですから、
わたしは、
新幹線で帰省し、最寄り駅でレンタカーを借りて
父母のいる老人ホームに部屋を借り、
レンタカーを使って老人ホームと病院を行ったり來たりの日々。
そういう生活をしていると、
手帳はぶっ飛んでしまいますね。
いつものようなルールに則った書き方はできなかったところも多かった年。
その代わり、
「主婦日記」の自由度を使って、
その頃の両親の様子を細かく記録するようにしました。
今でも時々、読み返すことがありますが、
その時のことが昨日のように思い出されます。
だいたいこういうことって、
徐々に細かい記憶が薄れて、
その時の事実よりも「心残り」みたいなものが後から出てくるもの。
しかし、
その時々の細かい記録が残っていることで、
きちんと事実と向き合え、
「わたしなりに精一杯やってたなあ」と思えることもあり、
自分へのちょっとした慰めになっています。
記録って、その時の気持ちをまとめるという点でも意味がありますね。
でも、それだけではなくて、
その記録がのちの自分にとっても
とても慰めになるものだということを、
この一連の出来事で、強く感じたまんじゅう顔でもありました。
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