「秋田料理 ちゃわん屋」。2階にあり、右手の入口を見て下さい。いかにも
郷土料理、地酒が揃っているという感じでしょう~(=゚益゚):;*.’:;
幸い空いておりました。てか、入ったときには俺ひとり^^;
ま、誰がいようがいまいが、とにかく酒を飲む!
こちら「新政の傑作!!純米大吟醸無濾過 手に入りにくい」ときたもんだ。
旨い! 旨くなかったら、この小さなグラスで2150円わ~~~!
続けて「喜久水」、「飛良泉」、「刈穂」と値段を考えずに飲む飲む飲む!
何せあまり出回ってない純米吟醸だのなんだのが揃っているんだよ!
他に客もいないので、店のおばさま(女将さんではなかったような)から秋田の
町の様子など、いろいろと情報を仕入れる。飲み屋の店員は、地元の情報・歴史に
大変詳しいことが多いのである。
「ところで何が目的で秋田旅行に?」と聞かれ、「酒を飲みにですよ!」と答える。
比内地鶏の肉じゃがである。初めて注文した人は、誰もが「おお!」と感動する。
ちなみに私のあとに入ってきた家族も言ってました^^
こんなんひとりで食べると、あとは何も食べられなくなります。しかたなく、
このあとは「男鹿・北浦のみ生息する」という海藻「くろも」だけを食べたのでした。
飲み過ぎたので、この日は2軒目のバーに行けず。。。
イザベラ・バード、結婚式に招待される
バードは久保田に滞在中、泊まっていた宿屋で結婚式があり、参列するように招かれます。彼女は着物を着せてもらって、珍しい体験をすることになります。通訳のイトウは呼ばれなかったのでぷりぷり^^;
祝宴が始まると、お膳に乗せられた様々な料理が出されます。そして花嫁の手を引いてきた二人の女の子が、酒の入った三つのカップ(盃のことでしょう)をお盆に乗せて回します。客たちは「福の神」が底に出てくるまで飲み干すことになっている(盃の底にお多福の絵が書いてあるのでしょう)。
花嫁花婿が出て行って、違うドレスに着替えて出てきます(お色直しでしょう)。そして古い漆塗りのお盆が出てきて、三つの酒のカップ(盃)が乗せられており、花婿花嫁、それぞれの両親が三度飲んで、また盃を渡して三度飲んで…。
みなさんおわかりでしょう。「三々九度」です。チョッチョッと口をつけて、小さな盃をあけているのです。でもバードの表現を読んでいると、花嫁も含め、全員が「カップ」に入れた酒を何度も何度も「飲み干している」と書いてあります。さらに宴会は延々と酒の席であり、飲むことが「結婚の儀」をなしていると書いてあります。
日本人は、老若男女を問わず、よほどの酒豪ぞろいなのだと思われちゃいますよねー。