美術史博物館の裏に、「ミュージアム・クオーター」という複合美術館エリアがあり、
そのひとつ、エゴン・シーレやクリムトのコレクションが充実したレオポルト美術館
に行きました。
複合施設なので、お目当ての美術館の入り口がどこかウロウロ見回していたら、
親切そうなおばさまが「どこに行きたいの?」と声をかけてくれました。
「レオポルトですよ」と答えると、「私について来なさい」と案内してくれます。「実は
私はそこで働いているのよ^^」ということだったのです。
シーレの絵がズラズラ並んでおりますが、とにかく空いていてゆっくり見られました。
こんな危ない絵、大丈夫なんでしょうかぁ~~(^益^;
クリムトは幻想的で、さらに崇高美を感じさせます。是非本物を見ましょう~^^
日本画の影響を受けたものもあります。印象派でもジャポニズムが有名ですよね。
ところでお目当てのひとつ、シーレの自画像が見あたらない。
出口の近くのカウンターで、入るときに案内をしてくれたおばさまを見つけたので、
そこに置いてあったシーレの自画像のカードを指さして「これはどこですか?」と
聞いてみました。
するとにっこりして「それは今、ブダペストよ♪」ときたもんだ。展覧会に貸し出して
いたのですぅ~。
「ハンガリーまで行って来なさいよ^^」という。
たしかにウィーンから1日かけてドナウ川を船で行けば、ブダペストまで行けるの
です。ハンガリーには良い温泉もあるので、それも来る前は候補地にあげていた
のですが。。。
「ちょっと遠いからねェ~」と言うと、「じゃ今度ね♪」と笑っておりました。
簡単に「今度」って、日本からはものすご遠いんですけどォ~www