次の目的地、間欠泉に着く。食事の時間も入っているので、1時間半の休憩である。パンフレットや絵葉書にあるドーンと数十メートル吹き上げるやつは、日に4回ぐらいしか爆発しないとガイドが言う。時間も当然不定期らしい。どのくらい続くのか?と聞くと、笑いながら「そりゃ数秒だよ」と言う。ギエ!そんなん見られるわけないじゃないか。ズルイな、と思う。20メートルぐらいの奴は数分おきらしい。到着するときに、バスの中からも見えた。ほとんどの人がバスを降りて間欠泉へ向かった。
俺はレストランが空いている間に食事をしようと考える。2軒あり、ひとつはドライブインのような所で、ひどくまずそうなホットドッグを出していた。例の調子のいいオランダ人が食っている。迷わず別のほうに行くと、これが高級ホテルのレストランであった。バイキング料理もありますよ、ときれいなおねえさんが案内してくれて、料理を見ると大変立派だったので、それに決める。
アスパラガスのスープ、スモークサーモン、ニシンのマリネ(これが大好きだ)、スモークポーク、サラダなどを取る。食べ放題にしては若干少なめにした。英国では、食事があまりにひどく、昼に残したサンドイッチを夜に食べて一日をすませたり、もともと小食なところをますます少ない量しか食べないので、胃がかなり小さくなっているらしい。昨夜のレストランでも旨そうな前菜は注文するのをあきらめ、それでもお腹がパンパンになっていたのだ。でもここでは食後にチョコレートケーキ一切れとコーヒーも飲んだ。それでもわずか2,500円あまりであった。食事の密度が濃い旅行だとしみじみ思う。
食後に間欠泉を見に行く。途中ブクブクと噴出す温泉の穴をいくつか見る。九州の普賢岳を思い出した。そこには温泉がボコボコと沸き立つ「大叫喚地獄」というのがあったなぁ。さて間欠泉は、数分おきに吹き上げる。クレーターの中の水溜りから不定期に飛び出すのである。写真を撮ろうと構えているとなかなか出ない。時間で計っても、10秒後に出ると思えば10分以上も待ったりするのだ。ひたすら待って、数回は見た。まず池の水面が少々へこんだと思ったら持ち上がり、丸く膨らんでドカン、と噴出し、あとはキノコ雲になる。なかなか楽しい。
バス旅行では何度か景色のいい所で止まり、写真を撮ったりした。平原の国会は、どこを指すのかよくわからなかった。まあただの平原だからいたしかたなし、か。ガイドによると、アイスランドはアメリカ大陸とヨーロッパ大陸のプレートの断裂する所にあるらしく、大地の裂け目がある。年に2cmぐらいずつ離れてゆくらしい。中に水が溜まり、そこに観光客がコインを投げ入れる。どこでも人のやることは同じですなあ。きれいな深い水のなかにキラキラと無数のコインが光っていたゾ。
ボウン!と吹き上げる間欠泉。なかなかの迫力(^^)b
これが吹き上げる穴ですたい。しばらく見ていると、ぐっとへこんで、ボウン!w(゜゜)w
そしてキノコ雲・・・。
これを撮影するために、ず~~~っとカメラを構えていなければならない。
こんときゃ動画の撮影できなかったから残念。。。
これがヨーロッパ大陸とアメリカ大陸を分ける大地の裂け目だとか…。( ゜Д゜)y-~~
投げ込まれたコインがキラキラ…(^益^;
日本も大陸とくっついてたって、産み落とされた子供なのカモ
間欠泉は高温のしぶきの心配ナイの?これもド迫力だねぇ
さきちさんの食のこだわりを聞いてると、高級さには相手(国)のもてなす心が代表され込められていることや、客はそこで惜しみなくお金を使うことでやっと触れられると気づかされるヨ
おなかのリッチは心まで豊かにするのカモ
水の色、すごく綺麗
間欠泉は、ほとんど真上に吹き上げて落ちてゆきます。熱湯がかかってくる心配はありませんでしたよ(^益^)b
英国に住んでいると、安くもないのにまず~い食事ばかりなので、ここぞとばかり旨いもん食べたかったんですよォ^^「惜しみなく」というよりは、「ささやかな贅沢」ってとこだったですけどねェ(^益^;