さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

青森を巡る旅 1

2013年12月28日 | 東北シリーズ



青森県は行ったことがないので、思い立って4泊5日の旅に出ました。東京からは
飛行機が早いですが、空港のアクセスなどを考えると新幹線とそれほど変わらない。
なので列車を使うことにしました。(弘前の駅には大きなリンゴのオブジェが^^)

   
新幹線で新青森まで行き、そこからローカル線で弘前へ。そこで一泊目。
翌日からはレンタカーを借りて、高速道路で岩手県の八幡平へ。当初は岩手県
まで行く気はなかったのですが、紅葉の季節とあって意外とどこも混んでいる。
十和田湖に連泊できなかったので、八幡平まで足を伸ばすことにしたのです。
次に十和田湖に泊まったあとは、有名な酸ヶ湯温泉。言わずと知れた名湯です。



駅前のホテルから見えるのは「津軽富士」とも呼ばれる「岩木山」。こんな立派な山が
街から見えるのはいいねえ。太宰治によれば、弘前は青森よりも大きく栄えていた
とか。東京からやってきたから、どこに行ってもそう思えるのですが、とにかく人が
少ない。街は大きくきれいですが、歩いている人があまりいない感じ。



便利な「100円バス」が市内を回っていました。アレ充実させれば、買い物など
いろいろ便利になって街が活性化すると思うのですが…。

さてこちらは「弘前城」。なんかちいさっ!「こんなに小さいのがお城なのか?」と
思ったら、実はコレ、「火の見やぐら」なんだってさ!!!

幕府は地方に反乱の拠点となる可能性のあるお城を新築させないようにしていま
した。しかしむかし焼失してしまった弘前城を再建するのはこちらの藩の悲願でした。
そこで考えたのが、「大きな火の見やぐら」。今は北海道となっている北方からの
襲撃を見張るという大義名分で、少しぐらいは大きくて立派な「やぐら」を建てても
いいだろう、と許可を取りつけたそうです。やっぱり「お城」という象徴が欲しかった
のでしょうね~^^



さて夜は「津軽三味線ライブ居酒屋」に行きました。弘前にはこういうのがいくつか
あるのです。生演奏を聴くのは初めて(^益^)b

「三味線」に「津軽」がつくと何なのかも知らなかったのですが、演奏を聴くとすぐに
わかります。「バチ」で弦をはじくだけでなく、犬か猫の皮を張った本体に激しく叩き
つけるのです。なかなかの迫力。

平日なのに席は満員。やはりライブがあるから客も沢山やってくるのでしょうね。
でも演奏をしている間は飲み食いしちゃ失礼かと…。店はどんどん飲んで食べて
クレ、と思うでしょうけどね~^^;

写真はOKかどうか質問が出たところ、「ジャンジャン撮って下さい!」とお答えに
なりました(^益^)b



「じょっぱり」というのがこちらの地酒。方言で「頑固者」という意味だそうです^^