真壁の町の散策は、「真壁伝承館」からスタートだ。ここは観光案内所にもなっていて、
町歩きのマップなんぞが手に入るらしい。
ここは複合施設で、「本部」「まかべホール」「歴史資料館」「真壁図書館」があり、
見たいのは「資料館」である。入り口には「受付をして下さい」と書いてある。
しかし入ったすぐ横にあるブースには誰もいない。係員は中にいるのか?
入ってみても、誰もいない。さて展示物を見る。真壁の産業は綿です。それにかかわる
道具や、お決まりの発掘された遺跡などが展示されていました。
呉服屋さんの「商売繁盛双六」。こんなのは見ていて面白い。
資料館の規模はとても小さい。展示物を眺めていたら、係員のおっさんが入ってきて、
怒った声で「受付をして下さい!こういうコロナのことがあるんですから!」と叱責。
受付をせよ、というのは入り口の掲示で見たが、その入り口のブースに人がいなかった
じゃないか。あとでわかったが、違う建物にある本部で受付をせよ、ということだった。
そっちでやれ、と書かなくちゃわからんだろう。
しかしもう頭ごなしにしかりつける口調だったので、何も言う気にはなれなかった。
こういう小役人(?)が上から目線なのはありがちだなあ。フザケンヂャネーヨw
狭い展示室、入り口は自動ドアなので何も触らず、誰もおらず、ぐるりと回って出る
ところだったのに、至近距離で「これを書け、住所名前電話番号!」と指示され、紙と
鉛筆を手に取って書き込んで渡し、やたらに接触機会が増えるのがあほらしい。
残りの展示室を見ようと思って戻ったら、最後の部屋はカラの棚だったw
ちなみに隣の図書館もちょっとのぞいてみたら、ふたたび紙に住所電話番号名前を
書かされ、もう一度消毒液で手をゴシゴシさせられた。型通りの作業の指示に忠実
なんだろうが、なんだか不愉快なところであった。
少し歩くと、駅の跡がありました。公園になっているのです。ここで初めて、この町に
ローカル線が走っていたのを知りました。元プラットホームに生えている木の大きさが
廃線になってからの年月を感じさせますね。
言われてみないと、もと線路があったなんてわかりません。
おお、保育園の文字が年輪を感じさせるではないか。
さあて町の中心部を歩きます。ここには伝統的建造物群保存地区があり、そこには
102棟もの登録有形文化財の建物があるんです。
こんな感じだ。江戸時代から明治大正昭和に建てられた様々な建物が文化財になって
います。一覧をもらったのでひとつひとつ説明はできますが、面倒なので画像だけ
これからアップしてゆきます。
なにせ102もありますが、集中しているし、おおかた見ることができましたよ。
緑のトーテムポール、草がびっしりなのは電柱らしいですね。
これはすごいぞ。いったい何年放置されているのでしょうか~。立派な建物だったのに
ねえ。重要文化財だったら、メインテナンスに公金が出そうなもんだが?