差塩と趣味の世界

故郷 福島差塩の想い出と徒然なる盆栽奮闘記

粗末な紙幣

2015年02月23日 | 日記

 昨日の「語る会」では、戦前戦後の貧しかった厳しい時代を資料を持ち寄り話し合う。広島で奇跡的に原爆を免れた方は、当時を想い出しイラストにして話してくれた。また、ある方は毬つきやお手玉で歌う「わらべ歌?」をプリントして持参した。内容が具体化し文章化する材料となり、有難い。

 写真は、当時使われた5銭、と10銭紙幣である。軍事物資優先で硬貨の代わりに発行されたものである。5銭の紙幣は、横9㎝7mm、縦4㎝7mmと大日本帝国印刷局製造と厳めしく右からプリントされているが、粗末でおもちゃのようであった。これをしても如何に国が疲弊していたかがわかる。