差塩と趣味の世界

故郷 福島差塩の想い出と徒然なる盆栽奮闘記

夏枯れ?

2017年08月21日 | 日記

 2鉢ある長寿梅の盆栽、その一つが葉が黄ばみあっという間に落葉してしまった。もしかして天候不順が、、、と心配したがアップしたように緑の新芽が芽吹いてきて一安心、四季咲きの木なので秋には花をつけてくれるだろう。

 昨夕息子たち家族との食事会、久しぶり孫たちとの会話を愉しむ。二人とも素直に成長してくれているのが何よりもうれしい。

{語り部}

イスラム教徒は、日に5回メッカに向かってお祈りするそうだが、それと似たようなことを国民学校時代先生の指示でしたことがある。いわゆる「皇居遥拝」である。朝礼の時間に校長先生の話が終わると皇居のある東京方面に向きを変え一礼するのである。先生が何を話ししたかは覚えていない。

 勿論校門近くにあった奉安殿(御真影や教育勅語を納めてある建物)には登下校時の礼は欠かさなかった。

{語り部のコーナー}は以後随時記すことにしよう


竹やり訓練

2017年08月20日 | 日記

  昨日のアニメ映画「君の名は」、初めて休日の行事ということもあって多くの方々が鑑賞した。評判の映画ということもあったのかもしれない。

 時空を超えたファンタジーアニメが今流行っているようだが、映画黄金時代を愉しんできた世代はついていくのが精一杯かな。

{語り部}

 戦争末期になると、沖縄は占領されいよいよ本土への米軍上陸が現実味を帯びてきた。そこで父たちは「竹やり訓練」を始めるようになった。役場からの命令だったのだろう。隣組の大人たちが集まり、孟宗竹で竹やりを作り、庭の大きなグミの木を敵に見立て突く訓練である。大きな声を出して「ヤッー、ヤッー」とやるのを子たちが見ていたみていた。戦争が終わるまで軒下に立てかけてあったのを覚えている。卵の殻は取っておくように、、、灰を詰めて敵兵になげるから、、なども記憶している。今考えると大人たちはどう思っていたのだろう。聞いてみたいが今はいない。


凶作

2017年08月19日 | 日記

 昨夕、郷里の甥に電話したところ今夏の日照不足と低温長雨でコメの収穫は5割にも満たないという。以前杞憂であればと記したが、現実となってしまった。山背のなせることには、どうにも抗うことはできないと諦めている声に、嘗ての父母の悲しむ姿を想い出した。

{語り部}

終戦とともに下の兄は直ちに除隊したが、長兄は不当にもシベリアに抑留され、数年極寒の地で過酷な労役を強いられ帰還したときは障碍者となっていた。日ソ不可侵条約を一方的に破り終戦直前に満州に侵入してきたソ連軍の仕業である。戦争とはそんなものであろう。

 つづく、、、、。


ユリの仲間

2017年08月18日 | 日記

 カノコユリに続いて遅まきながらテッポウユリも咲きだした。この種は繁殖力が強くこぼれダネで庭のあちこちに生えている。一方山百合蒔いて何年たったろうか絶えるものが多く、残りも元気がない。花をつけるのは何年待つことか。

 さて、明日の映画会で使うDVDを借りに行こうか。人気のある「君の名は」である。早めに借りなくては、、、。

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{語り部}

 儀式が終わると、鎮守の森から約2㎞の道のりを村はずれまで出征兵士を軍歌を歌いながら送るのが国民学校生徒の役目である。篠竹に半紙を巻き付け日の丸を書いた手製の国旗を振りながら「♪勝ってくるぞと勇ましく、、」と歌いながら送った。3番の歌詞に「、、夢に出てきた 父上に死んで還れと 励まされ 、、」とあったが兵士はどんな気持ちで聴いていたことか知る由もない。

 そうして出征した兵士も二度と故郷の土を踏むことがなかった方も少なくない、、、、。つづく

 


異常気象

2017年08月17日 | 日記

  今日は一時的に晴れ間がのぞくというがどんよりとした空模様である。以前記したように凶作の年が現実味が帯びてきた。今朝気が付いたのだがアップしたようにブドウの幹に気根のような根が生えているではないか。それも1本だけではない。雨びたしになり地中の酸素不足が原因か?これも異常気象のなせる業か

 暑くてもいい青空を眺めたい。

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{語り部}

 戦争末期の頃になると村でも出征兵士送ることが多くなった。我が家では、除隊したばかりの長兄には2度目の赤紙(召集令状)、間もなくして師範学校に行っていた兄にも赤紙が来る。その知らせに近隣の方々がお祝い(?)駆け付け励まし、国旗には「武運長久)と墨書し、添え書きをする。それをたすき掛けにし鎮守の森で出征挨拶の儀式、挨拶は鬼畜米英などと勇ましい言葉が飛び交う。神社の前で整列して聞く小学生の僕ら、、明日に続く。


摩訶不思議!

2017年08月16日 | 日記

 息子に買ってもらって長い事使っていたプリンター、故障気味でも使っていたがついにダウンしてしまい、そのうちに廃棄しようと半年も延び延びとなっていたものを昨日処分しようとして(キャノンで修理対応期間終了製品)、、、

 

 CDダイレクトプリンター機能もある愛着のある機なので最後に「もしやっ」と電源を入れたところ故障のランプ点滅せず、、懐かしい画像で試したところ綺麗に印刷したではないか???買いだめして置いたインクも活用できる!!!廃棄しないでよかった。

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{語り部}

国民学校2年生のウタノホンに神国という題で

 ♪日本ヨイ国 キヨイ国 世界デ一ツノ神ノ国

 日本ヨイ国  強イ国 世界ニカガヤクエライ国

とあり元気に歌ったものである。勿論神は天皇陛下である。

 昭和21年天皇陛下は人間宣言なされ、戦後の全く変わった歴史教科書「くにのあゆみ」次のことが載っていた。

「天皇ヲ以テ現人神トシ、且日本国民ヲ以テ他ノ民族ニ優越セル民族ニシテ、延テ世界ヲ支配スベキ運命を有ストノ架空ナル観念ニ基クモノニ非ズ」

 遠い遙か昔の話ではない。僅か70数年前の日本の姿なのである。


8・15

2017年08月15日 | 日記

 溶岩に付けたコケ玉のシノブや日高ミセバヤそして石斛ランたち皆元気であるが、このところの長雨で根腐れしないか心配である。それにしてもわずかな養分を分け合って生きる力は見事なものだ。

 話は変わるが、今日は敗戦記念日である。われわれ戦中派世代にとっては忘れられない日である。あの食糧難の時代、飢える人々は食を求めて刃傷事件の数々を見聞した。生きるのが精いっぱいで誰もが法を犯すことなど日常茶飯事であった。

 しかし、そうした中にあっても当時の食管法を厳格に守り闇米を一切口にせず餓死した裁判官(山口判事)のこと大きな話題となったのを記憶している。

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 コケ玉の話と飛躍があるか、、、。

暫らくは当時のことを想い出しこのブログに記してみようか。


蝉取り

2017年08月14日 | 日記

 定期便様に泊りに来るチビ孫、近くの公園で何回か失敗を繰り返し初めて蝉取りに成功する。その様を室内に放し実演して見せてくれた。よほどうれしかったのだろう。一人でお泊りもできるようになり彼にとっては記念すべき夏となるであろう。

 さてさて今週末には、頑張っている上の孫たちと食事会の約束をしている。忙しくしている彼らに度々会うこともない。久しぶりに会話を愉しもう。

 孫たちの健やかな成長が何にも勝る歓びである。歳のせいかな?


長寿梅2鉢

2017年08月13日 | 日記

 愉しんでいた長寿梅2鉢、アップしたように大きめの木が葉枯れをし坊主のようになってしまった。数本の枝先に青葉数枚残すのみである。年に数回落葉するとも記してあるが、他の木は元気なので水不足が原因かもしれない。日々の管理をまめにし青葉の復活を期待しよう。小さな木の方は今年2度目の花をつけ始めた。

 ところで盆栽は、狭い空間で培うので管理を怠ると大変な事態となる。これまで松柏類や雑木盆栽など萎えていく木々を愛おしく見送ったことか。時々想い出し懐かしんでいる。


天候不順で、、、

2017年08月12日 | 日記

  繁茂が旺盛な門かぶりの藤の古木、今季三度目の花をつけてくれた。伸びた弦を切り詰めると新たに新芽をだし季節外れの花を咲かせるのである。種の保存を命ずるところは樹のいずれにあるのだろうかなどとつい考えてしまう。

 ところで、このところの天候不順で気になることがある。間もなく郷里の方では、稲の穂が花を咲かせる時期である。しかし、日照不足や気温の低下が長く続くと時期を逸して萎えてしまうのである。子供の頃、その凶作で苦労した親の悲しみを目の当たりにしたことが今でもトラウマとなって残っている。杞憂であって欲しい。