差塩と趣味の世界

故郷 福島差塩の想い出と徒然なる盆栽奮闘記

早くもアゲハチョウが産卵する。

2024年04月20日 | うんちく・小ネタ

 春、モンシロチョウが見られる初日をもって季節の移り変わりを知る指針としていることもあるそうだが、昨日我が家の庭に早くもアゲハチョウが蜜を求めて舞っていた。蜜を求めるだけでなく、もしや産卵しているのではないかと裏庭の甘夏の木を観る。案の定、芽吹いた幼葉に一つずつ産卵していた。放っておくと孵化し旺盛な食欲で見る見るうちに坊主にされてしまうので可哀想だが駆除することになる。

 それにしても厳しい季節を蛹で越冬し孵化して間もなくこうした産卵行動(しかも幼虫には優しい柔らかな幼葉を見つけてあちこちに産み付ける)が誰に教わることもなく出来る摩訶不思議、、、、すべてはアゲハチョウの生存のために長い歴史の中でプログラミングされているのであるが、これまた摩訶不思議である。

 今度来たら、舞っている蝶にたった一本の我が家の甘夏でなく、野山に産卵場所はいくらでもある。そちらで子孫を、、、と声を掛けよう。