ちょっと面白い表現ですが、赤門(東大)から仏門(真宗)に入られた若い僧侶のお話です。
いつも届く会報の別冊に、いろんな方の論文や体験話などが掲載されているのですが、
この3月号に“仏教を「やる」・・”というテーマで、若者の交流会でのお話が記事として掲載されていました。
その記事の出だしの自己紹介部分にある“赤門から仏門へ”をそのままタイトルにいただきました。
お坊様の名前は、松本紹圭さんといい、2003年に東京大学(文学部思想文化学科)を出られ
すぐに仏門に入られたまだうんとお若い方です。
とくにお寺で生まれた方ではなく、考えがあって仏門に入られたそうです。
大変ユニークな方で、この記事に取り上げられている内容も現代的で面白い切り口なので、
ここに部分ですがご紹介したいと思いました。
以下には、抜き読み的に抜粋させていただきました。
なぜお坊さんになったか 一つ目は、氏は北海道の漁村でお生まれでお寺の跡継ぎではないが
祖父が近所のお寺で住職を務めていた。
二つ目は、宗教への問題意識が強かった。
三つ目がユニークなんですけれども、大学を卒業後は普通に就職するつもりで広告代理店か、
ウエブ、インターネット関連に行こうか迷っていたが、結局お坊さんになりたいと決めた。
そして、当時ようやく社会のインフラが整って、これからはコンテンツの時代だ・・といわれていて、
メディアに興味があったので「仏教には千年かけて蓄積されたコンテンツがある」
「仏教コンテンツのプロデューサーになろう」。そんな発想だったとか。
お寺イノベーション ①お寺カフェをオープン 氏が所属する光明寺は、東京タワーの見える
神谷町のオフィス街にあるが、ここに“神谷町オープンテラス”というカフェの様なスペースを設け、
かれこれ8年になり神谷町のコミュニティーとしてもかなり定着しているという。
神谷町オープンテラス
②本堂でヨガ教室やライヴを開催 お寺とかかわりを深めたいと思っているような人向けに、
月一でヨガ教室、さらに定期的な音楽イベント“誰そ彼(たそがれ)”を開催。本堂でアーティストが演奏し、
合間にお坊さんの法話が入り、最後には参加者全員で読経する・・。本堂の外のテラスでは、
お坊さんによる精進料理が用意されお酒も供される。
③お寺フューチャー・センター 社会が抱えている問題を自由に議論する場をつくろう
④ソーシャルメディアの活用 インターネットHP「彼岸寺」サイトを立ち上げてかれこれ10年。
スタッフも京都、東京、北陸にいて編集作業をしている。ポッドキャストでは音声番組もやっている。
YouTube匠の音ライブ/神谷町光明寺
MBA取得とお寺経営塾 2010年にインド商科大学院でMBA。 帰国後、京都で僧侶を養成する経営塾
「未来の住職塾」を開講している。お寺のマネジメントスクールです。
お寺のプライスヴァリュー、お寺のパフォーマンスヴァリュー、お寺のリレーショナルヴァリュー
そのような視点から捉えられている。
まだまだいくつもの話題がありますが、最後に、
お寺のすべきマーケティング活動 があります。 つまり、顧客の立場に立ったマーケティングを
考えなければならないと。“如何にして相手の心を掴むか”は、お寺にとって普通の企業以上に重要なことだ。
これからの住職は、①教えのセールスマンから、ライフスタイルのマーケッターになること
②様式やプロセスではなく、“成果”に焦点を合わせること が必要になってくる。と言い切っておられ、
最後の締めくくりとして、「歎異抄」から、“よろずのこと、みなもって、そらごとたわごと、
まことあることなきに、ただ念仏のみぞまことにておわします”
つまり、今まで当たり前と思っていた世界の確かさ、実は随分脆いものなのではないか。
しかし、そんな嘘と偽りの世界にへばりつき、迷いの日々を送っている・・そう気づかせてくれるのがこの念仏なんです。
“所詮、そらごとたわごと”という上手な距離の取り方が可能になり、問題の本質に切り込む勇気が湧いてくる。
・・と自信の一端を覗かせながら、
そして、“心の自由こそ何よりの宝物”であると・・締めくくられています。
抜き読みなので、分かりずらい所がありますが、ユニークな若い僧侶のご紹介でした。
<!-- Healing Music Medley -->
これはまた、何というタイトル・・?
このブログ記事として、“怨恨”は相応しくないんじゃない?
そうかもしれませんね。
韓国演歌を聴いているうちに、ふとu-tube動画のコメントを見ましたらこのような解説がありましたので、
一つの切り口?かも知れないと思って取り上げた次第です。
で、そのコメントとは、
『韓国演歌論② 「日本は怨(エン)、朝鮮は恨(ハン)」 金容権 別冊「宝島」39・1984/2/25 ・・・
恨の意味は、「うらみ・うら む」、「怨」も同じ意味で使われる。
しかし、朝鮮人はこの二つ を明らかに異なる意味で使って いる。
怨は他者に対するうらみだが、 恨は自分の内にこもっていく感 情である。 ・・・
日本の怨みを晴らす美学と、 朝鮮の恨を解く美学を対比して みると、恨を解くことは
怨みを晴らすことよりも派手でないだけに、ややもすると積極性に欠ける印象を受けるかもしれない。
だが、怨みを晴らす、一見男性的表現は、怨みを新たに買う行為にもなる。
そこには、真の意味での積極性はないといえはしまいか。
一方、朝鮮の恨は女性的で諦観に満ちた態度のようだが、その実、そこには辛棒と忍耐が潜んでおり、
愛を、新しい社会をつくり出す発条(バネ)を秘めている。
怨を晴らす日本の、幼児じみた美学は、島国という甘えのなかでしかできない行為であるかもしれない。
朝鮮では、そんな甘っちょろいことはやっていられない。 ・・・ 2011/6/15』
さらに、このコメントに対する返信として・・・
『 これは金容権氏の文章ですか?意味深い文章ですね。「恨」・・伝¬統芸能の実践家から、
この言葉を聞く事もありますが、難しいですね。何かへと昇華していく情感だと思うときもありますが。
周美さんのこの歌は、人と人との関係を飛び越えて行くほどの哀切感が¬滲み出ていますが、
その点で充実感があるのでしょうか・・。』
改めて、怨と恨を漢和辞典で調べてみました。
『怨』オン、エン うらむ 人に押さえつけられて気が晴れない 残念で不快な気持ち
うらめしい相手 うらみを抱く相手
文字は: 人が二人からだを曲げて小さく丸くかがんだ様 いじめられて発散できない残念な気持ち
『恨』コン うらめしい うらむ 残念がる 心にいつまでも傷あとを残す
心中に根を残す残念さ
文字の成り立ちは: 目のふちに入れ墨をし、いつまでも痕を残すこと じっと心中に傷あとを残し根に持つこと
なるほど微妙に違うのですね。
韓国演歌を聴いて、とくにJuHyunmi(チュ・ヒョンミ)の歌を聴いて感動するのは、
あの歌い方にあると思います。 絞り出すような高い声の感情が何とも言えない感じに受けとれるのです。
さらに、意味が全く分からないのに、韓国語の発音が妙に、歌に、声にマッチしているのですね。
コメントにあるような、深い精神性を読み解いてみるとそうかな~とも思えるところがありますね。
演歌とはちょっと違うかもしれませんが、このシリーズで聴いていると、かなりアップテンポな明るい歌もありますが、
それなんかはパワーが全開?みたいな感じが出ていて、悲しい感じの歌とは対照的ではあるが、
それもまたいい感じなのですね。
きっかけになった、u-tubeの動画です。
ブログに張られた曲をまとめて記録してあります。
曲名にマウスを当てて、CTRLキーを押しながらクリックすると、別タブ(別ウインドー)でYOuTubeが開かれ、曲が鳴ります。メドレー曲は自動的に連続してなりますので、BGMとして活用できます。
韓国演歌を追加しましたので、日本の演歌と比較すれば、韓国演歌の良さがわかると思います。
森山良子 今日の日はさようなら
いい日旅立ち森昌子
さくら貝の歌 森昌子
「山のロザリア」小鳩 くるみ
星影のワルツ (日語)
ローレライ ーフォレスタ
倍賞千恵子知床旅情
石原裕次郎月の砂漠(アカペラ) アカペラとはめずらしい
倍賞千恵子 - 琵琶湖周航の歌
椰子の実 -倍賞千恵子
夏は来ぬ(唱歌)
演歌。歌謡曲
ラテン音楽
ラテン音楽メドレー
Julio Iglesias - "EstaCobardia"http://bit.ly/lzIDk4
"Abrazame"http://bit.ly/iJMNRo
Boleros.http://bit.ly/iKyUzx
ジャズ
Miles Davis http://t.co/X4q2BWh via @youtube
Sonny Rollins - Tenor Madness http://t.co/9xSEhFU via @youtube
Miles davis et John Coltrane -Sowhat http://t.co/1Lp1ZDM via @youtube
Thelonious Monk - Round Abou Midnight http://t.co/fYXTmNj via @youtube
es Montgomery - Windy http://t.co/1hIA4dN via @youtube
Modern Jazz Quartet - Django http://t.co/Y398fcK via @youtube
John Coltrane :: Alabama :: Jazz Casual http://t.co/W9E3koS via @youtube
Dave Brubeck - Take Five - 1966 http://t.co/8ROZz3B via @youtube
Oscar Peterson & Count Basie - Slow Blues http://t.co/WonkIlS via @youtube
Benny Goodman Memories of you http://bit.ly/j2Smcf Sing ,Sing , Singhttp://bit.ly/jgSDx1 A song is born
癒しの音楽
PercyFaith Orchestra http://bit.ly/jUNZS8
PercyFaith OrchestraMoon river http://bit.ly/ktK3ju
PercyFaith OrchestraThe song from Moulin Rouge http://bit.ly/mFbMPh
Adelinehttp://t.co/GNKSmaZ via @youtube
♫ Swedish Rhapsody ♫ Mantovani
フランク・プゥルセル・グランド・オーケストラMr.Lonely http://t.co/2bYBdoI
Richard Clayderman
The sound of Silence" http://t.co/y6sYLB9
Titanic- Titanic Symphony http://t.co/Umt1Xle
Arthur Fiedler & The Boston Pops http://t.co/2Se5j0X
FRANK CHACKSFIELD LIMELIGHT http://t.co/FPglCi1
エーゲ海の真珠 ポール・モーリア(Paul Mauriat)
MANTOVANI - - - Limelight - Theme
Mozart Clarinet Concerto in A-1st mvt Part ttp://bit.ly/jqPjGz
Beethoven 3rd symphony エロイカhttp://bit.ly/l3Qnw7
Mozart - Piano Concerto No. 21 - Andantehttp://bit.ly/kWnBfV
Chopin Fantasie Valentina Igoshina
Impromtuhttp://bit.ly/ii00FZ
Ballade1 Horowitz http://bit.ly/k9ZsCZ
別れの曲http://bit.ly/kYn06G
Patti Page Tennessee Walt http://bit.ly/keLREb
Moon River Andy Williams
Change Partners Summy Davis Jr
Mona Lisahttp://bit.ly/jprsYG
When I fall in love http://bit.ly/mSZOyk
サムテイラー(SAM TAYLOR)/夜霧のしのび逢い(LA PLAYA) 他メドレーをお楽しみください。
サム・テイラー(Sam Taylor、1916年7月12日 - 1990年)は、60年代から70年代にかけて高度成長をしつつあった当時、人気のヒット曲を取り上げて、ムードたっぷりに演奏し、日本人の心を知りつくしていたからこそなせる演奏をしたのだと思いつつ、今も昭和の良き時代を懐かしんでいる次第である。
懐かしい昭和歌謡のムード音楽の極致に誘い込まれるように、夢心地になりますよ。
弘明寺の桜:
昨日は近くの名刹弘明寺に、家内とぶらぶらと桜見物に行きました。大岡川の川沿いに咲くソメイヨシノ300本が大勢の人に自慢げに満開の姿を見せているようでした。
弘明寺(ぐみょうじ)は、横浜市南区にある高野山真言宗のお寺で、瑞應山蓮華院と号し、横浜市内最古の寺院である。 本尊の木造十一面観音立像(通称「弘明寺観音」)は、国の重要文化財に指定されている。
京浜急行弘明寺駅から直ぐのところに弘明寺があり、そこから鎌倉街道にかけて、アーケードになっていて弘明寺商店街が、レトロモダンな雰囲を醸し下町の賑わいを呈しております。
横浜にも下町情緒あふれる街がいくつかありますが、なかなか落ち着いた住み心地よさそうな住宅街もあり、その商店街の鎌倉街道に出て右に曲がったところにある「いなせ」(クリックしてください)という寿司屋はお奨めです。目の前で威勢の良い主人と寿司職人が握ってくれます。シャリの作り方よいのかとにかく頬がとろけるようにうまい。昨日はなかったが、生鯖も食べさせてくれる。イワシが特に美味しかった。
もちろん具は新鮮で、銀座の一流寿司屋に負けないぐらい旨い。昼間からでも満席で、20分ぐらいは待たされます。そのうえ、信じられないぐらい安い。115円ー405円(一皿二個)。よくこんな値段でやっていけるなーと。シャリが少なめで酒の肴にもあう。つい昼間からいっぱいやってしまいました。
今年も桜の季節がやってきました。
今年の東京都心での開花は、先日3月16日でしたが、観測史上タイの早い開花だそうです。
テレビでは、“お花見”に良いのは、今日(22日)、明日が最も良いといっています。
24日の日曜日はお天気が曇りがちでところによっては雨模様・・なんだそうです。
今日から選抜高校野球大会が始まりました。
選抜で思い出すのは、いまから60年近く前のこと、私が中学を卒業して、高校に入学するまでの間のことでした。
中学の恩師先生の下宿先に同級生3人(それぞれに違う高校に進学予定)して泊りがけで押しかけた時に、
朝寝坊して、目が覚めた時には既に“選抜高校野球”の実況放送が流れていたのでした。
ただ、これだけのことですが、いまだにはっきりとこの選抜の実況を聞くと思い出すのです。
下宿は郊外でしたから、魚釣りや野原を歩いたりしたのでしたが、先生とどのような会話をしたかは
全く思いだせないのですね。しかし、楽しかった印象なんですね。
この先生は、その2年後、ご出身の広島の高校の先生として転出されました。
話が逸れました。桜の話題に戻ります。
さくらの種類はいったいどのくらいあるのか? 例によってネット検索しましたら、
大きく分けて9種類あり、これらが派生したりして全部で400種類以上あるといいます。
この9種類は、
ヤマザクラ(関東南、薄いピンク)、オオヤマザクラ(北海道・山地など、濃いピンク)、
タカネザクラ(北地方、標高高い、薄いピンク)、カスミザクラ(全国的、薄いピンク)、
ミヤマザクラ(高い山地、白、珍しい)、マメザクラ(富士山、箱根、伊豆、薄いピンク)、
オオシマザクラ(伊豆七島、白)、エドヒガン(全国的、長命、薄いピンク)、チョウジザ
クラ(はなが丁の字に見える、薄いピンク)
これらが揚げられていました。
良く知られる、そして開花の基準とされているソメイヨシノは、ご存じのように、江戸時代に
オオシマザクラとエドヒガンを人工的に交配した園芸種なんですね。
染井村(今の駒込の近く)で開発され“吉野桜”の名で売り出されたとか。
早い時期に咲く、伊豆のカワズザクラはといいますと、オオシマザクラとカンヒザクラの自然交配の雑種で、
1955年に河津町で偶然発見され1975年に指定された新しい種ですね。
我がベランダに咲く“陽光ザクラ”は、物の本によ入ると“桜の女王”などと肩書きがつけられた種で、
アマギヨシノとカンヒザクラの交配種、別名“ベニヨシノ”などともいうそうです。
ソメイヨシノより濃いピンク色で、花は少しうつむき加減です。 昨日は、この傍でお茶したりしました。
今年もベランダで・・・
スカイツリーも桜色にライトアップされましたが、昨年、日本からアメリカに桜の木が寄贈されて100周年だったので、それを記念して、エンパイアステートビルでは“桜色”にライトアップされたそうです。
また、おいしい道明寺の葉は、オオシマザクラの葉っぱを塩漬けにしたものだそうです。
渋めのお茶が欲しくなりました。
この記事の途中で、ウイキペディアの画面では、寄付を募集していました。
いつもお世話になっていますので、少額ですが寄付をしました。
早速、お礼のメールが来たりして、世の中変わったことを改めて実感しました。
ついでながら、ベランダのレンギョウです。
次々と思い出すままに、昭和(1926年ー1989年)に流行ったヒット歌謡名曲100曲を選択し、再生リストとして、張り付けました。幼少期から青春期を駆けすぎた懐かしい思い出が、名曲を聴きながら、まさに走馬灯のように浮かんできます。音楽とともに再度昭和を走り抜けることができるなんて何ともな楽しい一時しょう。お酒の好きな方は、更に愉快になれますよ。
再生リストは102曲あるので、すべて順番に聴くと250分以上も掛りますから、大変です。
何回かわけるか、聴きたい曲を選ぶには、CTRLキーを押しながら画面をクリックして、yutube画面にして、そのYoutube画面の右上の隅の矢印マークをクリックすると曲リストがポップアップするので、好きな曲をダブルクリックして、その曲からスタートし再生することできます。
上記リストはいたって短時間(20分ほど)でできましたが、追加や削除も可能ですので、コメントでリクエストいただければ、追加または削除入れ替えをしますのでお申し出でください。
突然このようなタイトルで申し訳ありません。
じつは、ずっと前から、気になっていてきちっと調べておこうと思いながら・・
しかし、こんなテーマだから延び延びになっていました。
どうってことないのでお忙しい方は飛ばしてください。
どういうことかといいますと、植物は、枝の途中などを切ってもその付近から再び組織が再生されるけれども、
動物では、途中で折れたり切れた場合は、そこから再生されることはない。
昔、何かで読んだ話では、動物と植物の組織を建築に例えてうまく表現している言い方があり、
その部分だけ未だに覚えているのですが、つまり、動物のそれは“鉄筋コンクリート”で
植物のそれは“レンガ積み”に似ていると・・。
なるほど、鉄筋コンクリートの途中を切れば、そこから再生させることは不可能であるが、
レンガ積ならば、途中で壊れてもそこから新たなレンガを積んで行けば再生されると・・。
で、ここでは、これだけではなくもう少し根本的な違いなどを調べてみました。
一般的な違いは、ネットの“知恵袋”にありました。
「(1)細胞壁があるかないか。あるのが植物、無いのが動物。
(2)独立栄養であるか、従属栄養であるか。独立栄養であるのが植物。従属栄養であるのが動物。
(3)盛んに動き回るかどうか。動き回らないのが植物(そのため独立栄養で生きていける)。動き回るのが動物(そうやって他の生き物を摂取するため従属栄養である)。
(4)異なる遺伝子が何万とあること。植物にしかない遺伝子が多い、動物にしかない遺伝子が多いなど。
(5)植物は光合成を必ずする。動物は光合成をしない。
厳密に言うと、植物は土から栄養を摂取していますので、独立とも言いがたいし、それに、細胞壁がある動物も発見されるかもしれないし、細胞壁の無い植物が発見されるかもしれない。」
植物の細胞壁
(ウイキペディアより)
ちょっと横道にそれるみたいですけど、動物性プランクトンと植物性プランクトンと言ったりしていますが、
「そもそも生物の世界を五界に分ける、すなわち原生生物界、原核生物界、菌界、植物界、動物界の
五界に分けたとき、プランクトンは原核生物界の存在なので、これらは植物でも動物でもありません。」
ということだそうです。
上の分類で、難しい言葉が出てきましたので、ついでに調べました。
「従属栄養生物(じゅうぞくえいようせいぶつ、)とは、生育に必要な炭素を得るために
有機化合物を利用する生物をいう。食物連鎖における消費者または分解者である。
(中略) 動物・菌類のすべて、また細菌の多くが従属栄養生物である。
植物は一般には独立栄養生物であるが、寄生植物および腐生植物は完全または部分的に従属栄養に
変化したものである。食虫植物は生育に必要な窒素を虫から得ているが、炭素は二酸化炭素から得ているので、
独立栄養といえる。
従属栄養生物は無機化合物から炭素を得ることができないので、他の生物から有機化合物を得なければならない。」
また、
「独立栄養生物(どくりつえいようせいぶつ)は、無機化合物(二酸化炭素、重炭酸塩など)だけを
炭素源とし、
無機化合物または光をエネルギー源として生育する生物をいう。食物連鎖では生産者に当たる。
独立栄養生物は、エネルギー源により2つに分けられる:
•光合成独立栄養生物:植物やそのほか多くの光合成生物をいう。
•化学合成独立栄養生物:無機化合物(硫化水素、アンモニア、2価鉄イオンなど)を酸化して
エネルギーを得る細菌(化学合成細菌)をいう。」
そして、
「独立栄養生物はあらゆる生態系の食物連鎖において不可欠の存在である。環境からエネルギーを取り出し、
生育に必要な有機化合物の合成に用いる。従属栄養生物は独立栄養生物またはその生産物を炭素源として利用する。
従って従属栄養生物である動物、菌類や多くの細菌などはエネルギーと栄養の両面で独立栄養生物に依存している。」
なるほど、そういうことか・・!
当たり前に言えば平易な事柄でも、学問的に言うにはかなり難しい表現になるのですね。
さらに、ついでながら動物と植物の組織の成り立ち・・というか違いについて、
ネット上に詳しい分類がありましたので、その要点だけを引用しました。
動物組織の基本形は、 上皮組織、 結合組織、 筋組織、神経組織であり、
植物の組織 は、 分裂組織、表皮組織、 通道組織、 機械組織である。
ここで、“上皮”は、皮膚や内臓などの膜(皮)で、“表皮”は、葉や茎の表面のことなんです。
そして、“細胞の分化”という働きがあって、植物の茎や根の細胞は、活発に体細胞分裂し、
特に決まった働きをまだ持っていない、“未分化な細胞”が存在している。
そして、未分化な細胞から構造や働きの異なる細胞ができ、それぞれの細胞が特異性を持つように
細胞の分化(細胞分化)を行う。
動物と植物の分化のちがいをまとめると、
動物では、個体が出来たときには、ほとんどの細胞が分化を終えている。そして、未分化な細胞が各所に有り、
その細胞が分化し、その一方で、老化した細胞が組織から脱落する。
一方、植物では、常に未分化な細胞の集まりが存在していて、茎頂、根端、形成層に未分化な細胞の
集まりが有り、これが分裂組織を形成している。
なるほど・・・。
まだスッキリしない部分がありますが、まぁ、大体わかったような気がしました。
今日は、春分の日で薄日でしたが近くの黒目川の桜を見に散歩しました。
桜はもう少しですが今年は早いですね。川では鯉が産卵の為でしょうか、時折バシャバシャと激しい音を立て
水しぶきを上げて流れをさかのぼっていました。
カルガモはそれを横目にゆうゆうと浮かんでいました。
菜の花と東上線(電車は、副都心線) 振り返ると黒目川(桜堤)
こんな日に・・・とも思いましたが、
早く起きたのでこのところ気になっていましたジャガイモを植え付けるため、畑(市民農園)に行ってきました。
先日、石灰を蒔いておきましたので、今回はちょっと深めに腐葉土と鶏糞を混ぜて土をかぶせ、
その上に種イモを並べました。全部で15~6個くらいかも。
種イモの中に100gを超えるのもありましたので、それらは、半分に切って、そのまま放置しておきました。
表面が角質化していたのでそのまま植えましたが、少し萎びているので大丈夫かどうか試してみます。
こうすると、草木灰を付けなくても良いそうなので・・・。
写真を撮っておけばよかったですが・・あとの祭り。
おとといの穏やかな日には、サギソウの芋を植え付けました。
芋の出来が悪かった(数が少なかった)ので、2鉢になりました(昨年は3鉢)。
今年はうまく咲いてくれるでしょうか?
5月頃には芽が出てくるはず~
先日pookyにも勧められて買ってきた“サニーレタス”の袋を眺めてみたら、なんと・・!
“ベジたま”と書いてあって、中身を見たら、チョコレートをまぶした食べ物の様な形になっていて、
これを一つずつ植えるのだそうです。(アタリア製)
なので、蓼科行きの苗は、始めからビニポットに蒔く方が都合が良いので、
こちらは風が強いため後日にすることにしました。
ベジたま
ベランダも強い風が吹いて、時おり飛ばされそうになりますが、スイセン、レンギョウが咲き、
桜はもうちょっとみたいです。
大規模修繕工事のため植木類はぐっと少なくなったほか、盆栽仕立てのものは殆ど枯れてしまったみたいです。
この春は、花の少ないベランダとなりました。
すいせん(昨年から畑に植えて最近掘り上げました。写真はプランター植えです。)
サクラは、もうちょっとです~
wbcは、8回まで見ていましたが、焦りがあるのかちぐはぐでいいところがありません。
もし9回で逆転劇があれば、このくだりは修正します。
Patti Pageは今年85歳で亡くなりました。 ご冥福を祈ります。
先ごろのアカデミー作品賞に選ばれ、White Houseからの生中継でMishelle Obamaがプレゼンターの役割を務めたことや、イランが受賞非難し映画制作者を提訴すると息巻いている話題作「Argo」を見ようと、上映映画館を検索したところ、公開されてから時間がたつので、限られた映画館でしか上映されておらず、「三軒茶屋シネマ」なる映画館を訪ねた。
テレビで、ある食通のタレントがめちゃくちゃ美味しいホルモン焼きが三軒茶屋にあると紹介していたことから、三軒茶屋一度行ってみたいと気になっていたのがこの映画館を選んだ理由にすぎないのであるが、
こんな映画館が今もあるのかと思うぐらい、昔ながらのチケットの小さな窓口、受付の従業員、硬い椅子、階段を上っているうちに、不思議と戦後の昭和に戻っていくような気分になり、青春時代に映画を見る前にわくわくした気持ちまでが蘇って来る。
帰宅後、ネットでレトロな映画館で検索したところ、この種の映画館が数少ないが残っていることが分かった。ここをクリックするとそのブログが出てくるが下のほうに映画館名がリストアップされているので、そのうちに彼方此方の映画館に行っててみたいと思い、忘れないようにここに記録にとどめておくことにした。
違いの分かる映画館
個々の映画館の常連客に喜んでもらえるような魅力的な作品を独自に選び2本立てで割安に楽しんでもらえるように努力しているらしいとブログ「違いの分かる映画館」の著作者が述べている。 『アルゴ』(Argo)は、1979年のイランアメリカ大使館人質事件を題材とした、ベン・アフレック監督・主演による2012年のアメリカ合衆国の映画である。第85回アカデミー賞作品賞受賞作品。 ストリー:イラン革命真っ最中の1979年。イスラム過激派グループがテヘランのアメリカ大使館を占拠し、52人のアメリカ人外交官が人質に取られた。だが占拠される直前、6人のアメリカ人外交官は大使館から脱出し、カナダ大使公邸に匿われる。CIA工作本部技術部のトニー・メンデス(ベン・アフレック)は6人をイランから救出するため、『アルゴ』という架空のSF映画をでっち上げて6人をそのロケハンのスタッフに身分偽変させるという作戦をたてる。
ハリウッドが初めて『アルゴ』の物語を知ったのは、映画の脚本からではなく、US版『WIRED』に掲載された、ジョシュア・ベアマンによる2007年の記事からだった。この救出劇にはカナダ政府も大きな役割を果たしたため「カナダの策謀」と呼ばれ、1980年の有名な出来事になっているが、CIAのニセ映画製作作戦を含む詳細は機密情報とされ、つい最近まで公にされていなかった。しかし事件から30年以上が経ったいま、ハリウッドがアメリカの安全に貢献するという信じられない物語自体が、ハリウッド映画になったのである。
詳しくはWired 記事を参考にされたい。
焼き鳥とり石で一杯:
映画を見た後近くをぶらーと歩いてみた。焼き鳥や、居酒屋、ホルモン焼きやが軒を連ねており、5時前から30人ぐらいは入れる焼き鳥屋へ、席が一席あったので座った。目の前で炭火で威勢のよさそうな鉢巻まいた江戸紫のはっぴを着た4人のおやじが焼いているのを見ながら、アツアツの焼き鳥を食らい、こぼれるぐらいに注いでくれた舛酒(久保田の冷酒)をぐいぐいと3杯。映画の余韻に幸せに浸たる。
この店を出た後、隣の店の窓越しから微笑む可愛い笑顔の女の子につられて入った店が、何ともまたよくて、そこの若主人が目の前で焼くお好み焼きに似たのを、食べながら、22歳の女の子と若主人にも酒を御馳走して、おしゃべりして恍惚のひと時を過ごした。
家に帰ったのが、深夜を過ぎており、久しぶりに家内からお小言を頂いた次第。
この町三軒茶屋にはまだまだ面白いところがありそうで、当分嵌りそうである。
昨年は、4/19記事にアップしていました。
今年は、室内での春待ちでしたから少し早い(1か月も)のかも知れません。
このクンシランは、一昨年RINちゃんからお嫁に来たものです。
まだ鉢の植え替えはしていませんので、まる2年そのまま過ごして来ました。
図鑑などで見ると、花が団子状態に群がって咲いている(シャクナゲのように)のですが、
この嫁はまだ若いので、このようなつつましい花姿をしているのでしょう。
今年の花・・です。
ご存知のことですが、クンシランについて・・。ウイキペディアから・・・
「クンシラン(君子蘭)はヒガンバナ科クンシラン属(Clivia)の植物の総称。「ラン」とつくが「ラン科」ではない。
園芸用の流通名がクンシランであるウケザキクンシラン(受咲き君子蘭、Clivia miniata)が一般的。」
「ウケザキクンシラン というのは、
肉厚の葉とオレンジ色の花を楽しむ園芸植物で、南アフリカの平原が原産。
ヨーロッパを経由して、日本には明治時代に渡来したという。
ヨーロッパでは花を楽しむものとされていたが、日本では万年青などと同様に葉の美しさを楽しむようになった。
それゆえ、古典園芸植物に分類される。」
また別のHPから・・・
「クンシランは元々、クリビア・ノビリス〔C. nobilis〕に付けられた和名ですが、
現在は別種のクリビア・ミニアタ〔C. miniata〕を指して「クンシラン」と呼ぶのが一般的です。
一般に出回っているクンシランもミニアタの系統が多いです。
ノビリスが下向きに花を咲かせるのに対し、ミニアタは上から横向きに花を咲かせるので、
ウケザキクンシランの呼び名もありますがほとんど使われません。
漢字では「君子蘭」と書きます。名前の由来は元々クンシランと呼ばれていたノビリスの名前から来ています。
ノビリスとは「高貴な」という意味で、それに「君子」という言葉を当てたのでしょう。
ちなみに、ミニアタは「朱色の」という意味です。」
久々に、“なつかよ”で~
このブログでも先日、シェールガス開発(輸入)が取り上げられたし、昨日のテレビでは、
日本で世界初のメタンハイドレート採取に成功したことを報じていた。
原発依存度を低くして、代替エネルギーを早期に開発し安定供給が出来る総合的なエネルギー戦略を
描いて行く必要がある。この時期明るい見通しのニュースだ。
もちろん地球温暖化防止には配慮がいることは言うまでもない。
ここに取り上げたのは、先日届いた会報に、渡邊信筑波大教授の記事が目に止まったからなんですが、
バイオエネルギーの一種かも知れませんが、“藻類を利用した”・・ということでご紹介しておきたくなりました。
藻類
(藻類HPから)
「藻類とは、光合成をおこなう植物のうち根、茎、葉の区別がはっきりしない生物の総称である。
藻類には、約4万種あるが、コンブやワカメのような大型の種類は少なく、大部分は顕微鏡で見なければ
わからない微細なもの。」なんだそうです。
ところが、この微細な藻類が地球の歴史で大きな役割を果たしてきたという。
「 ①約30億年前、大気中に充満していた二酸化炭素を吸収し、酸素を発生する光合成生物の出現で、
大気中の二酸化炭素が減り酸素が増加して今日のような大気が作られた。
②オゾン層を作り、生物の陸上への進出を可能とし、生態系のサイズを1兆倍にした。
③酸素を発生したことで、2価の鉄を3価の鉄にして鉄鉱石を作った。
④中東の石油の主な資源となった。
⑤二酸化炭素を炭酸カルシュウムに変換し、海中にトラップした。」
こうやって示されると改めて藻類の凄さが理解できますね。
「そして、石油代替資源としての藻類としては、トウモロコシや大豆などの食用作物や草木類を原料とする
バイオエタノールやバイオディーゼルオイルの生産におけるような直接的、間接的な食料生産と
競合することはない。 世界のいたる所で生産することができる。
しかも、藻類のオイル生産効率は陸上植物よりも10~数100倍も高い。
ここに、比較した図があるので引用することとします。」
(会報での氏の論文から)
「たとえば、世界の石油需要量は約50億トンであるので、もしトウモロコシのオイルでこれを
賄うとすると世界の耕作面積の14.3倍の土地が必要であり、一方藻類では、1.8%~4.2%で済むという事が示されている。」
「しかし、このような良い点があるが、これを燃料として使用する場合には種々の化学処理を施す必要があり、
とくに低温で凝固するという問題を解決するための技術開発のハードルは低くない。」
このような課題があるが、
「現在、下水処理場で行われている水処理の過程を利用して、光合成する藻類の培養に利用すれば、
相互効果により大幅なコスト低減が可能であるなど確認されている。」
「現在、東北復興のためのクリーンエネルギー研究開発プロジェクトがそれである。
通称“仙台プロジェクト” と呼ばれている。これが成功すれば、全世界に技術移することができる。」
こんなことは全く知りませんでした。
そして、最後の締めくくりとして、
「人類は、近代以降、エネルギー争奪のために戦争を繰り返してきたが、未来的に人類を
エネルギー制約から解放することができるのではないか。」
と崇高な思想が述べられているのでした。
渡邊信氏は、藻類産業創成コンソーシアム( http://algae-consortium.jp/ )の常任理事をされています。
ネットで発表されている論文から一部写真を引用します。
2012.10.15日経ビジネス(ここをクリック)には、このような見出し記事がありました。
やはり筑波大学の研究チームの記事でした。
~藻類の超高速増殖で日本が産油国になる? 2つの藻をハイブリッド増殖し、燃料自給が視界に~
藻バイオマスプロジェクト(日本の将来を左右する重大プロジェクト)(日刊SPAを転載)mak
ボトリオコッカスグリーンは、細胞の外にオイルを出す。
そして、光合成をおこなうため、CO2を吸収する。
オーランチオキトリウムは、細胞の中にオイルをため込むため、細胞を破壊しないとオイルを取り出せないが、ボトリオコッカスの10倍とか100倍とかのオイルを出す。
そして、光合成を行わないので、CO2を排出する。
組み合わせればどうなるか?
ボトリオコッカスグリーンが排出する酸素を含んだ空気をオーランチオキトリウムに与えることも出来、その両方の育成タンクからオイルを取り出すことが出来る、ということ。
オーランチオキトリウムとボトリオコッカスの合わせ技
カントリーソングの名曲、For the good timesは1970年にKris Kristoffersonに作詩作曲され、多くの歌手に歌われ、愛されてきました。カントリーソングは日本の演歌に相当する米国南部で流行った曲ですが、今は全米で人気があり、多くのファンがカントリーソングを日常的に楽しんでおります。
このYoutubeのメドレーに下記歌手を登場させました。それぞれ、味わいのある歌い方をしますのでお楽しみください。下記の歌詞を見ながら、口ずさんでいけば、覚えてしまうかも(もうそんな暗記力はないと・・・・・笑い)
Perry Como, Ray Price, Kris Kristofferson, Al Green, Nora Jones, Engelbert Humperdink,Elvis Presley, Dean Martin, Ruby Winter, Dolly Parton, Crystal Gale, Wiilie Nelson, Johny Cash, Tom Jones, Chet atokins, Don Mandova, Frank sinatora
Don't look so sad, I know it's over.
But life goes on, and this old world will keep on turning.
Let's just be glad we had some time to spend together.
There's no need to watch the bridges that we're burning.
Lay your head upon my pillow.
Hold your warm and tender body close to mine.
Hear the whisper of the raindrops,
Blowin' soft against the window,
And make believe you love me one more time,
For the good times.
I'll get along; you'll find another,
And I'll be here if you should find you ever need me.
Don't say a word about tommorrow or forever,
There'll be time enough for sadness when you leave me.
Lay your head upon my pillow.
Hold your warm and tender body close to mine.
Hear the whisper of the raindrops,
Blowin' soft against the window,
And make believe you love me one more time,
For the good times.
とくに“山スミレ”の名称が見当たらずに、そのままにしていましたら、
私がお世話になっている「園芸友の会」の先輩が、このブログの“山スミレ”、“ツマグロヒョウモン”の
二つの記事をご覧になって、“山スミレ”という名称は聞いたことがない・・ということから、
わざわざ調べて詳細をメールして下さいました。
大変ありがたく感謝しますと共にその内容についてここに改めて記事とすることにより、
皆様にも正しいご理解をいただこうと思い再び記事としました。
先輩は、3年前の5月に園芸友の会の皆さんとともに、蓼科浪漫倶楽部の農園に体験作業に
ご参加くださいました折の代表の若本さんです。
若本さんは、さいたま市にお住まいで、お近くの緑地の自然を守る会、
「三貫清水の会」を平成4年から継続されています。
以下に、送っていただいたメールの要点を引用します。
“「三貫清水の会」の会員から「庭のツマグロヒョウモンの幼虫が増えすぎて、スミレを食いつくしてしまった。
どこかへ移したい」という相談があり、「我が家の庭にも少しはスミレがあるし、三貫清水の緑地には、
ビオラ・ソロリアの流通名パピリオ・ナケアというのがたくさん野生しているから」といって、
移す手伝いをしたことがあるのを思い出しました。”
“しかし、「山スミレ」という名前は私は聞いたことがないので、
少し調べてみて、次のようなことが分かりました。
「Weblio辞書」によると、「山スミレ」というのはバイオレットの別称だそうで、
「三省堂大辞林」によると「日本では特にニオイスミレ(学名はViola odorata L.)を指すというのです。
ヨーロッパから西アジア原産の栽培種で、室内に置くと一輪咲いているだけで部屋中が馥郁たる香りに
包まれるといいます。野に逸出して野生化しています。”
さらに、資料を添付していただきました。
長田武正著「野草図鑑5すみれの巻」(保育社)からで、
そして、
いがりまさし著「日本のスミレ」(山と渓谷社)から
なお、若本さん宅の近くで野生するスミレは、「三貫清水の会」のホームページ
http://members2.jcom.home.ne.jp/s0810matsui/
の会員のページ内“若本さんのページ”の、2009.05.05および2010.05.10に分かり易く記事アップされています。
また、氏は、以前から長い間、ホタルの観察を続けておられますが、これらについても記事アップ
されていますのでご覧ください。
このように、我々の記事に対してさらに調査し内容を充実していただけるのは大変ありがたいことで
心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。