さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

茂木を彷徨う

2020年08月18日 | 関東甲信越


駅前からの通りを少し歩くと、かき氷屋さんがありました。何せ真夏日なので、
寄っていくことにしました。


おお?明治時代からかき氷をやってたの?ただ店が明治創業で、かき氷は別か?
内部は田舎の民家仕様で、じっちゃんがひとりでやっていました。


いちごは凍った果肉が入っており、練乳も旨かったぞ。「しきり」でいかにも形式だけの
アクリル板がテーブルの上に乗っている。「ほとんど意味ないよなあ」と笑ったら、
じっちゃんも笑って「いちおうやってるだけで、役所が費用を払ってくれるからさ」と
言っていました。このプラスチックの板、大変な特需ですよねェ。そのうち全部うち
捨てられるのでしょう。全国でプラゴミをなくそう、ってやってるのになあ。


「●×町 観光」って検索すると、特に何もないようなところでは必ず神社が出ますね。
あと道の駅も出る。わざわざ観光で行くのか?


ここは老舗旅館だったようです。閉めてるのはもったいないなあ。


靴屋さんねえ。そういえば、ニュースで「運動靴が盗まれた」というのを見て、
「他人の運動靴なんてはきたくないだろ」と思ったのですが、ブランドものの中には
数十万円するやつがあるとか?


おお、立派な食料品店。この言葉自体がすでに死語になりつつあるよねェ。


川に行きついたら、これでもう町はずれか?こんなんで町歩きは終わりかな?


お、図書館がありました。ちと覗いてみましょうか。


これが意外にも立派! 建物だけではなく、多岐に渡る専門書や古典などが並んでおり、
その蔵書のセレクションが充実しているのに驚きました。図書館で働く「司書」って、
大学で特別なコースを履修して得られる専門的な資格です。どんな学校にもそういう
本を扱う専門家がいたものですが、近年は経費削減で、どこも派遣のアルバイトになって
いるようです。嘆かわしいことですが、ここ茂木の図書館では、しっかりとした専門家が
管理しているようです。財政を管理する議員とか役人って、中身よりもハコにこだわり
がちですが、ここはきちんとしているようです。


というわけで、真岡鐡道に乗って下館に帰ります。


お、何かの工場がありました。十代の頃、こういう工場で働くのだけは嫌で、ホワイト
カラーの職に就きたいな、と思ってそうなったわけですが、いまになってみると
こういうものつくりの仕事もいいなあ、と思ったりします。


下館に帰ってきました。しかしなんだこりゃあ。おそらくはおじさんたちばかりの
お偉方会議で採用が決まったのでしょうねえ。