差塩と趣味の世界

故郷 福島差塩の想い出と徒然なる盆栽奮闘記

かたくり湯

2018年03月27日 | 日記

 狭山丘陵のカタクリ群生地では、今その花を愉しもうと賑わいを見せている。我が家の庭の一隅に生えた2株も朝日を浴びて開花し始めた。花弁を閉じたり開いたりと暫らく愉しめそうだ。

 遠い昔幼かった頃、体調崩し床に伏していると母がよく「かたくり湯」をつくってくれた。今考えると当時、砂糖など貴重品だったのにどこで調達したのか、あの甘いとろみを美味しく飲んだことを想い出す。あれは本物のカタクリ粉だったのだろう。