蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

韓国演歌    (mak)

2013-02-28 | 音楽、Romantics Stream

韓国演歌トロット: ふと韓国演歌を聞いてみた。まるで日本の演歌そのもの。次々と曲を選んで聴いているとあっという間に何十曲も集まった、スムースに自分の音楽神経に吸い込まれていき、恍惚の彼方へ。当分やめられなくなりそうである。

韓国演歌メドレー 

チュ・ヒョンミメドレー

<!-- チュウ・ヒョンミ メドレー -->

 チュ・ヒョンミ

チュ・ヒョンミ(주현미、周美、1961年9月27日 - )は、大韓民国光州広域市出身の歌手。韓国では「トロットの女王」と呼ばれるほど圧倒的な人気を誇る。中国語が達者で、 夜来香など中国の歌を歌っております。
 
 
 チャンユンジョン
チャンユンジョン
1980年2月16日、韓国忠清北道忠州市出身。ソウル芸術大学放送芸能科(演技専攻)卒。99年のガンビョン歌謡祭で大賞受賞。2004年、シングル「オモナ」でデビュー。この曲が大ヒットし、この年の各音楽賞を総なめ。低迷していたトロット界に“ルネサンス”をもたらしたと絶賛されている。 ドラマの挿入歌「約束」

 

韓国のラッパー歌手のPSYが世界の音楽ファンの中で大人気:
一つの話題として挙げたが、小太りの若者が歌う奇妙なラップのどこがよいのかと、当ブログ視聴者には」不人気である。 

 

PSY - GANGNAM STYLE (江南スタイル) 


再生回数1,363,694,285 最高記録

韓国のラップ歌手が歌う「江南スタイル」昨年12月の米国のビルボードチャートで1位に肉薄、英国のチャートでも1位を記録し、世界で人気が沸騰してる。アジアの歌手がこんなに人気が出るのは坂本九上を歩いて歩こう以来の半世紀ぶりである。

「江南スタイル」は動画サイトのユーチューブで火が付き、米主要メディアがこぞって取り上げ社会現象となった。歌詞のほとんどは韓国語だが、ラップ調のリズムに乗せ、サングラス姿で太めのPSYがコミカルなダンスを披露。再生回数は最高記録の10億クリックを越した。

 

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今年も“芋ほり”・・  (bon)

2013-02-27 | 花鳥風月

 昨日はまだ風は冷たいでしたが、比較的弱く気温は10度以下ながら日中の日差しは暖かく感じる穏やかな一日でした。

 今年もまた、サギソウの芋(球根)を掘り上げました。 
昨年は花付が悪く、球根の出来を案じていましたが、まさしく芋の出来も芳しくありませんでした。 

 なぜなんでしょうか・・?  
毎年同じようにやっているので思い当たることはありませんが、違いが出ています。

 Pookyさんは、昨年とてもいい花が咲いていましたから、おそらく芋の方もたくさんできているのではないかと思います。


 さぁ、今から掘りましょう・・。 オーソサイド500倍の消毒液をスタンバイ。

  


詰まっていたミズゴケを掘り出してみると・・かなりのカサバリよう。
  


30分消毒した芋たち・・・
  
 

 でも、まぁ少し(30個ほど)できていましたから、今年は肥料を多めにしてやってみることとします。


さざんかも今はきれいに~
  ">

さざんか一輪 美しいですね。キーボードCtrl押しながらクリックすると大川栄策の「さざんかの宿」がなりだします。




 

ムード音楽メドレー




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伝統こけし   (bon)

2013-02-25 | 日々雑感、散策、旅行

今回届いたジパングの雑誌・・ジパング倶楽部2013 3月号の特集で、この伝統こけしが取り上げられていました。
この記事に刺激されて、早速昔買ったりしていたこれらのこけしを、久しぶりに思い出し、取り出していくつかを並べてみました。


 東北の伝統こけしは、11系統あるそうですが、我が家にあるのは、このうち、作並、鳴子、遠刈田、弥次郎の4系統
(いずれも宮城県)のものです。 
1965年あたりから10年くらいの間に仙台や盛岡に行った時に買っていたのでした。
なので、もう45年~くらい前になります。こけしの裏に何年何月どこで~などと書いていましたが、ほとんど消えかかって
読めないですね。 かなり古くなり、生地色が茶色くなっていたり、汚れています。
これらも最初は生地が白くつややかでしたが。

        マトリョウシカ   

                        
 鳴子は、首をひねるとキュツと鳴り、胴がくびれているので分かり易い。写真では一番大きな右端にあるもので、
37㎝あり、かなり重いです。 
弥次郎は極端ななで肩で、少し瓢箪型をしている(写真では一番小さいもの)。 
作並は胴の模様、遠刈田は頭が黒いなどなどそれぞれ特徴があります。


 木材から食器や道具などを作っていた“木地師”が、人形のような“こけし”を作り、子供たちの土産に配った・・
のが始まりらしい。 作並こけしが古く、約150年もの伝統があるのだそうですね。
昔は、子供たちがこけしを手に持ったり、握ったりして遊んでいたとか・・長閑だったんですね。



こんな歌があったのですね。


ロシアにこんな歌がりますね。(mak)


爪楊枝で作った篤姫画像

篤姫

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【TBS】家族の愛の物語...『とんび』   (mak)

2013-02-23 | スポーツ、芸能、映画
TBS 毎週日曜9時半から日曜劇場「とんび」、明日の日曜9時半是非ご覧ください。
兎に角、泣かされます。
TBSテレビ「とんび」をクリックして、詳細をご覧ください。

【TBS】家族の愛の物語...『とんび』第6話(2月17日)予告




どうしようもなく不器用な父が僕をただ一つ愛してくれた30年の物語。

内海に面した街、備後市。二十八歳のヤスは、待望の長男アキラが誕生し、生涯最高の喜びに浸っていた。
愛妻、美佐子と、我が子の成長を見守り、幸せを噛みしめる日々。
それは、幼い頃に親と離別したヤスにとって、ようやく手に入れた「家族」のぬくもりだった。


しかし、その幸福は、突然の悲劇によって打ち砕かれてしまう――。
困難に直面するたび、不器用に戸惑い、悩みながら、それでも我が子の幸せ第一に考え、息子を育てる父親の、喜びと哀しみ。
さびしい父親と息子の生活。げんこつと愛でまっすぐに育てていく。優しい言葉を掛けなくても、毎日カレーライスの粗末な食事でも二人は一体となって生きていく。


 トンビから鷹が生まれたように、息子は収集に育ち、親から離れて早稲田大学へ、寂しさをやせ我慢でこらえる親父に「元気で長生きしてくれよな」と言葉を残し家を去っていく。

大学卒業後、出版社に就職する。何かの時に親父の写真に相談し、昔の二人が過ごしたころを思い出す。
魂が涙する、30年の父親物語の最高傑作!
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木瓜  (bon)

2013-02-23 | 花鳥風月

まだ少し早いのですが、盆栽仕立ての木瓜(ボケ)が咲き始めましたので、
今日はこの木瓜について少し流してみたいと思います。

木瓜(ボケ)は、バラ科の落葉低木で、学名をChaenomeles speciosaという難しい名前です。 
これがなぜ木瓜かというと、“実が瓜に似ており、木になる瓜で「木瓜(もけ)」とよばれたものが
「ぼけ」に転訛(てんか)したとも、「木瓜(ぼっくわ)」から「ぼけ」に転訛したとも言われる” とあります。
平安時代の中国からの帰化植物だという。

“学名のspeciosa は 美しい、華やか 、Chaenomelesは 「chaino(開ける)+ melon(リンゴ)」が語源。”
で、きれいな名前が付けられています。 
ちなみに、花言葉は「先駆者」「指導者」「妖精の輝き」「平凡」。


“日本ボケ協会”なるものがあります。 
というか、日本ボケ展が今年、第36回といいますからかなり前から活動されているのですね。 
    


   

 日本ボケ協会・・・なんて言うと、年頃から何となく気にかかるような響きですが、
認知症のボケではなく、冒頭のきれいなボケの花なんです。


ところで、我が家の今日の“ボケ”は、なんともショボクレてみじめな感じですが、
2009年2月(4年前)の同じ鉢の花の様子を再アップしてみます。

    今年の姿
    

    2009年の姿
    


 昨年は全く手入れをしなかった、そういえばこのところ土も変えずにいたのかもしれません。
こんな小さな土の中で手入れもしてもらえず申し訳ありませんでした。
花が終った頃に植え替えてあげようと思います。



高校時代に毎晩聞いていた曲(英語講座のテーマ曲)ですが、どう言う訳かu-tubeから
再生するのに手こずりました。




大歩危小歩危 素晴らしい景観 


吉原観音 なんでここに吉原観音があるのんや。


松葉屋 花魁道中

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PM2.5  (bon)

2013-02-21 | 日々雑感、散策、旅行

最近突如として表れた・・話題にされるように感じたのですが、
もっと昔、昭和42年(1967年)の公害対策基本法において環境基準を設定すべきだということで、
すでに1972年(昭和47年)に浮遊粒子状物質 (SPM) の基準が設定されていた・・のですね。

PM2.5の方は、最近2009年に東京大気汚染訴訟においてPM2.5への対策が言及されたことを受け
その基準が設定された。 こちらは、比較的新しい基準なんです。

ということで、現行では環境省告示として、浮遊粒子状物質(SPM)と微小粒子状物質 (PM2.5) の
基準が定められているのです。

 最近これが話題になり、テレビなどで報道されているように、特に黄砂がひどく
“霧にかすんだような街並み”が映像として映されているのです。

PM2.5による大気汚染のため、上海市内でマスクをして歩く駐在員(2013年1月)=ロイター
(ネット日経新聞より)


 PMとは、Particulate Matterの略で、粒子状物質のことです。
SPMとは、Suspended Particulate Matterの略です。
 これらは、一般的にはマイクロメートル (μm) の大きさの固体や液体の微粒子のことをいう・・とあります。 
主に燃焼による煤塵や黄砂のような飛散土壌、海塩粒子、工場や建設現場で生じる粉塵等などからなり、
これらを大気汚染物質として扱うときに用いる用語・・なんですね。

 アメリカでは、大気浄化法により1971年に初めて環境基準が設定され、当初は全浮遊粒子状物質
(Total Suspended Particles, TSP) の値を定めていたが、1987年の改訂でPM10に変更、
1997年の改定でPM2.5の値が追加された。 
ヨーロッパでは各国が独自に基準を定めているが、EU広域では、1980年に当時のECが浮遊粒子
(Suspended Particulate, SP) の環境基準の値を定め、1990年にPM10の値を設定している。


 順序が後先になりましたが、それらの定義を述べておきますと、
まずPM2.5は、大気中に浮遊する微粒子のうち、粒子径が概ね2.5μm以下のもの。
“粒子径2.5μmで50%の捕集効率を持つ分粒装置を透過する微粒子”とされる。 日本では訳語として
「微小粒子状物質」の語が充てられるが、日本以外では相当する熟語はなく専らPM2.5と呼ばれている。

PM10は、粒子径が概ね10μm以下のもの。粒子径10μmで50%の捕集効率を持つ分粒装置を透過する微粒子のことです。
PM2.5はこれと比べて小さなものが多いため、より健康への悪影響が大きいと考えられている。

 一方、日本で定められた浮遊粒子状物質(SPM)は、環境基準として「大気中に浮遊する粒子状物質であって
その粒径が 10μm以下のものをいう ・・とありますが、これは、PM10と同じではありません。
粒子径10μmで100%の捕集効率を持つ分粒装置を透過する微粒子のことであり、PM6.5 - 7.0に
相当するのだそうです。大気汚染の指標として日本のみで用いられています。

(ウイキペディアより)


様々な粒子状物質
•煤煙 - 燃焼により発生。石炭や石油の燃焼により発生するフライアッシュなど。
•粉塵 - 物の破砕等により発生。
•土壌粒子 - 風塵・砂塵嵐により大量に発生。主にケイ素 (Si)、アルミニウム (Al)、チタン (Ti)、
鉄 (Fe) などの酸化鉱物からなる。大規模なものとして、東アジアでは黄砂がある。
•海塩粒子 - 海面から発生。主に炭酸カルシウム (CaCO3) や塩化ナトリウム (NaCl) からなる。
•タイヤ摩耗粉塵 - ゴムタイヤの摩耗により発生。
•植物性粒子 - 植物から発生。花粉など。
•動物性粒子 - 動物から発生。カビの胞子など。
•スパイクタイヤ粉塵 - スパイク(スタッド)による道路面の摩耗により発生。
•宇宙塵、星間物質が宇宙から降下してくるもの。
•ディーゼル排気微粒子 (Diesel Exhaust Particles, DEP または Diesel Particulate Matter, DPM) 
ディーゼル車の排気ガスに含まれる微粒子。PM2.5の大部分を占めているという研究もある。

北京の今日2月21日の大気汚染状況です(ネットより引用しました。)
 



 いろいろわかってくると、ますます住みにくくなる感じがしますね。
最近では、これとは別事象ですが“花粉症”が深刻になっています。 

 この花粉症は、花粉に対するアレルギーによっておこる鼻炎や眼の症状ですが、歴史的には、
古代ローマの記録にも同様の症状が記録されているといい、19世紀末に、これらの症状が
花粉によって起きることが解明された・・そうです。
日本における研究では、1960年に、ブタクサ花粉症について研究発表がなされたのが最初で、
その後、1964年にはスギ花花粉症等が報告され、多くの花粉が関係していることが知られるようになった・・
のだそうです。

 日本では花粉症は今や、国民病とまで言われるようになっています。 原因となる花粉は、
春季に飛散するスギ、ヒノキ等、秋季に飛散するブタクサ、セイタカアワダチソウ等がありますが、
スギは、戦後、荒廃した山野に盛んに植林したスギが成長し、今や大量の花粉を飛散するようになったのだそうです。    

 花粉症の発症については、大気汚染も関係するとも言われており、特に、ディーゼル排出微粒子等の
粒子状物質が鼻粘膜に影響を与え、花粉の体内への侵入を容易にしている可能性が高いと言われているそうです。


 花粉は、既に飛び始めているそうで、花粉症に悩まされる人たちにとってはこれからの季節大変ですね。



映画 大砂塵から お馴染みの~ 







 

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アベノミクスを問う   (mak)

2013-02-19 | 経済 政治 談義

アベノミクスは、前野田首相が昨年11月に衆院解散を表明した直後から円安株高が沸いており、市場が好感している。

 脱デフレ不況への期待を多くの学者やエコノミストをはじめ、マスコミも安倍経済政策が適切であると囃し立てている。

 先週開かれたG20の財政相、中央銀行総裁会議において一部の新興国から日本政府が円安操作をしたかのごとき非案が寄せられたが、共同声明では日本を名指しで非難されることはなく、これを受け市場は引き続き日本の経済政策に好感を寄せているようである。

 一方で、アベノミクスに真っ向から反対している学者も少なくありません。
円安および株高は衆院選よりかなり前から始まっており、その原因はユーロ危機の一服と米国経済が回復してきたことであり、アベノミクスへの期待もタイミングよくそれを後押ししているにすぎないとの意見もあります。

 そこで、アベノミクスの生みの親であると言われており、安倍政権の経済政策の指南役として、安倍内閣参与となった浜田宏一エール大学教授がどのような論拠で安倍政権の経済政策を指南しているのか、そのうえで、アベノミクスに異論反論をしている二人の学者、浜同志社大学教授と野口由紀雄一橋教授の意見を聞いてみたと思います。

 

 Diamond On Line アベノミクスがもたらす金融政策の大転換「インフレ目標と日銀法改正で日本経済を取り戻す」Diamond On Lineに述べられている浜田宏一氏の金融政策によるインフレ目標を達成する論旨の中で特に注目すべき点を点を下記に転載しました。

 

 ―インフレ期待が大きく醸成されると、長期金利が高騰するのでないかと心配する声も多いですが……。

 

 ノーベル経済学者のマンデルは、期待インフレ率が上がるほどには国債の金利が上がらないことを証明しています。

 

 実質金利は名目金利から期待インフレ率を引いたものですから、金融緩和によって名目金利が一定に抑えられている環境では、期待インフレ率が上がると実質金利は下がります。よって、その影響が名目金利に多少ハネ返って来たとしても、結果的に実質金利が下がって、投資し易い環境になることは変わらず、景気が刺激されることになります。

 

 重視すべきは、名目金利ではなく実質金利なのです。たとえば、我々が住宅ローンを組んで家を購入するときも、返済時にいくら返せばいいかの指標になるのは実質金利なのですから。

 

名目賃金は上がらないほうがよい
その理由はあまり理解されていない

 

――では、こうした金融政策をやれば、経済はどのような経路で上向くことが考えられますか。デフレから脱却して「名目成長率」が上がり、それがどう「実質成長率」の上昇に結び付いて行くのでしょうか。

 

 物価が上がっても国民の賃金はすぐには上がりません。インフレ率と失業の相関関係を示すフィリップス曲線(インフレ率が上昇すると失業率が下がることを示す)を見てもわかる通り、名目賃金には硬直性があるため、期待インフレ率が上がると、実質賃金は一時的に下がり、そのため雇用が増えるのです。こうした経路を経て、緩やかな物価上昇の中で実質所得の増加へとつながっていくのです。
 
 その意味では、雇用されている人々が、実質賃金の面では少しずつ我慢し、失業者を減らして、それが生産のパイを増やす。それが安定的な景気回復につながり、国民生活が全体的に豊かになるというのが、リフレ政策と言えます。

 

 よく「名目賃金が上がらないとダメ」と言われますが、名目賃金はむしろ上がらないほうがいい。名目賃金が上がると企業収益が増えず、雇用が増えなくなるからです。それだとインフレ政策の意味がなくなってしまい、むしろこれ以上物価が上昇しないよう、止める必要が出て来る。こうしたことは、あまり理解されていないように思います。

 


 はまだ・こういち
経済学者、米エール大学経済成長センター名誉教授。1936年生まれ。神奈川県出身。東京大学法学部・経済学部卒。東大とエール大で経済学修士、エール大で経済学博士取得。東大経済学部教授、エール大経済学部教授、理論・計量経済学会(現日本経済学会)会長、内閣府経済社会総合研究所長、中央大学大学院総合政策研究科特任教授などを歴任。瑞宝重光章受章。2012年12月、第二次安倍内閣で内閣官房参与に就任。専門は国際金融論、ゲーム理論。『経済成長と国際資本移動――資本自由化の経済学』『損害賠償の経済分析』『国際金融の政治経済学』『アメリカは日本経済の復活を知っている』など著書多数。

浜同志社大学教授 浜田理論を浦島太郎とこき下ろす。

 野口由紀雄一橋大学教授 金融緩和でインフレには絶対ならないと、反論。

NHK日曜討論で浜田宏一氏と野口由紀雄氏が大バトル

野口由紀雄 浜田宏一

大前研一もアベノミクスは古すぎると疑問を呈している。 明治期の近代化モデルとも、戦後の加工貿易工業立国の国家モデルとも違う、クオリティ国家の新しいイメージができてくれば、それを実現するためにやらなければいけないことが自動的に見えてくる。安倍首相の唱えるアベノミクスは20世紀の古いマクロ経済理論に基づくもので、しかも日本全体を対象とした中央集権モデルである。 ここをクリックして大前氏の意見を聞いてみよう。 

池田信夫

池田信夫 News Week 「アベノMIX異論正論」ここをクリック

池田信夫が安倍首相に「インフレ入門の教育」をしている。

 

池田信夫のブログ このブログの下方にあるアーカイブは勉強になります。 ここをクリック

素人経済学者ぼけ老人のコメント:
 経済学を極めることに人生を捧げてきた経済学者の間でも20年も続いたデフレ不況からの脱却に関する対策について真っ向から異なる意見があり、素人は何を信じたらよいものか?ますます不安が募るばかりです。
 金融緩和をすれば、物価が上がっても、輸入コストと国内コストが上がれば企業は儲かるとは限らず、逆に雇用増につながるどころか賃金を削り、設備投資を増やすことはないでしょう。

 アベノミクスが機能してくれることを願うばかりですが、金融緩和でインフレを導き出せるものなのか、マクロ経済学なるものに門外漢の素人ですが、この機会にじっくりと勉強し、学術的コメントを追加していきたいと考え、取りあえず、このブログをあげましたので、ご興味ある方は、なんでもコメントをお寄せください。

 

円安で経済が悪化する? 人力さんのブログを転載しました。アベノミクスについてなk中鋭い意見を述べておられるので、参考まで上げました。じっくり読んで、コメントしたいと思い、忘れぬ前にここへ避難貼り付けしました。
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1秒を決める   (bon)

2013-02-17 | 日々雑感、散策、旅行

2月初めの日曜日の読売朝刊“くらし・教育”ページにタイトルの見出しで図解解説記事があった。


そういえば、最近の時計は実に正確になっている。 
我が家には、昔ながらの分銅仕掛けの掛け時計もあるが、
これなどは夏と冬で進み方などが少し違っているようだ。

                


 朝刊で言っているのは、1秒の測り方の変遷からさらに、時を刻むだけでなくなりつつある・・
ということまでを言っているのである。 
記事の変遷から以下に拾い読みしてみます。


 すでに紀元前にギリシャでは太陽の動きなどを基に1日を24に区切り時間を計っていた。
しかしそれよりも地球の自転周期(1日)を基に計測する方がより正確であることが分かり長い間
この方法により決めていたという。
1秒は=1日の8万6400分の1(つまり、24時間×60分×60秒)で、誤差は100日で1秒あるという。 

 さらに、1956年には世界の計量単位を審議する国際度量衡委員会により、より正確で安定した
地球の公転を基に“1秒”を決めた。
これだと、1秒=1年の3155万6925.9747分の1で、その誤差は160年で1秒だそうだ。

 1967年まではこのように天文学を基として、秒を決めてきたが、67年にセシウム原子に吸収される
特定の電磁波を基に“1秒”が定義され、この時、時計は天文学から物理学に移った。

 セシウム原子の電子の状態を変化させるマイクロ波の周期を91億9263万1770回数える時間を1秒と定義した。 
これだと誤差は8000万年で1秒だそうだ。 この方式が現在の定義として採用されている。

原子時計
    (ウイキペディアより)


 電波時計は、この原子時計(セシウム原子)のデジタル情報を標準電波(JJY)に乗せて送信局から
発射されそれを定時に受信して時刻を合わせるのである。

 話は更に進んで、光格子時計へと次世代に向けたより正確な時計を目指しているのだ。
ストロンチウム原子を用いてレーザ光を使ってより周期の刻みの小さい電磁波から測定するというのだが、
これだとセシウム原子より格段に精度が高いという。 理論的誤差は、300億年で1秒だという。 

 こんなに正確である必要などないのに・・と思いますが、このような正確な時の測定ができると、
新しい世界が見えてくるという。
 いわゆる“時空のゆがみ”が見てくるというのだ。 時空とは、3次元空間が時間とともに進んで行く
空間の連続をいうが、それが重力や空間の中を進む速さによってそれらが一様でない“歪み”を
生じているというのだ。
難しい。 

 アインシュタインの一般相対性理論で10㎝の高低差による時間のずれは30億年で1秒あるといい、
特殊相対性理論では、毎秒1mの速さで歩く時、60億年で1秒時間が遅れるという。

だからなんなんだ・・! 
なんて言わないでください。 

 その内何年か先には、このような正確な時計を積んで宇宙に旅行したら、それこそ時間が過ぎるのが遅く、
“浦島太郎”のように、地上に戻ってきたときに瞬間年を取る・・ということになるのかもしれない。


 もし、人間の細胞が時間だけにより劣化するとしたら、宇宙を超高速でぶんぶん飛び回っている間は
年を取るスピードがそれだけ遅く・・つまり長生きする。
しかし、地球に戻る・・つまり back to the future した途端に、ぼろぼろの老いぼれになり果てている・・? 
ほんとかいな~?






Back to the future





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連作障害  (bon)

2013-02-16 | 日々雑感、散策、旅行
 昨日は、今年初めての園芸友の会例会がありました。
比較的年配の方々が多いのですがお一人を除いて皆出席でした。
午後には、予報通り冷たい雨が降る寒い一日でした。

 で、この会でいろいろな話題が出た中に連作障害についての話題がありました。
原因なども多岐にわたっているようで、この障害は良く知られている割には原因が特定されていないようで、
通常は、これが起こらないように連作を嫌う植物を同じところに続けて植えないようにして回避している。

   


 安全サイドで行う場合の目安が示されましたが、例によってもうちょっと深く確かめてみたいと思い調べてみました。

 連作とは、同一の畑で、同一の作物を繰り返し栽培することで、連作障害とは、このように栽培を
繰り返していると生育不良になって行くことをいいます。
この原因と思われる事柄について、ウイキベディア等に詳しく出ていましたので、ここに引用しますので一読ください。
何となく理解できるような気もします。

土壌中の微量元素のアンバランス
  特定の肥料成分を多く施したり、植物の養分吸収特性に合わない施肥をしていると、微量要素の
過剰症や欠乏症(いわゆる生理病)が発生する。

塩害
  無機塩の形態である肥料は、特定の肥料成分のみが作物に吸収される(例えば、硫安や塩安では、
アンモニウムイオンの部分だけが作物に利用される)ため、残渣(前述した肥料の場合、硫酸イオンや
塩化物イオン)は土壌中に残る(土壌中の金属イオンと結合。塩類と総称される)。
塩類は水に溶けやすいものが多く、降雨によって地下水や水路に流出するが、 降雨の少ない乾燥地域や、
施設栽培など雨に当たらない条件では、塩類が蓄積し、電気伝導  度(EC)が上昇することで、塩害を招くこともある。
生理病や塩害は作物の病虫害抵抗性を低下させるため、後述する土壌病害や虫害の遠因となることがある。

土壌病害
  特定の細菌やウイルスなどの病原体が土壌中に増加することにより、作物が侵され る。
アブラナ科野菜の根こぶ病や萎黄病等が代表的。連作障害の中では、発生すると最も対応が困難であり、
しばしば産地が減衰する原因となる。土壌病害は灌漑水や農業機械により伝播されることもある。

虫害
  特定の土壌害虫がその場所を生息地として定着し、作物が侵される。根菜類の線虫 (センチュウ)害が代表的。
害虫は病原体の媒介者となることがあり、結果として病害の増加につながることもある。

いや地物質の蓄積
  ある作物は、他の植物の成長を抑制する物質(有機酸、フェノール物質と言われている)を根から放出することにより、
他の植物の成長を抑制することが知られている(アレロパシーの一種)。
通常は作物自身が影響を受けることは少ないが、この物質  の濃度が高まることにより、
作物自身の生育に悪影響を与えてしまう場合がある。」

                 


また、ウイキペディアではその回避方法についても述べられていますので、ここにご紹介します。

適切な施肥管理
  土壌診断等を行い、作物の生育に応じて必要な施肥を行うことで、生理病の発生を抑制することができる。

有機物の投入
  土壌病害や害虫は、生体の植物を侵すものがほとんどである。また、土壌中で一定以上の密度にならないと実害が発生しない。
このため、堆肥を投入したり、イネ科作物やマメ科作物を土中に鋤き込むなど、栽培作物以外の有機物を土壌に投入することで、土壌内の微生物相が多様化し、病虫害の発生を抑制することが可能となる。

コンパニオンプランツ
  病害虫の繁殖を防ぐために特定の作物を対象作物の傍らで育てて連作障害を回避する方法もあり、この場合に傍らに植える植物をコンパニオンプランツという。例えば、春ダイコンの場合には
ネグサレセンチュウによる被害を防ぐためにアフリカマリーゴールドを植えたり、キュウリの場合には
蔓割病を防ぐために葉ネギをコンパニオンプランツとして植えたりする。

湛水
  多くの病原体や害虫は水中で長時間生存できないので、圃場に一定期間水を溜めおくことにより、
病原体や害虫の密度を低下させることができる。また、水溶性の塩類や肥料成分も湛水中に溶出するので、
塩害の軽減にも効果がある。
イネは連作障害を受けないという印象があるが、これは 水田が生育期間中は常時湛水状態にあるためであり、
陸稲は連作障害を受けやすい。

客土・深耕
  客土は耕作層の土壌を取り除き、他から新しい土壌を入れること。深耕は耕作層の下層の土壌を耕作層と反転
(天地返し)すること、又は耕作層と下層を混和すること。一時的な連作障害の回避には有効であるが、
その後の管理によっては再び連作障害を引き起こすことがある。

輪作
  いくつかの異なる作物を同一圃場で作り回すこと。ヨーロッパの三圃式農業、日本の田畑輪換、
北海道における輪作体系等がこれに相当する。
全ての原因に対して有効であるが、単一の作物を栽培するのに比べて多くの耕地面積を必要とする場合があるほか、
作物毎に異なる技術を習得する必要がある。

接ぎ木
  土壌病害はこの方法で随分回避できる。ただし、接ぎ木面から上部は元の植物体なので、
雨などで土壌が跳ね上がるとそこから病気に感染する恐れがある。また、土壌病害以外の原因に対しての効果は低い。

養液栽培
  連作障害の原因物質が蓄積することがない、あるいは蓄積しても培地の交換が容易なので、連作障害を回避しやすい。設備をそろえるのにある程度の投資が必要。

土壌消毒
  土壌に燻蒸剤を処理することにより、病原体や害虫を駆除する方法。処理直後は土壌微生物がほぼ全滅しているので、作物の栽培によって病原体や害虫が優先的に増殖し、却って被害が拡大する
こともあるので、前述した有機物の投入などにより、微生物相を回復してから栽培を行うのが望ましい。
近年、燻蒸剤処理の代替方法として、プラスチックフィルムを土壌表面に張り、太陽熱により土壌温度を
上昇させて物理的に病原体や害虫を駆除する太陽熱消毒法の普及が進んでいる。」


 土があって、タネを植えれば後は太陽と水さえあれば植物は育つ・・訳であるが、うまくやるためには
なかなかいろんな配慮が必要なんですね。
肥料もやりさえすればいいというモノでもないのですね。 C/N率という考え方があって、
植物の生育、開花、結実の要素にこのC/N率が大きく関わっているということが知られています。
 
 しかし、これらのことは学問的でなければ、ある程度経験的に解決している事柄で、
それゆえに楽しさもまた倍加するのかもしれませんね。











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96条   (bon)

2013-02-14 | 日々雑感、散策、旅行
そうです。 憲法第96条です。

最近、この条項が良く聞かれます。
憲法を改正するための賛成が2/3以上必要なので、これを1/2にしようという、
つまり改正のハードルを低くしようとする動きですね。

これまでも、日本国憲法を改正したい、する必要がある・・という議論はありましたし、
10年以上前だったかにはかなり活発な議論があったように記憶しています。

つまり、戦後、他の国によって作られた憲法の下でわれわれはしぶしぶやってきている。
とか、既に世の中が急速に進展しこの憲法は古く、現状にそぐわない点がある・・などを耳にする。

が、本当のところは、他の国が作ったための不都合とは何か、とか何が現状にそぐわないか、
何が古くて問題があるのか・・今一つはっきりと理解していないのです。


改めて、日本国憲法を覗いてみますと、

「第九十六条 この憲法の改正は、各議院の総議員の三分の二以上の賛成で、国会が、これを発議し、
国民に提案してその承認を経なければならない。この承認には、特別の国民投票又は国会の定める選挙の際
行はれる投票において、その過半数の賛成を必要とする。」
と定められており、憲法全部で103条の中で改正に関する唯一の条項なんです。

そして、この2/3以上というのは、通常の法律の制定に必要な要件よりもその改正に必要な要件を加重した、
いわゆる硬性憲法であり、アメリカほか多くの国々の憲法とおなじです。

なぜ、このように硬性憲法になっているかといえば、ネットにうまく説明している部分がありましたので、ここに引用します。

“憲法は国民の自由と権利と言う基本的人権を保障するために存在しています。そのために、
法律や条例など他の法規範と異なり、国民が憲法を通じて国家に人権を侵害するなとか、
そのためにこういう統治機構であれと命令する命令規範という性格を持っています。
 そして、基本的人権を保障する憲法を最高法規として、これに違反する法律などの法規範や行政行為は
すべて無効とすることで、国家機関による人権侵害をできるだけ防止する機能を果たしています。
 ですから、憲法は時の政権の都合でたびたび変更することができないようになっているのです。
普通の法律であれば悪法が制定されても、国のありかたが根本的に変わり取り返しのつかないことになる
という危険性は少ないのですが、「自由の基礎法」と呼ばれる人権保障の基本法である憲法が
悪い方向に変えられてしまうと、国民が受ける被害は計り知れないからなのです。”

 
 では、なぜ今また憲法改正の議論があり、それを取り付けるために“まず96条の改正”
といっているのでしょうか? 
そこのところがハッキリとしないのですが、表面的には尖閣諸島における傍若無人ともいえる行為に対して
何もできない、北朝鮮の拉致問題にしても何ら打つ手もなく“もどかしい”ばかりの時が過ぎている。 

さらに言えば、あのイラク戦争の時にも問題になったいわゆる“集団的自衛権”が、現状だとどうしても
実行できない。(憲法9条があるから)
ところが、アメリカあたりから“同盟国であり、日米安全保障条約を取り付けているのに”
なぜ日本は、アメリカに協力しないのか・・?的な感じになっているんじゃないかと想像できる。 
アメリカ等の連合軍が戦っている時に、日本は、オイルの供給や食料?など後方支援がやっとであり、
それも、そのことが果たして戦争に加担していないのかどうか疑わしい(国内的に見て)が、
外国から見ると“なぜ日本はそうなんだ?”  国際社会から見て、日本という国は全く協力的ではないのではないか? 
そんな風に評価されているのかもしれない。

 このように推測してくると、政府筋にはやはりアメリカあたりからの強力な圧力があるのかもしれない。

しかし、だからといってこれを実現しようと、少なくともその方向へ舵を切るというのは、
しかも、96条の改正という“姑息”な手段ともいうべきところをその糸口としようとしていることに
大いに問題を感じる次第です。 
本当に、憲法を改正する必要があるのならば、そこのところを明確に直接国民に知らしめるべきではないのでしょうか?


日本維新の会の石原共同代表は、12日、衆議院予算委員会の集中審議で、「憲法の破棄や改正を含めて、この国を自分自身で守りきるという基本的な法的な体制をつくる必要がある」と述べていました。

この事は、上に想定した内容とは少し違った視点かも知れませんが、具体的な内容を知りたいところです。


良くはわからないまま、こんなことを思っている一人です。





憲法って何? 宮崎哲哉と橋爪大三郎、東京工業大学教授で小室直樹の愛弟子の一人と言われている。憲法の基礎を論じてくれます。 (mak)





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ウオーターフロントTwilight View (bon)

2013-02-10 | 日々雑感、散策、旅行

 この動画をクリックして音楽を聴きながらごゆっくり記事にお進みください。

    

 

 

 先の日曜日の夕暮れ、節分といえども風もなく大変暖かく感じるお台場海浜公園にいました。

後方にそびえるフジテレビ球体展望台に行くことにした。

               

 

 長いエスカレータに乗り、7階入り口へ。 そこがショッピングや庭園のあるメインフロアなのだ。 

チケットを求めて、一行は、眼下に見えるホテルでのディナーの前にウオーターフロントの全景を眺め・・・

富士山こそ残念ながら見えなかったが、眼前に聳える首都のビル群、レインボーブリッジ、東京タワー、

      

そしてスカイツリー、後方にはゲートブリッジなど欲しいままの眺めであった。

 

   やがて陽が沈むころには、これらのそれぞれに明かりがともり、一段と美しい一面の輝きは心を躍らせる。

楽しい仲間の集いは嫌がおうにも盛り上がり・・いつしかホテルのロビーに到着していた。

    

 

  音楽演奏を聴きながら、少し休んだのちお待ちかねオーシャンダイニングでの楽しいディナーへとイベントは自然と移って行くのだった。

美味しい料理、ワインは格別の味わいを醸し出してくれる。

楽しい語らいは、雰囲気のせいか、いつもよりまろやかでしっとりと豊かであった。 

周りのお客たちもみな楽しそうだ。 “我々よりもみな若そうだ~”そんなことを言いながら、いつしかお開きの時が来た。

 

 楽しい友との語らいと共にゆりかもめの中へと移動し、それぞれの元へと別れを惜しんだ。

 

夢のようなトワイライトタイムであった・・・。

 

 

 

 

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東期会新年会2013   (bon)

2013-02-06 | 同窓会

今年も暖かい立春を迎えた2月4日は、JR原宿駅集合でした。 
何度か会ったりした人もいましたが、一年ぶりや数年ぶりの人たちもいて、
“やあやあ”と懐かしい会話がすぐに弾むのでした。

体を悪くした人も何人かいましたが、今はお元気になられて、そうと言われなければわからない昔のままの感じです。
たちまち気持ちは若くなり、それぞれに話に夢中になりながら、明治神宮参道を奥に進んでいました。

明治神宮入口にて



大阪からわざわざ参加されたお二人を含めて、全員19名の善男善女が、いくつかの塊になりながら
話し声と笑いが終りなく続いていました。





参拝後は、代々木駅方面に出て30分近く歩いて新宿の“美々卯”にて会食となりました。


我々同期の全体の同窓会を来年、“東京でやろう”という計画が、大阪の幹事会の報告を受け、
いよいよ本決まりとなりました。
それらのおおよその計画と、準備に向けた東京側での体制の承認などの形通りの手続きも難なく終わり
来年に向けてすべてが“GO”となりました。

 既に古希を何年か前に過ぎた連中が、不案内な東京での移動、混雑する首都圏での同窓会は、
本当に無事にできるか?  などの心配もないことはありませんが、そんなことより
すでに来年の楽しいひと時に思いは飛んでいるのでした。


 今年は、話に夢中になりすぎたせいか写真が少なくて申し訳ありませんが、お待ちかね
オートスライドをお楽しみください。(2013.2.28に写真3枚追加しました。)





ちなみに、昨年のブログから去年の新年会模様を抜粋しました。

“昨日、2月3日は例年恒例?になったようですが東期会の新年会でした。
一昨年、寅さんの柴又・矢切りの渡し、昨年、青山のアールデコ会員制クラブ、ロ
アラブッシュ、そして今年は、駒込の六義園、古川庭園めぐりと女子栄養大学での
フランス料理。
 寒い時期・・今年は特に寒いようですが、皆さん風邪も引かずとても元気で大勢が
集まりました。
 10時過ぎの集合から、最後のお茶が終わるまでざっと7時間が、あっという間に
過ぎてしまっていたのでした。”

昨年の六義園
   





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サツマイモの花  (bon)

2013-02-02 | 花鳥風月

昨日のランチの会では、日本の古代史に関連した話題が沸騰した後、園芸の話に移り、
ナスやトマトの接ぎ木苗を自分で作ってみたという人がいて、その大変さが語られていました。
まず、なんといっても個人でそんなことをする人が少ないらしく、タネの通販カタログを見ても、
台木のための種が1000個とかそんな単位の業者向け大量数しか扱っていなく、
ネットで探してようやく小口販売しているところを見つけたそうです。 

で、台木の種を蒔いて、3日ほど遅れて穂木(目的の種)の種を蒔く。 
いいところで接ぎ木をするが、いちいち炎消毒しながら丁寧にやってもそのままうまく育つのが約半数ほどで、
これを地植えした後に完全に成長するのがまた半分ほどというから、なかなか骨が折れるという。


こんな、苦労話を聞いている時に、タネの話から、花が咲いて実がなる・・その種をまた蒔いて次の実が出来る・・・
そのとき、誰かが、“ジャガイモには花が咲くが、収穫するのは、花からできた実ではなく地下の根だよね。 
花は何のためにあるのだろうか? 種は出来るのか?” 
そんなことを言っていたら、“サツマイモは花がないのではないか?” “サトイモはどうか?” 
つまらないといえばつまらない話に飛んでしまったのですが、この際キチット見極めておきたいと思い、
ネットで調べながら整理しました。


「ジャガイモの花は星形で黄色い花心と5枚の花弁をもち、色は品種によって異なり赤・白・紫と様々である。
受粉能力は低いが、品種や条件によっては受粉してミニトマトに似た小型の実をつける。
実は熟するにしたがい緑から黄色、さらに赤へと変化するが、落果しやすく完熟に至るものは極希である。
果実の中には種子があり、これを発芽させて生長させることも可能である。
ジャガイモの交配はこの種子を利用して行われるが、種芋から育だてていないため生長しても全体的に小柄である。
これを親株と同様の大きさ程度にまで育てるには、3年(3代)程度かかるため草本性植物としては
交配に時間のかかる植物と言える。」

(ネットから)

ジャガイモは普通、種イモから栽培するが、この“いも”は、塊根(かいこん)と呼ばれ、
水や栄養素を貯め込んで大きくなった根であり、栄養生殖器官としても作用する。
イモや球根と呼ばれるもは主にこの塊根である・・という。


サツマイモの花は、あるのか?  については、あまり見たことがない・・花は咲かないのではないか・・? 
などで、話は終わっていたのですが、帰宅後早速、調べた人がいてメールにて教えていただきました。 

花は咲くのだそうです。

サツマイモの花
 (ネットから)


ヒルガオ科の植物なので、アサガオに似たピンク色の花を咲かせるのですが、鈍感な短日性であるため
本州などの温帯地域では開花しにくく、品種や栽培条件によってまれに開花する程度だという。
また、数が少なく受粉しにくい上に、受粉後の寒さで枯れてしまう事が多いのだそうです。
食用部分のサツマイモは塊根であり、春先に植える苗は、この種イモから発芽した茎を切って
植えつけるのですね。  サツマイモの花は咲くのだ・・。


そういえばサトイモの花はどうなっているのだろうか? 
蓼科農園でも毎年育成しているがあまり見たことがない。普通栽培時に購入するのは、“種イモ”ですから、
これも花からできる“種”ではない。
でもサトイモも花があるのです。
 (ネット大阪交野のHPから)


サツマイモやジャガイモと同様にもっぱら親株から分離した種芋を土中に埋める、いわゆる植付によって行われ、
種子繁殖は品種改良等の交配目的以外で行われることはほとんどない。
実生苗が親株(成体)と比較して相当小さく、生育させるためにかなりの手間を要するためである。

また、ジャガイモは側枝がのびて先端が肥大して塊茎になるが、サトイモでは側枝はすぐ塊茎になるので、
親イモに子イモがつく。ここの仕組みがジャガイモと違っているのですね。


レンコンはどうか? れんこん(蓮根、Lotus root)とは、ハスの地下茎が肥大した物で、食用に栽培される。

こちらは、きれいな良く知られた花が咲きますね。
 (ネットから)

だから、当然“種”も出来ます。 古代ハスなどといって、300年も前の種から見事育成出来た実績がありますね。 
ハスの花は4日目で散るのだそうですが、その後にジョロの様な花托に厚い皮を被った種子が出来
それを蒔けばまた育成できるが、時間や手間がかかるため通常は地下茎のいわゆる“れんこん”を植えて栽培する。

芋ばかりで失礼しました。












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ランチの会   (bon)

2013-02-01 | 日々雑感、散策、旅行

今日、2月1日は南風の影響で日中は、春を思わせる暖かさでした。

今回は、有楽町から東京駅界隈の散策などを取り入れたおしゃべりツアー? となりました。 
ランチは、JR有楽町駅から徒歩2分のオフィスビル街、日本放送本社ビルB1にある“綴”でした。

私は、本日の魚料理とゆかりごはん、それに揚げ物や、サラダなどはバイキングで・・
時間制限なしでゆっくりと落ち着いた雰囲気の中、おしゃべりとランチで口元だけが大変忙しい
楽しいひと時でした。

ブランド通り


 今日は金曜日ですから、お勤めの人たちは慌ただしく道路を行き交っていましたが、
そのお店を出て、makが先日おすすめしていた“ブランド通り”(夜のイルミネーションがすばらしい)を
東に歩くと、古風な感じのしかし、洒落た“ブリック・スクエア”に来た。

ブリックスクエア(右の煉瓦造りが三菱一号館美術館)



中庭風の小さな公園とショッピングなどの設えで、落ち着ける。
ビルに囲まれた中庭は、春を思わせる和みのスクエアだ。

中庭風


“じゅうがつざくら” が咲いていました。


お目当てにしていた、三菱一号館美術館のルノワール展は、まだ設営準備中で休館していました。 
なので、近くの旧明治生命ビルの豪華なロビーでゆったり談話を楽しむことに・・。

ネットで引いてみると、ここは、“1934年に建てられた重要文化財である明治生命館と、
2004年に完成した明治安田 生命ビルからなる、伝統と最新が調和する空間”とあり、
やはり一つのスポットだったのですね。


 このランチの会の企画ならびにコース設定はいつもO氏にお任せですが、
この後、丸ビルを通り東京駅丸の内駅舎に出て、今日も満足、彼に感謝しながらお開きとなりました。

東京駅丸の内駅舎(南口)









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