手帳なわたし

手帳オタクな私。若い時からその時々の生活のスタイルに合わせて手帳を選び、使い方を工夫してきました。私の今の究極をご紹介。

ていねいなくらし~わたしの祖母~

2014-01-26 | ライフスタイル


                    

                                  



数年前の婦人之友社『婦人之友』に、「ていねいなくらし」というフレーズを見つけました。このフレーズを目にした時、わたしは「これだ!」と思いました。わたしが一番願っていて、でもなかなかできないと感じている暮らしのあり方。

仕事をしていても、専業主婦であっても、独身でも主婦であっても、どんな立場にいても「自分の生活を感謝し、ひとつひとつをていねいに生きること」。わたしはそんな生活がしたいなと思い続けてきました。

その「ていねいなくらし」というフレーズを聞いて、思い浮かぶ何人かの人々。

まず最初に浮かんだのは、個人的なことになりますが、わたしの祖母です。

地方の田舎の農家に嫁いだ女性。もう25年ほど前に亡くなりましたが、わたしの人生の師匠のような存在です。
生涯,嫁いだ先のわたしの家で,飲兵衛の祖父を支えながら農民として家族のために心を注いだ人。何のことはない,平凡な日々を送っていたのですが,集落の中では周囲から「ねえさん」という通称で親しまれ,頼りにされていました。また、真っ黒い日に焼けた顔をしているのに,割合おしゃれで,そのことが原因で面白い失敗もしました。老人会で旅行に行くというので,集合場所に集まったとき,祖母はそばにいた人に「ねえさん,えらい髪の毛白いなあ。こー(粉)ふいとるで~」と言われたというのです。旅行先から帰って鏡台をみたところ,鏡台の前に汗を抑えるエイトフォーと髪を抑えるスプレーのケープが置いてあって,間違ってエイトフォーを頭にかけたことに気づいたというのです。そんな茶目っ気のある祖母ですが,体の弱い自分の娘,すなわち病気に苦しむ私の母に代わって,食事の支度から何から,こつこつやって,87歳で死を迎えるまでひたすら家族に仕える日々でした。朝早く起きて、まずは畑仕事。帰ってきて朝食を作り、豆を煮たり、お茶を煎ったり、かんぴょうをむいて庭に干したり、わらを打ち縄をなってお正月飾りや草履を作ったり・・・。そんな祖母を見ながらわたしや弟は育ったので、わたしたち姉弟はかなりのおばあちゃん子でした。,
ですから、祖母が亡くなったときもその死をなかなか受け入れられずにいました。私は,棺に,内村鑑三の『後世への最大遺物』という本と、私が信仰を持ったときにはじめて買った聖書を入れました。『後世への最大遺物』の中で内村鑑三は,「後世への最大遺物として,まずお金を残すということが考えられるが,これはすべての人が残せるわけではない,第二として残せるものは,事業や思想だけれども,これも誰もが残せるものではない,誰にも残せる,利益ばかりあって害のないものは,『勇ましい高尚なる生涯だ』」と述べます。そして,彼はこの本の最後で,「後世の人にこれぞという覚えられるものは何もなくとも,あの人はこの世の中に生きている間は,真面目なる生涯を送った人といわれるだけのことを後世の人に残したいと思います。」と締めくくるのです。まさに,孫のわたしから見た祖母の生涯はそのようでした。
平凡な人生だったけれども,その場に生きることを当たり前とし,迷わなかった人,そしてそこでその生を完結させた人。わたしも年をとっていくにつれて,この平凡だったけれども豊かで周囲に温かかった,そして周囲に仕え続けた祖母の存在,生き方がもっとも尊いものとして感じられるようになっています。祖母は、あの生活以外の生活をしたいとか、別の自分を夢をみたとかそういうことは全くなかったのだろうと想像します。今自分が置かれているところを、疑いもなく、しっかり受け止めて、地道に生活をしていったのだろうと思うのです。

テキパキ家事をこなしていける、立派なかっこいい主婦からはほど遠いわたしではあっても、その心根だけは忘れないようにしたい、と祖母の写真をみるたびに心が引き締まる思いになります。

「手帳を生活の司令塔にする」ということは、こういうことにつながると思うのです。自分のしている仕事も日々の何気ない家事も教会の奉仕も、その生活のすべてが、このわたしの人生であって、どれも同じ価値を持っている、そういうことをいつもわたしに教えてくれるのです。





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ちょっとひと休み~絵手紙なわたし9~

2014-01-25 | 絵手紙




ちょっとひと休み。

今年はまだ雪が降っていません。でも去年は、成人式も雪でした。




もうすぐ節分。鬼さんがどんぶりの底からのぞいています。












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「聖書通読」は声を出して

2014-01-24 | 手帳・雑感



これも、今年、手帳に新たに枠を作ってはじめたこと(正確に言えば年末から)

それは、毎日の「聖書通読」の箇所を書くようにしたこと。クリスチャンのはしくれとして、死ぬまでに、後何回聖書を通して読むことができるだろうかと考えさせられ、今からでも遅くないとはじめました。通読だから、順番に1章ずつ読んでいけばいいのですが、手帳に書いておかないと、やっぱり毎日は続きません。わたしらしい「ま、いいか~」で、1日抜け、2日抜け・・・ということに。

だから、今年は、今まで書き込んできた「聖書日課」の下に、「聖書通読」の欄を新たに作り、1週間分をまとめて書き込み、年末からスタートしました。

↓「聖書日課」という冊子と聖書。「聖書日課」は、毎日読む聖書の箇所とそれについての解説が書かれているもの。聖書を読む手引きです。 
    
                              ↑「イザヤ2:1-7・・・・」「詩9」と書いているところが、「聖書日課」を使って読んでいる聖書の箇所。その下の「Gen21」「Gen22」と書いているところを、「聖書通読」の箇所にしています(Genは創世記のこと)。


読めたら。これに関しては、その日に読めなくても×はつけません。読む時間のある日に、読めなかったところはまとめて読むことにして、読めたら。今のところ、読み続けられています。


そして今回、特に気をつけてやっていること。それは・・・。
声を出して読むこと。いわゆる「音読」です。

老眼になって、ますます文字を読むのがおっくうになってきたこのごろ。さらっと読んで内容がつかめていないことがたびたび。旧約聖書は、難しい地名や人名がたくさん出てきて、余計に飛ばして読んでしまうことになる。そこで、必ず声を出して読むことにしました。滑舌もよくなって、頭にもよく入って、読んだ感も十分。時間はかかりますが、やはり音読はいいですね。

聖書を読まない方でも、何かの本を声を出して毎日読むのは、頭の体操、顔の体操、声の体操、口の体操になるので、かなりオススメです。





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となりの芝生2~愛情たっぷりウォールポケット~

2014-01-23 | となりの芝生



「となりの芝生」と題して、わたしの周囲の素敵な方々をご紹介。その第3弾。


もうすぐ故郷へ帰ることになっている友人(「ご近所さん」として今まで何回か登場しています)がいます。

旦那さんは仕事の都合でこちらに留まられるので、この春からは、友人と息子さんは、旦那さんと離れて暮らすことになります。

その友人、手芸が趣味でいろいろ作品を作ります。

その1つがこれ。

単身赴任になる旦那さんへのプレゼント。
実は、旦那さんはバリィさんの大ファンなのです。

       


愛情たっぷりのウォールポケット。すでに、今の家に飾ってあり、旦那さんは仕事に行く時、このバリィさんの小さな手を持って「行ってきま~す」と言われるとか。その友人、「手がちぎれる~」と毎度叫んでいるらしい。
とにかく、一人暮らしになる旦那さんも、これで少しでも寂しさがまぎれるといいですね。
ちなみに、その友人っちのスリッパもバリィさんです。






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楽しいはんこ2~手紙と電話~

2014-01-22 | 手帳・周辺



昨日の続き。

今日はこれをご紹介。「手紙」と「電話」のはんこ。



わたし、手紙と電話は、発信・受信とも「手帳」に書くようにしているので、このはんこで楽しく。




きれいな色のスタンプで、さらに楽しみたいです。





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