蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

ロゲルギスト  (bon)

2012-01-30 | 日々雑感、散策、旅行

 若いころから小説とかエッセイなどというものには近づいてこなかった。推理小
説などにも未だにあまり手が出ない。
歴史小説やエッセイを好むようになったのは、50代に入ってからかもしれない。 
小学生のころからラジオ少年でしたから、高校は普通高校ながらそのままいわゆる
理科系に進んだせいでどうしても、人文科学よりは自然科学の方に思考が偏ってい
たんだと思います。


 だから、このロゲルギスト著、「物理の散歩道」は、学生の頃には愛読書のひとつでした。 
岩波書店、全5冊・・後に続編5冊が出ました。 当初5人(後に7人)のそれぞれ専攻が異なる
物理学者が、日常の出来事のふしぎをさまざまな角度から議論し、あるいは実験で確かめていく。 
ときに予想外の結論は当時、「科学少年たち」を夢中にさせたようです。
ディスカッションの楽しさと物理的思考法のみごとさが伝わる定評のエッセイです。

 で、このロゲルギストというのは、このような人がいるのではなく、純粋な日本人
5人(後に7人)で、専門分野の異なる大学理学部出身のメンバーを総称したネーミ
ングである。ネットでは、ギリシャ語のロゴス(logos、言葉)とエルゴン(ergon
仕事)とを繋いで作った言葉「ロゲルギーク (Logergik)」に由来し、「『情報』
と『エネルギー』の両面から物理現象を見直す」という主旨だそうです。

 いつのころか、本は散逸してしまって手元にはないのですが、あれば、もちろん
再読して一人でほくそ笑んでいるかもしれません。 割と有名?な本なので、読ま
れた方も多いかもしれませんが、どんなことが書かれているかというと、もうほと
んど忘れてしまいましたが、いわゆる物理的な解説エッセイと言えるかもしれません。
 「切れるというのはどういうことか?」 ナイフの刃を顕微鏡で調べてみると、
刃がでこぼこしていることがつまり切れることで、でこぼこしていないと切れない。 
「丸ビル大の豆腐はつくれるか?」豆腐の質量と強度計算から、とても持ちこた
えることができないので作れない。 「水滴が水面に垂れてなぜ音がするのか?」 
「海人と力士」「洋文字は縦線が多く、和文字は横線が多い」 「砂は濡れるとな
ぜ黒くなるか?」・・・などなど、内容は今は忘れてしまいましたが、どれも物理
的な観点で、数式を用いたり、実験したり・・ものによっては、それは大掛かりな
仕掛けもあったりしていました。

 なぜ今頃こんなことを思い出したか? 最近というか、仕事から離れてしばらく
していると、ものの道理とか、原理とかそんなことに思いが至ることはまず少ない。

産業がどうの、円高はいつまで続く? 災害とは? 政治の混迷・・・などどれを
とっても、ウンチクを傾けられるものはないが、日常そのようなニュースばかりに
取り囲まれ、知らず知らずにそのような環境の中にうずもれていることに、ひょっ
として反発したい衝動から・・・?


いや、そんな殊更の理由などはなく、ただ、ふっと思っただけなのかもしれない。







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不安の力 (bon)

2012-01-28 | 日々雑感、散策、旅行

先日のテレビで、「不安」を取り上げていた。
バンジージャンプをさせる時の不安の度合いを見せるところから始まっていた。 
番組ディレクター氏と謎の男性の二人が挑戦者だ。ディレクター氏はそれこそ不安
に見舞われながら・・飛んだ。 もう一人の謎の男氏は、割と平然とした感じで飛んでいた。
その瞬間のディレクター氏、もしゴムが切れたら、身体を支えているひもが外れ
たら・・そんな不安にパニクッていたそうだ。 謎の男氏、川の流れる音を聞いて
いた、(もしゴムが切れたら・・なんて考えませんでしたか?の質問に)そんなこ
と考えてもしょうがないでしょう。  この、謎の男氏は実は禅僧でした。

 番組は、脳の血流を調べたり、医学的な分析などをしながら進んでいた。
何気なく見ていたので、正しく記述はできませんが、禅僧が言うには、座禅の時
何を考えていますか? の質問に、「普通に答えるならば、何も考えていない・・」と
なるのでしょうが、実際は、「何かが頭に浮かんでも、そのことに関して考えるこ
とをせずにそのままやり過ごす。」 「また、何か浮かんで来たら、またやり過ごす。」
そんなことですね。 
専門教授が、ゲストの皆さんに、この座禅に似たトレーニングを教えていた。
「小川が流れている。そこに木の葉を一枚浮かべる。」そんなことを想像して、
目を閉じて、「頭に浮かんだ事柄を、その木の葉に載せて流してしまう。」
「また浮かんで来たら、同じようにする。」そんなことをやっていました。
 
バンジージャンプの例を話しましたが、番組では、発作を恐れて外出ができない。
ブティックの売れ行きが悪くこのままどうなって行くのか?とても心配。 挙句、
お酒を飲む習慣となり、ますます不安が募ってきた。・・など深刻な不安・・を
どう克服するか、というものでありました。
 ふっと、思い出したのが、だいぶ昔に読んだ、五木寛之の「不安の力」(2003、集英社)だ。

ちょっと抜き読みしてみますね。
 「不安のない人生などというものはありません。人は一生、不安とともに生きていくのです。」
「不安を抱くことは、人間らしく生きていることだ。まず、そこから出発すること
を前提として、不安についていろいろ考えてみたいのです。」
「例えば頭痛は人間の肉体に対する警告なのだ。と僕は考えています。頭が痛いと
いう反応もないようだったら、人間、もうおしまいだろう。頭痛があることで、
人はどれだけそれより大きな深い悩みを早めに察知して、そこから救われているか
わからない。」
「不安ということもまた、そうなのです。不安は人間の優れた、大事な警報の働き
なのです。不安という警報機が鳴らないのは、泥棒が入っても警報機が作動しない
のと同じで、非常に困ったことだと思えばいい。要するに、不安というのは、人間
が本来持っている強い防衛本能なのではないでしょうか。」
 
「つまり、一日一日過ぎていくということは、一歩一歩死へ向かって歩いていくこ
とに他ならない。ですから、根本から発想を変えなければいけないと思うのです。
ガンが完全に治るなどという幻想を持ってはいけない。 ぼくらが生きているから
ガンがある、とこう考えたいものです。ぼくらが死んでしまえばガン細胞も死に
ます。生きている間、ガンと共に苦しむということは、その人が生きているという
証拠なのですから。」

 これだけの字数でこの問題を説得したいなどとは、思っていませんが、それにし
てもなかなか言い表せない「不安」にさいなまれています。不安を力とすべき、
したいといっています。 テレビでは、不安をうまく癒す方法を述べていますし、
本の方は、不安を道連れにして、そのことがむしろ普通なのだ・・と飲み込んでし
まう、そんなことでしょうか?

下手な、記事にお付き合いくださいましてありがとうございました。














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あのコダックが・・・ (bon)

2012-01-26 | 日々雑感、散策、旅行

先日のニュースで、イーストマンコダックが破産した。
2012.1.19に、NY裁判所に連邦破産法の適用を受けるべく申請した。 
だれでも知っている・・あの、コダックが。 
1880年に創業したジョージ・イーストマンは、ロールフィルムやカラーフィルムを
開発し世界を席巻していた。 また、ブローニーというカメラを1ドルで販売し、
写真を一般大衆化した。
 70年代には、デジカメを先駆けて開発したが、競業他社のスピードについて行け
なかったそうだ。

来月、2月26日は、華やかなアカデミー賞授賞式がハリウッドのコダックシアターで行われる。
映画の世界にも、フィルムを通じて大きく貢献して来たが130年のこの歴史も終わる。
あぁ、これが流れ~なのか・・!

ハリウッドのコダックシアター  来年はどこで・・?
 ネットより                       

1888年にEastma Kodakの創業者George Eastmanの友人でもあった発明家トーマスエジソンが映画撮影用のカメラを発明した。


 写真愛好家の中には、焼き付ける時、わざわざコダックを指定する人も稀ではなかった。
富士フィルムに比してカラーの層がコダックは数段多く、したがって色味がよい・・というのだ。
我々の近くにもコダックファンは大勢いた。フィルム時代には。
 一方、この富士フィルムは、もともと富士大国(おおこく)と言われるほどのお
金持ちであったが、2000年に就任した古森社長のリーダーシップがすばらしい・・と
評されているようだ。
 紙パルプからセルロースをとり原料としてるわけだから、もともと化粧品、健康食品
などの多くの要素技術はあったのだが、それに商流の開発もうまく実っていた。
さらに、2001年富士ゼロックスの株式を結果的に75%取得して連結子会社として、
オフィス用複写機、プリンターにも展開し総売り上げの42%に及ぶという。
 さらに、追い風? 先のオリンパスへの出資まで見込まれるや、医療分野への大躍進
も期待されているという。
世の中には、こんな話もあるんですね・・・。

古森社長がデジタル時代到来に備えた経営復活に関する興味ある記事が日経ビジネスオンライン(クリック)が取り上げていた。

1939年米国で公開、1952年日本で初公開


無声映画魁のChplin1917年脚色制作映画「The immigrant」

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激論日本経済の明日ー消費税増税    (mak)

2012-01-22 | 経済 政治 談義

激論日本経済の明日ここをクリックして、YouTubeを開いてご覧ください。

国会で大騒ぎしている消費税増税について、日本の危機的な財政状況を考えると、「仕方がないかなー」という方向に世論は流れているようであるが、そんなことで良いのであろうか。
税負担は、政治家や役人まかせにせずに国民一人一人が真剣に考えなければならない最重要課題である。この動画は消費税の問題点を色々と取り上げ、わかり易く説明しており、皆さんと共有いたしたく、投稿した次第。

ゲスト出演者のProfile:

青木宗明 神奈川大学教授

斎藤貴男 フリージャーナリスト 著作『消費税のカラクリ』『消費増税で日本崩壊』

 

今日の野田総理の施政演説を聞いた後、Browsingしておりますと、お笑いよりも面白いブログが見つかりました。植草一秀の知られざる真実です。ニュースの真相も野田総理の施政演説をちゃかしております。

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酔いどれマリア・・・  (bon)

2012-01-21 | 日々雑感、散策、旅行
最近、ラジオから日に何度も聞こえてくる歌・・・。
はじめは、まったく気にも留めなかったのだが・・・
「♫ロ・レ ロ・レ ロロレロロ・・♫」と気だるく、何となく退廃的?な妙な感じ
で歌うところが、そのうち気になってきた。 どうも耳から離れない感じ・・。

そんなだから、歌の初めの何小節かはほとんど覚えていないから、これがその歌であるか
わかっていない・・、「♫ロ・レ ロ・レ・・・」が始まるとたん、あっ、これだ・・!
だから、タイトルなんかわからないでいた。 しかし、何度も流れているうちに、
おぼろげながら、酔いどれ・・なんとかいっていることが分かった。
後は、U-tubeのお世話で。

昨年12月に発表された、「酔いどれマリアが歌う店」作詞:阿久悠、歌:新編成の
ペトロ&カプリシャス。 ヴォーカルは高橋真理子から桜井美香に代った。

仰げば尊し・・とは雲泥の違いですが、この歌 作詞の阿久悠の遺作であったのをこ
のように日の目を見せた・・ってこと!
皆さんも、聞かれたことがある~いや、もう歌っている! かもしれませんが、
聞いたことない方は、ここに張り付けたのを聴いてみてください。






「そして今は」を初代前野曜子と2代目高橋真梨子がメドレーで歌う。声が似ているので区別がつかない。

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「仰がば尊し」が日本から消えた   (mak)

2012-01-19 | 日々雑感、散策、旅行

テレビのバライティー番組で、「仰げば尊し」は、アメリカで1871年に作られた曲であるということが、昨年の1月に分かったと、話題にしていた。
明治の初めから昭和にかけて、卒業式の定番曲として、歌われていたが、近年は「旅立ちの日」「桜」、などが歌われるようになり、我々世代にとって、さびしい限りである。

 YouTubeで検索してみたら、
台湾では、日本統治時代から歌われ続けてきた「仰げば尊し」が、今でも卒業式で歌われている。さらにはアメリカでもSusan Osbondという歌手がGraduationという題名で歌っている。日本の文化が異国で今も息づいていることを知りのを知ったとき、戦後、世界の流れの中で日本は懸命に奔走してきたが、何か大事なものを失ったのではないだろうかと思いを馳せてしまった。


この曲の起源はアメリカかもしれないが、紛れもなく、日本人の心に響く 日本の歌として生まれ根付いたものである。
 日本は敗戦後、経済一辺倒に突っ走り、金よりも大事なものがあるということを忘れてしまった。伝統も歴史も、人の人情や人間の生業を知らない腑抜けの国になってしまった。これからキラキラ光る世界に誇れる国にしなければならない。そのために、今の日本の問題点を探り、そこに至る道筋を考える前に、先ず、何故仰げば尊しが日本の学校から消えてしまったのか、その理由を思考することが鍵になるかもしれない。

台湾で今も歌われている「仰げば尊し」

アメリカの歌手が歌う「仰げば尊し」

 

仰げば尊し 黒澤明監督の映画「まあだだよ」 ここクリック。昔の学校の卒業式を思い出す。 

アメリカのハイスクールの卒業式でうたわれる[Aogeba tootoshi]




The song for the close of schoolの歌詞  ここをクリック

上海生まれの中国人歌手Jade Yinが歌う仰げば尊し

 

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庭に来る鳥たち pooky

2012-01-18 | 鳥たち
庭に来るスズメ、鳩に犬(ぷーきー)がいる時から庭木に餌箱を吊るして餌をやっていた。
近頃スズメの数が少ないと思っていたが、10数羽は何時も来ているようだ。
ぷーきーが亡くなって寂しさを紛らすためにスズメ・鳩以外の鳥にも集まってほしいので
ミカンやリンゴを置いてやるとメジロやムクドリが来ている。
窓を開けると逃げてしまうので、窓越しカーテンの隙間から写真を撮る事に成功した。
餌を待つスズメ達

モミジの枝にとまりえさを待っている

えさ箱に群がるスズメ

一生懸命にえさを食べるスズメたち

ミカンを食べるメジロ

ミカンの中身を綺麗に食べています


メジロはミカンやリンゴが好きです。多い時は数匹来ています。
本によると
食性は雑食だが、花の蜜や果汁を好み、育雛期には虫なども捕食するそうです。
花の蜜を大変好むため花期に合わせて行動し、春には好物の花の蜜を求め
特に早春は梅の花に群がる様子がよく観察されるとのこと。
そういえば、我が家の梅の花に群がって蜜を吸っているんでしょう。
「チー、チー」といって鳴き交わす様子がよく観察されます。

観察し続けて又ご報告致します。pooky













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NHKラジオ放送    (mak)

2012-01-18 | ブログ、インターネットの扱い方

既にご存知かもしれませんが、ちょっとしたお知らせです。

NHKネットラジオ (ここをクリック)コンピューターで聴けるようになりました。
このブログにリンクを貼ってみました。NHKネットラジオをクリックしてみてください。そのあと、第一放送、第二放送、FMから選択し、スイッチをクリックすればOKです。番組表もありますよ。

NHKラジオを聞きながら、ブログを読んだり、ネット新聞読んだり、メイルを読んだりすることが可能です。その場合は、当たり前のことですが、http://www3.nhk.or.jp/netradio/ をアドレス欄に貼り付けてラジオを立ち上げることが必要です。

テレビと違って、ラジオは聞きながらほかのことができるという点で、便利です。Ituneで音楽を聴いたり、たまにはラジオでニュースを聴いたりと、楽しみが増えますよ。

今、赤坂のサントリーホールからのN響定期公演のライブ中継でロッシーニを聞きながら、このブログを投稿しているところです。

NHK交響楽団サントリーホール定期公演

nhk  サントリーホール 

音声を聞くには、プラグイン(Adobe Flash Player )が必要です。インストールされていない、またはプラグインのバージョンが古い場合は、こちら(NHKを離れます)のページからダウンロードしてインストールを行ってください。推奨環境や、お客様のネットワーク環境もご確認ください。
すでにプラグインがインストールされていても音が出ない場合、さまざまな理由が考えられます。お使いのパソコンメーカーなどへお問い合わせください。

 

 

 

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カンノンチク  (bon)

2012-01-18 | 花鳥風月

久しぶりの「花たち」カテゴリーにアップします。
この時期、花類はきわめて少なく、花木ではさざんかあたり・・、ボケや梅は早いし
ろうばい は見頃かもしれませんが、我が家にあらず・・。
で、もう何年もいるのに一度もアップしなかった、写真にも取ってもらえなかった
カンノンチク を取り上げてみました。

観音竹は、ヤシ科の常緑樹です。 観音竹、棕櫚竹(シュロチク)は、おもと、東洋蘭と
並んで古典植物の三本柱の一つとして評価されていおり、東洋的伝統的園芸植物として
江戸時代から栽培されているそうです。 その後、近年になって投機的な植物として
扱われたなどから一時期イメージダウンしたそうですが、平成になって再び人気上昇
してきました。

観音竹・・大黒天?


カンノンチクはもともと、中国南部、台湾などの温暖地方で自生、栽培されており、
日本では沖縄で盛んでした。それが園芸種として改良され普及発展し、割合耐寒性も
あり、大変育てやすいです。(入念に手入れすれば、さらに良い気品と情緒・・が
、ほったらかしでも、まぁ、まぁ~)

写真のは、雑種で「大黒天」に似ていますが、いいものだとやはりきれいですね。
それなりの鉢にも入れて・・。
種類は、128ほどあるそうで 縞斑系が70%、青葉系が30%で、写真は青葉系です。
観音竹という名前は、沖縄にある観音寺の寺院の名前が由来と言われています。

ちなみに、今日1月18日は、「初観音」といって、諸所の観音様にお参りする風習が
あり、東京では浅草寺の法華三昧会を修し、この夜の「亡者送り」(温座陀羅尼)は
有名です。


カメラを持ったついでに、今を盛りと咲いているビオラ・・・を。




どこにもあり、見慣れた花ですが、こうしてアップして見ていると、元気がもらえますね。

さらについでに・・寄せ植えしたハボタンなどの鉢~です。




ビオラ違い・・・?



観音竹の花ネットより転載:

   観音竹の花 


<!-- Helen Merrill -->







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甚句  (bon)

2012-01-15 | 日々雑感、散策、旅行
普段、目覚まし時計は、ベルではなくその時刻から1時間ラジオがスイッチオンする
ように設定しているので、今日日曜日は、ナギラケンイチ氏の「あのころのフォー
クが聞きたい」の番組が流れています。これが終わった後もいつもラジオはそのま
ま点けた状態なのですが、特段気に留めることもなかった。 
 ところが今日は、小気味よい調べ・・相撲甚句が流れていた。 歌詞は、判別で
きないが何となくいい感じ、リズムが心地よかった。

 ここまでにしておけばよかったのに、「甚句」っていったいどうゆう種類の歌なのか?
・・・そうなってくると、民謡とか長唄とか端唄とか・・と次々と気になってきた。

朝食が終わって、この気になる部分を調べることにしました。 
ややくどいかもしれませんが・・手元の辞書からかいつまんで、以下に簡単に整理してみました。

甚句: 七・七・七・五の4句からなる詞型で、だいたい定まった旋律の骨組みを
 持った日本民謡の一種であるそうな。秋田甚句、米山甚句などが有名です。日本
 民謡の半分以上はこの甚句形式であるという。

民謡: 郷土の生活と結びついて生まれた民衆の間に口伝えにうたわれてきた歌謡。
 フォークソング。

謡曲: 能の詞章とその音楽。謡は登場人物が歌う役謡と地謡(じうたい)に分けら れる。
 
地謡: (じうたい)能または狂言の詞章の中で演技者が歌はない地(じ)の部分。
 地唄舞とは、京舞・上方舞ともいわれ、京都で発達した繊細優美な日本舞踊の一派

長唄: こちらは、能ではなく歌舞伎舞踊の伴奏として発達した三味線歌曲とある。

浄瑠璃: 江戸時代に栄えた三味線の伴奏による語り物、音曲の総称。一方、歌曲と
 しても発達し、常盤津(ときわづ)、清元(きよもと)などが派生し歌舞伎と結
 びついて、舞踊伴奏音楽となり 新内(しんない)などは遊里音楽として江戸情緒
 の花を咲かせた。

◇ついでにいろいろ・・・

端唄: 短い自由な形式を持った三味線歌曲。江戸末期、お座敷音楽として発達した
 江戸端唄。これは、浄瑠璃、民謡などには属さないそうだ。

小唄: 江戸末期の粋でシャレた三味線小曲である。 テンポ早く、渋い声でつぶ
 やくようにうたい、三味線は撥を使わずつまびきする。

俗曲: 賑やかな三味線伴奏で歌われる通俗的な歌。家元や職業的な歌い手が
 教える種類の歌は普通含まない。 広い意味では、端唄、小唄を含める。

都都逸: 七・七・七・五調26文字詞型の俗曲。 男女の情愛をうたいこんだも
 のが多い。 その語源は「ドドイツ・ドイドイ」という囃子言葉からという。

◇もう終わります・・・

歌謡曲: 民謡を除く日本ふうの流行歌。

演歌: 明治中期から昭和初期まで街頭などで普及した大衆歌曲。 そこから転じて
 情緒をうたうものに変遷してきた。

◇お付き合いありがとうございました。

相撲甚句の起源について、Yahoo百科事典に説明ありました。クリックしてください。
相撲甚句の一面


有名な相撲甚句シリーズ7曲






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冬の日比谷界隈  (bon)

2012-01-14 | 日々雑感、散策、旅行

昨夜は、恒例の飲み会(新年会)で、日比谷界隈に出没しました。
この会は、同期入社で同じ専門分野として配属されたメンバーです。すでに49年前に
初めて顔を合わせたメンバーなんですね。 みんな、それなりに年を取りました。
で、昨年もブログにアップした記憶がありますが、この寒い時期の日比谷公園を抜け
内幸町方面の会場までの景色? をアップしてみます。

日比谷交差点あたりから、冬の夕暮れ、大手町方面をながめました。
       第一生命ビル

箱根駅伝の学生さんたちが走った道です。      第一生命ビル(かってのGHQ本部)


ここから、日比谷公園に入りましたら、寒の内の夕暮れにもかかわらず、人影があり
ましたね。これまで何度も見慣れた、噴水には、色彩が変化するライティングで
アップされていて それなりの雰囲気を作り出していました。

噴水の向こうに見える小さな明かりは、松本楼です。

さらに内幸町の交差点を渡ると・・日比谷シティ の広場があります。
以前には、この時期 マンハッタンのロックフェラービル(当時)の
スケートセンターのように(それより規模ははるかに小さいが)都会の中のオアシ
スとして設定されていましたね。
今日は、バスケットボールコートとされていましたが、だれも使用していませんでした。




飲み会は3時間ほど続きましたが、今や話題は音楽、ゴルフや当時話題の人たちの動静
などを中心に花が咲いていました。 腰や膝の話もなくはありませんでしたが総じて
元気な話題に終始し明るい新年会でした。














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ブログ アクセスの記録。  (bon)

2012-01-12 | ブログ、インターネットの扱い方
 2012年の鏡開きもすぎ、世の中は新しい年を全開で進み始めておられることと思います。
 このブログ 蓼科浪漫倶楽部も昨日(2012.1.11)で開設以来475日を迎え最多記録が刻まれました。

 閲覧数が、初めて1000を超えました。  ・閲覧数 1006pv/日
 訪問者数が、初めて250を超えました。  ・訪問者数 255IP/日

訪問者数、閲覧数が多ければいい・・とは限りませんが、それでもやはり一つの指標
として、これらの数字を記録したことを、共に喜びたいと思います。 そして、この
数字を積み上げてくださいました、お一人おひとり様のご訪問とこのブログへの
ご興味ご愛着にただただ感謝申し上げる次第です。

また、これらの数字は、このブログに対する励ましと、さらなる研鑚への暖かい要請
であると捉え、今後一層の精進と努力、さらにはより幅広い活動を通じて皆様に応え
るべく努めてまいる所存であります。

ありがとうございました。

春を待つ蓼科浪漫倶楽部の農園です。



ワグナー ロマンティックオペラ 「ローエングリーン」より







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おみくじの「よし」と「よろし」の違い(nob)

2012-01-10 | つぶやき

賞味期限切れに近いお話しですが・・・。

毎年正月には大宮にある氷川神社に初詣に出掛けます。

今年も元旦に出掛けました。参道の鳥居から本殿まで約300メートルの距離。

本殿に辿り着くまで小1時間掛かりました。

氷川神社  氷川神社参道

無病息災、家内安全を祈願し、参拝後おみくじを引いたら、29番「半凶末吉」でした。

おみくじの番号の数は50番から100番まで寺社によって異なり、「凶」がない寺社も何箇所かあるとのことです(昨年末テレビで放映していました)

ワタクシが引いたおみくじの縁談の項(もう私には関係ありませんが)には「よし」と書いてありました。で、独身の息子のはどうなっているかと覗いて見ると「よろし」と書いてありました。

「よし」と「よろし」では同じようなものではないか、どう違うのかと思い、帰宅後調べると「よし」「よろし」「わろし」「あし」は古文の中で判断を表す形容詞として使われていたとのことで、基本的に「よし」=良し>「よろし」=悪くない>「わろし」=良くない>「あし」=悪し、ということを知りました。

おみくじ   おみくじ

 

この歳になると、古代から続く日本の風習、文化に興味を持つようになり、心が穏やかに・・・・

行列で並ぶ参拝客、氷川神社参詣客 

有名な氷川団子の団子屋さんで一服。

氷川神社の団子 だんご

 

 氷川神社の詳しい情報はここをクリックしてください。

 

 

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タイのチェンマイのコムローイ   (mak)

2012-01-08 | 日々雑感、散策、旅行

タイのチェンマイ(Chiangmai)は日本人のロングステイ地として、生活費が安いし、食事がとてもおいしい、ゴルフも安いなどから、非常に人気があり、多くのロングステイヤーが滞在しております。そこで、ロングステイしている友達からメイルがあり、コムローイという灯篭みたいなものを空に一斉にあげる風習があることを紹介してきました。そのメイルの一部を抜粋します。

「大晦日の24時直前から何万ものコムローイと云う熱気球が揚がって空に浮かび幻想的です。日本では消防法でとても許してもらえない事と想いますが、色々な願い事をを込めて揚げると成就すると云う大変便利なしきたりとの事です。元々11月のロイカトーンと云う川での灯篭流しが空での熱気球に変わったとの説明を聞いています。」

早速、コムローイをYotutubeで検索しましたところ、多くの動画が投稿されておりましたので、その一つを張り付けました。話題の一つとして、ご参考まで。

 

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地熱発電は何故日本で普及しないのか? (mak)

2012-01-08 | 原発

DailyMotion地熱発電は何故普及しないのか

地熱発電の詳しい情報Web地熱発電とは

上に貼り付けたリンクURLをクリックすれば地熱発電のあらゆる情報を見ることができる。
日本の地熱資源は世界有数で第3位であるが、今まで諸処の理由で普及していない。今後、これらの普及しない問題点を克服して、脱原発のために、利用されることが期待される。

 

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