さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

ロブスターのフルコース 10

2010年05月01日 | アイスランド

 夕方にバスはレイキャヴィークに戻り、宿に帰る。そしてまた近くの温泉施設に行った。一日バス旅行のあとなので、やはり大きな湯船に浸かりませんとね。宿のおばさんが翌日のホエールウォッチング、木の船に乗ってクジラを見るツアーに問い合わせてくれたが、なんとそれは気温の上がる観光シーズンだけ、5月からなのであった。その他のツアーも冬には少なく、明日の予定が決まらない。翌朝一番でインフォメーションに行くことにした。
 
食事は昼もゴージャスだったのだが、まあ折角の滞在だからと、また別の高級レストランでロブスターのフルコースを食べる。1パイントのビールをまず飲んだのが失敗だったかもしれない。昼に立派な食事をしたので、最後には苦しくなってしまった。前菜にはエビの冷製、繊細な作りであった。その後のロブスターのスープ、これが絶妙だった。クリーム系のスープに、ほんのりと焦がしたロブスターがゴロゴロ、この味のバランスが実に良い。しかし飲み終えたところで、腹は9分ぐらいになってしまっていた。
 すでにここで終わっても大満足なのである。そしていよいよメインのロブスターのグリル。これがなんと6匹だ!真ん中にはパスタがあり、その上に6角形のパイが乗っており、真ん中の空洞にはこれまた角切りのロブスターがクリームソースにからまれて詰まっている。フルコースでいったい何匹なんだー。小食なのが惜しまれる。残り2匹で力尽き(バスタやパイは初めから諦めていた)、肉体的、精神的にも苦しみつつ残すことにした。こっ、この料理を残すとわ!
 デザートはチョコレートアイスクリームにホイップクリームが乗っており、ベリーのソースと共にイチゴが幾つか添えられた大きなもので、これまた完食できずに涙のリタイア。この後ホテルのベッドに横になり、2時間ほどまるっきり身動き出来なくなったw
 
 
この夜は快晴、星や月がきれいに見えていたのに、オーロラは影も形もない。深夜1時頃に外に出たとき、上を見上げていたら通りかかった青年が何を見ているんだろう、と一緒に上を見る。そりゃあ怪しげですよねえ。UFOでもいるのかと思ったかもしれない。「オーロラが見えないかと思っているんだよ」と言うと、「暖かすぎてダメだろう」と言っていた。
 快晴なら絶対に見られると思っていたのに、記録的な暖冬とは!どおりで深夜に外に出ても顔や手がしびれることもない。北極圏の冬だというのに、気温は普通の雪国程度なのである。



アイスランドの大平原。夏にはあんな山に登るのもいいかもしれないねェ(^益^)b


火山の爆発で出来たカルデラ。



2 コメント

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半身なら・・ (ゆくえ)
2010-05-04 19:18:25
ロブスターはねっ、ステーキハウスで半身のなら食べたことアル半分ダケッグラタンになってて食べやすいやらショボイやら・・
それがフルコースだなんて残すだなんてっもう絶交でぃっ
人工物のない雄大な景色はほぉっと見とれちゃう貫禄あるネ
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お残しは…(´;д;`) (さきち・)
2010-05-04 22:19:22
フルコースを非難されるのはしかたありません(^益^)
お残ししてしまったのは…、本人が一番辛かったんですぞっ(T益T)
あーいま食べたひ^^;
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