30代の頃、北関東の名刹迦葉山弥勒寺にお詣りに行ったことがある。その際、境内近くで松の盆栽を求めた。その松長いこと愉しませて貰ったが枯死してしまったことは既に記した。
親しんだ松、枯れ木になっても捨てがたく幹を2つに切って、根元の方はオンシジュームを、幹の方には石斛蘭をそれぞれ着生させてみた。
あれから何年経っただろうか。見事に活着し活き活きとしている。その様をアップする。オンシジュームは、株が増え今年も花をたくさんつけてくれるだろう。石斛蘭は毎年花をつけ芳香をたのしませてくる。ともに様々な想い出を共有した松、枯れ木になって爺を愉しませてくれるのである。
在りし日の黒松もアップしてみよう。