QRコードを使った決済のことですが、このところ新聞(読売新聞8/18)やNHKの朝の
ニュース(8/28)でも報じられていますので、大方の方はご存知かと思いますが、ちょっ
とだけ・・。 えっ、もう使ってる!
スマホにQRコード決済のためのソフトをダウンロードして、自分のQRコードを登録して、
支払いの時にスマホにそのQRコードを示して店舗に(pos端末で)読み取ってもらう、
あるいは、店舗側が示すQRコードを自分のスマホで読み取る(カメラで写す)の2通りあり
ます。
スマホで、QRコード決済
(ネット画像より)
NHK朝のニュースでは、福岡の屋台で観光客が決済している場面などが映像で紹介されて
いました。
これまで、キャッシュレス決済の方法といえば、クレジットカードかプリペイドカード
などの電子マネーでした。 これらは、会計時に使う専用端末を店舗側に設置する必要が
ありますが、QRコード決済では、スマホかタブレットに専用のアプリをダウンロードして
使う方法で、上で述べたように2通りの方法があります。
QR決済の2つの方法
(ネット画像より)
店舗側に専用端末を設置する必要がありませんから、低い導入コストで済み、中小店舗
にも導入しやすい特徴があります。
利用者にとっては、利用できる店舗が広域で、多いほど利便性が高まり、したがって
自社の専用アプリを使う利用者を増やして 顧客の囲い込みを図るには、使える店舗数が
多いことが必須ですから、通販事業者、IT、通信事業者などによるによる熾烈な売り込み
が展開されているとか。
現在、日本で提供されているQRコード決済サービスは、Feedmatic Blogから引用して、
以下のような種類があります。
・Origami(株式会社Origami)
国内でいち早くQRコード決済を提供しており、ポイント制はないが、クーポンの発行
や店舗ごと割引サービスをしている。
・LINE Pay(LINE株式会社)
LINEが提供するお財布サービス。スマホだけでチャージから、加盟店での買物、送金
や割り勘が可能。加盟店手数料は、2018年8月から3年間無料。
・楽天ペイ(楽天株式会社)
楽天会員IDを利用して、楽天以外のECサイト及び実店舗でも簡単に決済ができるサー
ビス。楽天グループ外のサイトであっても楽天IDを利用した決済を利用することに
よって楽天スーパーポイントがたまり、そのポイントを楽天ペイとして使用可能。
加盟店手数料は、3.24%もしくは3.72%
・ヤフースマホ決済(ヤフー株式会社)
バーコード決済サービス。加盟店手数料:今秋導入予定の「読み取り支払い」は、
3年間無料。
・d払い(株式会社NTTドコモ)
オンライン及びオフラインでの決済に利用できるスマホ決済サービス。利用に応じて
dポイントをためたり、使用したりすることができる
・PAY ID(PAY株式会社ーBASE子会社)
・paymo(AnyPay株式会社)
・pring(株式会社pringーメタップス子会社)
・ゆうちょ Pay(株式会社ゆうちょ銀行)
2019年2月目途に提供予定のスマホ決済サービス。
考えてみれば、スマホにQRコードを介した専用アプリを使った決済ができるというのは
“コロンブスの卵”で、至極当然のことですね。
QRコードは以前から導入が進んでいますし、急激に普及したスマホとドッキングした
決済方法が実現されるというのは。そして店舗側の導入コストが高くないから導入し易い
し、導入店舗が増えれば,利用者利便が向上し好循環が形成されます。したがって、取り
扱い(店舗)手数料を安く(無料期間設定など)しても、利用者囲い込みを図りたいわけ
で、各事業者は必至の活動を展開しています。
折しも、20年オリンピックを控えて、国内キャッシュレス化の推進を図る政府方針とも
相まって、当分にぎやかな競争が始まることでしょう。
今年2月には、経済産業省は、三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3つのメガ
バンクが連携して、QRコードを使った決済の規格統一化の方針を打ち出し、決済規格を
統一して、共同でシステムを開発することが合意したと発表されていました。
少し違いますが、先だって、我が家の風呂兼用給湯機を取り換えた時、カード払いにした
ところ、工事に来た若い担当者は、自らのスマホのアプリで、カード番号などを打ち込ん
で簡単に終わりました。カードを読み取る機械などないのでした。
世の中、進んでいると思いました。
<参考> Feedmatic Blog(ネットサイト)記事から、引用しました。
・WeChat Pay
中国最大人気のコミュニケーションツールWeChat(微信)(提供会社:Tencent(テン
セント・騰訊))が提供するモバイル決済サービス。
・AliPay(銀聯)
ネットショップモール「淘宝網(タオバオ)」を運営するアリババ集団(阿里巴巴集
団)の決済サービス。
明日(9/1)から、蓼科農園に行ってきま~す。
今回は、カボチャ、スイカの収穫がメインで、通称“スイカ・カボチャ祭り”といって
います。 しかし、8月上旬の情報によれば、スイカ、カボチャの囲いネットが荒らさ
れて、動物に食べられている・・とのことでしたので、修復はしたものの、その後どの
ようになっているか気がかりです。