寒い朝を迎える。解体される隣家の様子を見るため裏庭に行ってみるとウグイスカグラの小さな花が早くも咲いていたのでアップしてみた。これもまた我が歳時記指標の一つである。
このウグイスカグラは、寒い寒いこの季節、受粉を助ける虫も少ないこの期に両性花をつけ毎年しっかりと実を付けるのである。
ところでこの名であるが、ウグイスが鳴き始めること咲くからとか、ウグイスの隠れ場所だからとか、ウグイスが好んで食べる様子が神楽を舞うようだからとか、いろいろの説があるそうだ。
今年もあの故郷の野山を駆け巡り摘んで食べた体験をできそうである。