さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

やる気の感じられない秋田民俗芸能伝承館

2016年07月17日 | 東北シリーズ



「秋田民俗芸能伝承館」という堅苦しい名前の施設は、後ろの近代的な建物です。



入るとこのように祭りで使う「竿燈」が展示されており、そのために高い建物を
作ったんだね、とわかります。ま、2~3分見ておしまいですけれど…。



上階に行くと、また別の展示品があります。しかし見事にやる気ないですな。。。
太鼓は「あまり強く叩くな」なんて書いてあったような。



これもイマイチだなー。正面のビデオは、祭りの様子などを紹介するもので、25分と
書かれておりました。だいたいどんなものでも全部見る私ですが、これはどうも
最後まで見られませんでした。



「伝承館」をあっさり見終わると、係員の人が「こちらもご覧ください」と隣の建物へ
誘導。最初の画像の手前にある「旧金子家住宅」です。有形文化財だそうで、こちらの
ほうがずっと見る価値がありました。



ほら、すごいでしょ^^



裏手にある蔵にも入れました。素晴らしい造りで、よほどの豪商だったのでしょう。



イザベラ・バード、秋田のお祭りを見物する

 
バードが久保田を通過したのは7月下旬。ちょうどお祭りを見物することができました。通りは人であふれ、何百人もの子供たちが歩いたり抱えられたり、着物を着て髪には飾りがつけられて、居並ぶ屋台の玩具やお菓子を買ってもらっています。右手は水田が緑の海原のように広がり、左手はトルコ石を溶かしたような青緑色の海、それらの緑の中で久保田の街の灰色の屋根がコントラストになっている。南には深い紫がかった青の太平山がそびえ立つ。夏の太陽は燦々と降りそそぎ、素晴らしい一日です。ようやく梅雨明けだったのでしょうね。

 
そのなかで、遠くのほうに何か高く突き出した物が見えます。巨大な黒い5本の指のような?枝が何かに黒く覆われた木のような??何に似ているとも知れない、ミステリーです。

 目の前では
汚い羊や痩せた豚が見世物になっています。珍しいのです。2銭で首から上だけの女を見せる小屋もあります。インチキ見え見えでも、お祭りでは見たくなっちゃうんでしょう。

 
ここには3万2千人もの群衆がいてバードは圧倒されますが、安全管理に25人の警官だけで十分だということに驚いています。日本の治安は昔からよかったのですねェ。

 
さて一番混んでいるところに行くと、二台の「祭りカー」がそびえ立っていました。先ほどのミステリーの正体です。バードはその神を祀る「カー」の構造を詳しく描写し、稚拙な造りだと思っております。乗っている人たちは「魔性のような」楽器を奏で、それは「地獄のような不協和音」で、「悪魔を退治する者というよりは、悪魔を思わせるようなものだった」とまで言っています。神道の音楽って、そんな印象でしょうね~^^;