さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

ケビン奈良の家庭風居酒屋へ行く

2011年07月22日 | ケビン来日

 

京都から私鉄で奈良へ行きました。
せっかく関西旅行が始まった日だというのに、雨がシトシト降っていて少し残念。
でも英国では今頃毎日雨が降っていて寒いから、ケビンは全然大丈夫です。
むしろそれが普通w

宿へ向う途中で喫茶店に入りました。
店内ではケビンの好きな80年代のジャズが流れており、「地球の反対側で、この聞きなれた音楽を聴くのはとても不思議な気分だなあ」とご機嫌でした。

そこで50~60代(中には70代も?)の強烈なおばさま軍団が来襲。
              ↓



おしゃべりが激しく盛り上がり、お互い大声で笑い、喚き、ときに叫ぶ
(゜゜)wイイコトデスネ
ケビンは「彼女たちにアルコールは必要ないなあ^^;」などと話していますが、その話の内容はわかりません。ときおりわたしが噴出しそうになるので、ケビンは興味を持ち、しかたなく私が実況中継の通訳をすることに・・・。なにせ2~3グループで違う話題を話しているかと思えば一斉に盛り上がったりもするので、もちろんほんのダイジェストですよ^^;

○×さんがピンクのビキニを着たりするもんだからぁ、スイミングのコーチはずっと目で
追っているのよお~~~!!! (コレ脚色なしですぞ)

(一斉に) きゃああああ~~~~ッハッハッハッハッハァハァ!!!!

△●さんたらぁ、となりに座ったホストに熱い視線でせまっちゃってェ、あれってすごかったわよォ 

いやっはっはぁっはっはぁああああああ!!!

ケビン曰く、「女の人ってどこでも同じだな・・・」



喫茶店での喧騒は何だったのか、泊まった宿は奈良公園のほとり、
興福寺の前にある静かで古風な旅館でした。

ちなみにケビンはそなえつけの冷蔵庫にビール瓶があるのを発見して飲みだす。
しかしなんと大びんをラッパ飲みw(゜゜)w

ケビンが住む街のニューカッスルには地ビールのブラウン・エールがあり、それを地元の人はよくラッパ飲みするのです。しかし日本の大びんはなぁ~(^益^;



夜は居酒屋へ繰り出す。ほとんど英国産のビールしか飲まないケビンですが、
不思議と日本酒はいける口でした。俺が飲まない焼酎もいけることが判明w

テーブルに並んでいるのは奈良産の酒を楽しむ「利き酒セット」。

「つき出し」に味付け玉子か菜の花のおひたしを選べとおかみに言われました。

「俺はどちらもいらんが・・・」とケビン。

英国のパブでは、人は飲むときに料理を食べないし、そもそもパブに料理などないのが基本。

「日本のパブではね、酒をたのむときは始めに小さな料理が・・・」と説明。

ようやく納得してくれて、選ばなければならないとわかった次の段階に入る。

ゆで卵ならわかるが、味付け玉子の説明はむずかしい。

ゆで卵にですなあ、醤油とみりん、さらに丁寧に作ればかつおや昆布などの出汁にだな…

これを読んでいるみなさん、英語で説明することができる人がいたらやってもらいたい
w(゜゜)w

さらに菜の花のおひたしの説明を加え、スタートの時点でわたしはすでに疲れていた
^益^;



メニューを説明しても、ポテトフライと鳥のからあげ以外はほとんどわからない。

キュウリのつけものだって、「キューカンバー・ピクルス」ですぜ。

結局テキトーに頼む。何を言ってもイメージは浮かばないので、食ってみるしかないわけだw

「黒米のおにぎり」は「ブラック・ライス・ボール」ときたもんだ。

しかーし、何を食べても「うまいぞ」という。

一番のお気に入りは「胡瓜の漬物、土佐の一本漬け」であった。

タベモノト ヲンナノヒト セツメイシテモ イミアリマセーン
タメシテミルシカアリマセーン
アワナケレバ アワナーイ
アウトキャ ナンデモ サイコーデース

あ、これ↑わたしの結論でつ(^益^;