ゴールデン・サークルという、アイスランドでもっとも人気のある観光スポットがある。Gullfossという氷河の中の大きな滝、初期の移民らが地区の代表を選出して定期的に議会を開いたという平原(人類初の代議士制国会である)、そしてGeysirという間欠泉だ。この3つを見て回る一日バス旅行に参加する。
予約をすると、ホテルまで迎えに来てくれるのである。様々な国から来た観光客がおり、中には日本人母娘二組もいた。総勢20人程の団体ツアーである。バスは凍りついた平原、白く雪に覆われた山並みの間を走ってゆく。道はカーブが少なく、道路はスムースで車はもちろん少なく、実に快適なドライブである。
まずは温泉の熱を利用した巨大な温室に行く。熱帯植物、バナナまである。「北極圏に驚きだろう!?」とガイドは自慢げに言うが、日本人にはさして珍しくもない(^益^;ここは観光地化しており、お土産屋さん、ゲームコーナー、スナックコーナーなどがある。ひとりで来ていたオランダ人に話しかけられ、タバコをねだられる。少々調子のいい奴だ。その後も続けてねだられそうだったので、後はできるだけ離れて無視した。
バスは山を登り、ついに氷河の地域に入り、Gullfossの滝に到着した。横なぐりの雪が冷たい。いや、雪というより水煙が凍ってみぞれとなり、それが強風に吹かれてぶつかってくるのである。ものすごい規模の大きな滝だ。水量は莫大で、激しい音をたてて水煙を上げている。とても生物のいる所ではないな、と思う。まわりの荒涼とした雪原といい、この凍るような滝といい、まるで太陽系のはずれの、暗い惑星に辿り着いたような気になる。
ゴウゴウと音をたてております。落ちたら一瞬で死ぬなー、と考えるw
ちっこい人の姿にビックリ
あそこまで近寄って、大丈夫なのか・・?
さきちさんも至近距離っぽい撮影はきっと命がけ、謝謝ネ
溶岩のまっくろい風景とこの白さのコントラストは、なんて鮮烈ナノ
画像に小さく人が入っていて、この景色の壮大さがわかりますよね。あまりにも圧倒的なすごさでした~(^^)w