
実は、
先週半分を病院で過ごしました。
心臓の不具合でとにかく苦しんだ夏を越して、
手術を決断したんです。
ただ、主婦の入院は忙しい。
何より今回気を遣ったのは、
マーさんのこと。
わたしが入院している間、
ショートステイに行ってもらうようお願いしてました。
最初は良かったんです。
何日か経った時、
突然、
「どうしていかないといけないの?」
「家でいる」
「自分でご飯も用意できるし、買い物も行ける」
脚も悪く、家の前に出るのが精一杯、
お店の位置も分からず、
帰ってこれない、
ご飯も一度も用意できたことはなく…。
「入院するわたしを助けると思って」といっても、
「わたしが家にいて家のことを助ける」とマーさん。
とにかく押し問答になってしまうので、
困ってしまいました。
ケアマネに相談したら、
黙って送り出すのが一番いいと。
そのことには触れず、
いつものデイケアに行ったまま預かるということでした。
騙してるようでココロが痛んだのですが、
それが本人にとっても一番だといわれ、
プロにお任せしました。
週末に帰ってきた時、怒ってるんじゃないかと内心ドキドキ。
ところが、けろっとしていて、
むしろ、
マーさん、
「お嫁さんが手術を受けるのに、自分だけあんなところでゆっくりして、本当にごめんね〜」と何度も。
あれだけ家に残ると言ったのは、
心から自分が何か役に立ちたいと思ってくれたからだと再認識し、
涙が出ました。
そしてこれまでデイケアでお風呂を勧められても一度も入ったことがなかったのに、
2回入ったということも聞いて、
さすがプロ!と思いました。
入院、そして手術の方は、皆さんのご想像の通り。
日進月歩の医療界を垣間見させていただきました。

担当医の説明も「立て板に水」という感じで、
そんじょそこらの学校や塾の授業よりもわかりやすいかも。
わたし、自分の心臓を3Dで見ましたよ〜〜。
思っていた形と違ってて、ちょっと笑ってしまいましたけど。
あらゆることがめちゃくちゃスピーディーに処理されて行き、
自分はベルトコンベアーに載ってる気分でした。
頭の中は『ドクターX』の主題歌が流れてましたわ〜〜。
ま、
手術台の上の自分は、まさに「まな板の鯉」状態。
意識のある状態で手術台に上がりましたからね。
こんなに体をあらわに見せるんだったら、もう少しスリムになっとくんだった・・・なんて恥ずかしがってたら、
全身麻酔で、あっという間に意識不明。
目覚めたら手術は終わってたということだと勝手な想像もしてて。
ところが、
途中何度か覚醒し、手術をしているドクター達のやりとりが耳に入ってくる・・・・。
えっと思い、もしかして麻酔が切れかかってるんじゃないかってドキドキしたんですけど、
それはよくあることのようで。
事前に言っておいて欲しかった・・・。
当然大丈夫ですよね、
しっかりした麻酔医さんがついてらっしゃるんですもん・・・。
でも、その時は麻酔医のことを忘れ、とにかく必死。
目が覚めていることを知らせようとしてるのですが、目も開かない、口もきけないと言った感じで・・・(笑)。
予定以上の処置が必要だったようで、
時間は結構かかりました。
待ってた夫はハラハラしたみたいです。
手術後丸1日で退院の運びとなりましたが、
術後が身体的には大変です。
胸の痛みは結構あって、最初は座ってもいられませんでした。
術後1週間が体調的には一番辛い時期だということで、覚悟してます。
が・・・
もちろん家は、色々がそのまま状態。
洗濯する天気でもなく、
また暇もなかったようで、山積み状態。
家族それぞれ頑張ってくれましたが、限界がある。
主婦のわたし、
目の前のやるべきことを見ながら、
ぼちぼち少しずつと思ってます。
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