「またトラ」の現実に株式市場は大騒ぎとなりましたし、各国では「トラ対策」に取り組んでいることと
思われます。 11/11から、COP29(地球温暖化対策会議)が始まりますが、アメリカの前政権では脱会
しましたし、今回もCO₂削減どころか「掘って掘って掘りまくれ!」と自己都合ばかりの主張で、世界は
落胆するばかりで空しい感じは否めないですね。 猛暑、豪雨、洪水、干ばつの危機は一層深刻化する
でしょう。
年を重ねるとどうしても物忘れがひどくなってきます。ひょっとしたら認知症の
ハシリ?かな‥などと思うこともあります。
以前に誰かが言っていた「例えばカレーライスを3人分作るとき、材料をそれぞれ
どれくらいの量を用意して、何をどう調理するか」が出来るうちは、認知症ではない。
忘れたりするのは単なる「物忘れ」です。
そのようなことを考えると「あぁ、まだ認知症ではないナ!」と一安心したりします。
(うだ脳神経外科クリニックより)
最近届いたサプリについてくる小冊子に『元気な脳を保つコツ』(朝田 隆氏、メモ
リークリニックお茶の水院長)と題する記事がありましたので、思い当たるところや、
気になるところをかいつまんでご紹介してみます。
まず、小冊子には物忘れと認知症の違いのチェックから始まります。以下に、それ
ぞれの項目をコピーしました。
(小冊子より作図)
これで安心したところで、脳を元気に保つにはどのようにすればよいか? 脳を元気に
保つカギは前頭葉の働きにあるとあります。
(ダスキンヘルスレントより)
前頭葉は、思考や意欲、判断力、注意力、集中力などを司り、加齢とともに働きが
衰えると意欲が低下し、やがて記憶を司る海馬が委縮し記憶の低下につながります。
認知症は20年もの長い年月をかけて認知機能が衰えて行く生活習慣病の一つで、初期は
MCI(軽度認知障害)と呼ばれ、「ちょっとおかしい」と感じることが増えてくると。
これまで長年続けて来たことに急に興味がなくなったり、人に会うのがわずらわしい
と思うようになったり、何をするのも面倒くさいと感じるようになるとあります。
脳を元気に保つためには、前頭葉の働きを活性化することが肝要だとありますが、
これは健康維持の基本である、「運動」「食事」「睡眠」に気を配ることだとあります。
運動は、有酸素運動が効果的で、歩行などもインターバル速歩がより効果的である
そうで、もっと簡単なことで言えば、左右の掌でじゃんけんをして、常に左が勝つよう
にとか右が勝つようにとかを繰り返したり、両手の指を軽く合わせて指をひとつはなし
てぐるぐる回したりするのもいいのだとか・・。また、2つ以上のことを同時に行う
「デュアルタスク」を心掛けるのも良いとあります。特段変わったことはないのですね。
食事は、よく言われている「まごたちわやさしい」の栄養バランスの取れた食生活で、
これも健康のためによく言われることですが、脳の機能低下を防ぐうえでも重要だと
あります。 ま:豆類、 ご:ごま、 た:卵、 ち:牛乳、乳製品、 わ:わかめなど、
や:野菜、さ:魚、し:しいたけ、きのこ類、い:芋類 を言っています。以前、「まごわ
やさしい」と覚えていましたが、「たち」が加わっていました。
睡眠が大事なことはよく知られていますが、脳のゴミと呼ばれている、アルツハイマー
型認知症の原因物質、アミロイドβは睡眠中に脳脊髄液によって脳の外へ洗い流される
とあります。7時間睡眠が対策の目安とありますが、これはちょっと無理かもしれません
が、早寝早起きのリズムも大事で、さらに30分ほどの昼寝も予防の一つだそうです。
最後に、脳を元気に保つ5つのポイントが挙げられていました。
- チャレンジ 年齢を理由に諦めない、やって見たいことにチャレンジする
- 新しいことを始める 普段やらない新しいことを始める
- 夢中になれるものを見つける 動植物を育てる、趣味など
- 人と交流する 孤独は脳を委縮させ、認知症リスクを高める
- 他者のために力を尽くす 利他的な行動は幸福感をたかめ、自信にもつながる
まぁ、こういうことで、真面目に運動、食事、睡眠を心掛けることが、当然のこととして
重要であるほか、感情も大切で、ワクワクした日常生活をおくるようにしましょうと
結ばれています。 くよくよせずに前向きに・・ということですね。
ベランダのみかん 2つ目(記事内容と関係ありません)
Luciano Pavarotti sings 'Core 'Ngrato'.