「あおもり北のまほろば歴史館」という名前に惹かれて、青森駅から歩くこと20分
ほどでやってきました。街はずれの街道沿いにあります。右に展望台、左の体育館の
ような建物が展示館でしょう。例によって歩いて来ることがほとんど想定されておらず、
建物をぐるりと回って裏の駐車場に出てようやく入り口がある。オイオイw
入ると「右の展望台に先に登るか、左の展示室か、両方ご覧ください」と案内を受けて、
まず展望台に上がりました。さっき橋の上から見た景色と変わりません。明日行く
下北半島が見えました。しかし展望室は暑い。。。 だぁ~れもいないのに冷房を
ガンガンつけるのはもったいない気もするし、そもそもこんな北国で30度超えなんて
あまり想定されていないからなあ。というわけで、写真を撮ったらすぐに降りましたw
体育館みたいな展示室です。例によって北前船の模型。その右に大きな扇風機がある
でしょう?あれがワンワン回っていて空気をかき回していました。その前に立って
しばらく涼む (;^益^A
むかしの道具が並んでいました。広い展示室だから、余裕を持っての配置^^
コレ系はだいたい所狭しとぎっしり詰められているのが定番ですが。
これも広いから並べられる。むかしの看板がずらり。
「浅田飴」は古いんだなあ~。
「看板を背負って・・・」という言葉が残っているように、むかしの商人にとっては
看板はとっても大事なもの、だから立派な造りですよねェ~。
むかしの生活道具。ちと雰囲気の出ない展示だよねェ。広くてきれいで整理されすぎ?
手前はトコロテンだとすぐにわかりますよね。奥は? 大根をザクっと切る道具です。
雪深い地方には、長い冬にそなえての漬物文化があります。大量のたくあんを作って
いたのでしょうね。
そういえば、とある旅行会社が「体に悪い青森旅行を味わう」といった企画を出した
のが話題になりましたね。漬物などしょっぱい塩分摂り過ぎの地元料理を食べ、
脂っこいラーメンを食べ、重労働の雪かき体験をするとか。わりと人気だったとか?
津軽海峡沿岸の漁船が大量に並んでいました。コレざっと見て3分? まもなく街巡り
バスの「ねぶたん号」が1時間に1本でやってくる。外は日差しが強くて暑いから
それに乗りたい気もしたが、せっかくここまで歩いてきてそそくさと出るのも嫌だ。
時計を見てせかせかするのはよそう。結局のんびり見て、出る数分前にバスは行った。
人力車と乳母車。当時は高級品です。でも雪が積もった季節には使えなかったよねえ?
さてさてまだ昼飯を食べてない。街はずれの住宅地で、時間も昼時を過ぎてしまった。
選択肢が無いなか、歩いていたらモスバーガーがあった。外の看板にメニューがある
ので、どれにしようかな、と見つめていたら、突然その看板から「いらっしゃいませ!」
と声が出た!!!! w(´⊙ω⊙`)w
そりゃ驚くよーwww そこはドライブスルーで、車を止めて看板を見ながらスピーカー
で店員とやりとりして注文するところだったのです。俺は車に乗らないし、なので
ドライブスルーで注文したこともないわけだ。中のおねいさんは、俺が歩行者だと
わかってなかったってことはないよねー。歩いてるやつがそこで注文することはない
よねー。ま、そういうわけで、店内に入って久しぶりに米国風の食事をしたのでした。