さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

男鹿駅からバスに乗る

2016年07月23日 | 東北シリーズ



男鹿駅前をぶらついてみると、人も見ないし店らしいものもない。しかしこんな
立派な建物があったぞ。左には蔵だ。素晴らしい入口。そして縦長の窓。



おお?「森長旅館」。これは「ホテル諸井」よりはるかに素晴らしい建築だ。
いまネットで検索してみたら、どうやら文化遺産のようですね。



裏のほうです。ちらっとだけ内部が見られました。のぞき?(^益^;



手の込んだガラス。そして木の枠。しみじみ見てしまいます^^



「シーガール」って、一瞬"seagull"(カモメ)と思ってしまいましたよ。
"sea girl"で「海の女」なのね。



待合室に貼ってあったポスター。そぉ~か、秋田の海岸で失踪した人たちは、
北朝鮮に連れ去られた可能性があるわけですね。もし来ていたら、船ごとつかまえ
られたらねェ。しかし「昭和35年」とかいうのもある。50年以上前の写真を
はってもねー。

右の「指名手配」の人たちも、なんか俺が子供の頃から見た顔だなー。何十年も
経ってたら全然わからないでしょー。オウムだって警察署に出頭してきたやつを
警察官はなかなかわからなかったんだからw



さてバスが来たよー。ちっちゃ(^益^)w



お二人の老人も乗りました。スタート!



おお~。鉄工所の建物、そのまま博物館入りだよねー。「明治村」とか「北海道
開拓の村」みたいなところに?



「ドジャース」というスーパーがありました。マエケンが行ったチームの名前が
「ロサンゼルス・ドジャース」ですね。「ドッジ・ボール」ってあるでしょう。
"dodge"って、「ひらりと身をかわす」という意味です。ロサンゼルスには路面
電車が行き交っています。市民はいつもよけて暮らしているので、「ドジャース」と
いう名前がついたのです。

なのでスーパーにつける名前かなーw

それはさておき、ここの前にある停留所でおばーさんが何人も乗り込んできました。
みんな山盛りの買い物袋を両手に抱えています。重くてステップを上がれないので、
私が荷物を受け取って席に運んであげました。(閻魔にアピール1ポイント追加)

おばーさんを何人も乗せたバスはいきなりにぎやかになりました。しかしその方言は、
最初ブラジル語だか南アフリカ語に聞こえましたぞ。おばーさんたちはしばらくバスが
走るうちに、ひとりふたりと荷物を抱えて降りてゆきました。このバスは生活必需品
なのですね。なんだか小説に出てくる場面のように、最後には私はついにひとりに
なったのでした。