アブラゼミ
(ウィキペディア)より
ジージージージー油蝉
ジジジジジジジジ昼下がり
猛暑の夏に油を注ぎ
過疎の山里に火をつける
さては異変か山火事か
果ては噴火か大地震
いえいえ何でもありません
続々生まれるニュースター
森林アドベンチャー施設もできました
愉快な時代になったものだ
ヘルメット姿のパパが宙を飛ぶ
見上げるママの胸には新生児
樹木のてっぺんを見た人は
パラグライダー操縦者か鳥人間か
樹冠観察の学者がそれを見て
彼らはただの森林通過人
小休止もなくアブラゼミ
気温と競って鳴き騒ぐ
何をそんなに焦るのか
やはり地球に変調が・・・・
あなたは少々先走り
セミが鳴くのは平和の証拠
日陰を選んで木の幹で
ジージージーと昼飯作り
陽が昇り陽が落ちるまで
森を揺るがす大合唱
耳を澄ますと輪唱も
秋の気配も忍び寄る
短いからこそ命の本質を想わされますね
蝉に比べれば人間の命は長く見えるけれど、命の本質においては何も変わらないことに気付かされるからこそ――多くの人は土中の蝉の年月も含めて蝉の声に惹かれるのでしょう
最近なぜかちょっと東北なまりの混じる『蝉しぐれ』という歌が無性に聞きたくなることがあり、週に1回くらいは聴いています。
なんでだろう・・・・
たしかに短い命だからこそ、人間にも己と向き合わせるのかもしれませんん。
ところで、 (知恵熱おやじ)さんのお聴きになっている歌というのは『南部蝉時雨』のことでしょうか。
東北なまり・・・・をヒントに探したらこの歌に出会いました。
歌詞の中に組み込まれた南部牛追い唄が、民謡の哀愁を感じさせてくれ好かったです。
大ブレークした楽曲のようですが、僕はあまり知りませんでした。
教えていただき、お気に入りに入れたところです。
ありがとうございました。
時々聴いているのでいつの間にか自分の中では『蝉しぐれ』と思い込んでいたようで、失礼しました。
FBで窪庭さんの詩のdに入れてありますので、お聴きになってみてください。
これからも時々聞かせていただきます。
FB措置、ありがとうございました。