さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

真岡を散策する

2020年08月12日 | 関東甲信越


さて真岡の駅からスタート。しかしあの汽車の形をした巨大な駅舎はすごい。ローカル線
は日本中で息絶え絶えだが、ここは余裕があるのか~。


朝から長い電車に乗ってきたので腹が減っている。まずは駅近の餃子屋さんへ。
宇都宮はわりと近いというわけだな。

中は距離を空けて座らせているので満席。入り口では「アンメルツヨコヨコ」みたいので
熱を測られ(ピストルを額に当てられているような気にもなる)、消毒液を手にゴシゴシ
やらされ、注意書きには「せきをしたりくしゃみをした場合には出て行ってもらいます」と
書かれた注意書きを読まされる。「了解しました」と確認の上、中に入れてもらえます。

いまやコロナ感染の震源地になっている東京との温度差よ!東京の繁華街では、あちこち
3密で営業しています。居酒屋、食堂、ラーメン屋、喫茶店、もうみんなぎっしりして
ワイワイだ。だから感染者は増えているのね~。しかし1400万人住んでいて、毎日200人
とか300人とか?気にしてたら生活が制限されてうんざりだ。どうやらインフルエンザより
ずっと危険も少ないみたいだし、といったところがほとんどの人たちの感覚でしょう。

しかし田舎は違う意味で厳しい。茨城の真岡ですよ。いままで感染者出てるの?かかったら
バタバタみんな死ぬとでも思っているの?昨日のニュースで、検査をして陰性とわかった
人が東京から青森に帰省したら、近所の人から「帰れ」と罵倒の言葉が書かれた手紙が
投げ込まれたとか。コワイのはコロナじゃありません。感染者を探し出して吊し上げて
集団リンチにしようとしているハイエナのような連中です。

というわけで、こんな田舎の真岡でも異様にピリピリしているのは、コロナという病気が
恐いというよりは、「感染した場合にどんな目に合うか」という「人災」のほうでしょう。


外は灼熱なので、まずはビールを飲むが、ひと口で減ってしまう。ところで昨夜は
あんまり暑いから寝るときにクーラーをつけっぱなしにしてしまい、朝には鼻水が出る。
んでここで、ついくしゃみが出てしまう。マズイ!幸い「出て行け」とは言われません
でした^^;


モリモリ食ったら鼻水も止まったよ^^;


線路を渡って旧市街のほうへ向かいます。


マンホールはSL、木綿づくりの街、そして特産品の苺でした。


この奥にある「金鈴荘」を見物しようと思っていました。明治中期に、岡部呉服店2代目
岡部久四郎氏が建てた立派なお屋敷だそうです。


おお、立派じゃないか~。入り口というか、受付はどこだ?


人はいないし(昼休み?)、なんだか機材があちこちに置かれていて変な雰囲気だぞ?


庭は素晴らしい。


なんだか大人数で作業中、それが休憩中という感じ。とても入れる空気ではない。

というわけで「木綿会館」のほうに行ってみると、「金鈴荘」は現在「都合により休館」
ということでした。大掃除でもしてるのか?その木綿会館のほうも半分は閉じられていて、
展示室は閉まっており、手前の土産屋だけやっているのでした。

ちゃんちゃん!


しかたねーからあてどもなく街を彷徨う。


酒屋さん、郊外の大型店がのさばるようになってから厳しいが、ここは多角経営で
頑張ってるんだなあ。