池のどぶさらいをするとヤゴたちが続々と現れる。その中の羽化した1匹であろうかシオカラトンボの雄が止まっている。ときどき狭い庭をパトロールしては、お気に入りの杭に止まるのである。テリトリーを守るためである。間もなく雌が立ち寄り、産卵行動を見守る姿も見られることだろう。
ところでトンボの姿を見ると想い出す句がある。千代女の「とんぼつり今日はどこまでいったやら」である。学校でトンボ釣りして遊んだ体験からそれぞれ子供なりの感想を述べると、先生から千代女の我が子を偲ぶ句であると聞き強烈な印象を持ったものである。
トンボ釣りして遊んだ旅立った郷里の朋たち、いまごろどこまでいったやら、、などと想ったりもする。
昨日は 10334歩