さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

軍艦島 過去の残像

2011年07月05日 | 九州シリーズ









軍艦島は、炭鉱が閉鎖になった1974年に、突然無人の島となりました。

渡しの船は大きなものではありませんでしたし、人々が出て行ったのが急だったので、沢山の荷物が放置されてそのまま朽ちています。内部の写真集が何冊か出ていますが、まるで突然人類が死滅したSF映画でも見るような雰囲気になっています。



これは島の一番高いところにある神社です。

大きなコンクリートの建物がびっしり並んだ島では、この神社や屋上が人々の憩いの場所だったのです。狭い部屋を逃れて、開放感のある広場にみんな集まったのでしょう。夏にはござを敷いて寝る人もいたとか。

また屋上は、カップルが人目を逃れてデートできる唯一の場所だったそうです。といっても島の大家族全員にバレバレだったに決まっておりますけどねェ(^益^;