差塩と趣味の世界

故郷 福島差塩の想い出と徒然なる盆栽奮闘記

コリウスの挿し木

2022年08月15日 | うんちく・小ネタ

 花屋敷のように様々な草花を鉢植えで飾っているSさんから頂いたコリウス、挿し木してみた。10日足らずで発根してくれた。試みに葉ざしもしたところ、これもまたアップしたように見事に根を出してくれた。早速小鉢に植えてみた。コリウスは、大きくなるので成長したら再度植え替えしてあげよう。

 さてさて今日は、シナ事変から始まって大東亜戦争と8年間にわたろ戦争が、敗戦という形で終わった日である。86年の生涯の中でもっとも記憶に残る1日である。

・午前、学校近くの防空壕補強材用の木を切りに上級生とでかける。

・帰ると日本が負けたらしいとの噂を聞く。発信源は部落で唯一の万屋のおじさんという。

・兄が、「そんなこと言うものはヒコクミン(非国民)だ」と言っていたのを聞く

・近所の人々もきて1時(?)のニュースで玉音放送で敗戦を確かめる。

・夕刻、囲炉裏を囲んで無口な大人たちの様を観る。料理の煮炊きは、囲炉裏であったのでご飯を炊く赤々と燃える火を想い出す。悔しさで大きな声で一人泣いた自分がいる。

・母が、赤紙で召集された二人の兄の復員してくれることを口にしたのを想い出す。長兄は,二度召集された。

 

 翌日だったか、敗戦を知らせるためか、日の丸つけた複葉機俗に言う「赤とんぼ」が青い空を飛んできたのが印象に残っている。

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 戦中・戦後のあの悲惨な生活体験を語り合い、一冊の本(湖畔の轍)に収めた老人会の方々、今年も一人またひとりと旅立った。冥福を祈ると共にその意志を伝えよう!!