さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

函館 雨の一日

2023年10月23日 | 北海道シリーズ


函館は2泊。十字街のホテルを出て、今日は湯の川温泉に泊まります。この2~3月に
たっぷり滞在したところだから、いまさら観光でもないし、ホテルのチェックアウト
から次のチェックインまでどう過ごそうか。まずはベイエリアの土産屋さんで、
小樽のなじみの酒場に持っていくお菓子などを買う。青森では特にいいものなかったし。


この日は雨の予報。雨雲レーダーを見ると、10分後に降るようだ。するとぴったり
10分後、雷が鳴って、次には函館山に稲妻がビカッと落ちたぞ!


店の横で、アジア系ガイコツ人が団体で記念撮影をしていました。「はいはい
並んで~~。1、2~の~~」なんてやってたら、突然雨が降り出した。それも
いきなりのどしゃ降り! うわ~~~!っとみんな屋根の下に避難。


路面電車に乗って、松風町にやってきました。「函館ラーメン 鳳蘭」の塩ラーメンを
食べようと思ってやってきたら、マップには「営業中」なのにやってない!
しかたなく近くの「函館麵屋 四代目」に入りましたw


むむ、なかなか旨かったぞ。やっぱり函館の塩ラーメンは、この澄み切ったスープが
とっても美味しくないと~^^


おう、雨が止んだぞ。函館山の頂上が見えている。旅行パックの団体客は、もう
スケジュールが決まっていて、上には30分しかいられなかったりします。という
わけで、雨だろうが雪だろうが何にも見えないときだって、やってきては帰って
いきます。さっきは大雨だったけど、いまいる人たちは喜んでいるだろう~。


ネットで調べたら、「シネマ太陽函館」で、ちょうど昼にジブリの新作「君たちは
どう生きるか」をやっているではないか~。このところ旅行先で映画館に行きます。
岡谷スカラ座、伊那旭座、いつも数人いるかいないか、俺ひとりのときもあります。
このときは4人くらいでした。ちょっと贅沢な気分になれます^^

前宣伝がなかったので、タイトルからして吉野源三郎の小説の映画化なのかわかり
ませんでしたが、内容は宮崎のオリジナル。「わかりにくい」という感想が多い
らしく、また監督もそういうふうに作ったと言っていたようですが、別に難解だとか
変なストーリーだとかは思いませんでしたよ。もともと「文明」とか「善悪」とか、
割り切れない問題を描く監督ですしねェ。


湯の川温泉でたっぷり温泉を堪能して、夜は近くの食堂に。長年通った居酒屋
「かなざわ」が閉店してしまいました。地元情報では「かなざわロス」が静かに
広がっているそうだ。


でもここも悪くない。酒場じゃないけど、こういう日もあっていい。

ホテルのバーは、前回愛想のあまりよくない人だったので、やめておきました。
しかしたまたまその閉店時間にフロントを通ったら、何やら素敵な女性がバーテンダー
の格好をして引き揚げていく姿を見かけたので、こりゃあ後の祭りだ!と残念に
思ったのでしたw でも次回の保証もないぞ?