差塩と趣味の世界

故郷 福島差塩の想い出と徒然なる盆栽奮闘記

庭園の美

2009年11月28日 | 旅行記

022 兼六園を、この季に尋ねるのは初めてである。庭園の見事な松などには、ご覧のような雪つりをしていた。大小の枝1本1本に縄をかけられているその様は、技の芸術品とも言える。加賀地方の重い雪から樹木を守るために伝えられた文化、そしてそれらを引き継ぐ庭師の意気込みに感謝したい。

 外国の方も大勢来ていたが、わが国の庭園の美をどのくらい理解できているのであろうか。特に、幾何学模様を主とした庭園の多い西洋人たち、この美しさわかるかなあ。ヴェルサイユ宮殿で感じた私どもとおなじかな。